Qoonie の あんてな日和

日々感じたこんなことや、あんなこと。つらつら書いていこうと思います。

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muguet YouTube Channel
ソプラノ歌手木村はる奈とQoonieによるユニット

Free Style Group THE ENTERTAINMENT
Mr.kazzsoul率いる音楽集団。絵本×歌企画で参加させて頂いています。

<Release>
2018.04.25  Qoonie 幻標本箱

MKNR-9004 ¥2,500+税
全作詞 松井五郎 全作曲 Qoonie

(郵便振替)

(クレジット、コンビニ支払可)

配信終了しました。

2020-12-02 13:36:09 | Weblog

11/15のライブ、改めてありがとうございました。配信も昨日で終了。たくさんの方に試聴して頂きました。(最終人数はまだ確認していないけれど)初めての配信。そして20年前祝いライブ。たくさんの方にお祝いして頂いた気分です。

本当にありがとうございました。お花も頂きまして。とても嬉しかった。小さな女の子がステージまで花束を届けてくれました。

ライブの内容を書くのは配信終わってからにしようと思っていたので、思い出しながら書いてみようかな。もう2週間前だもんね。いやぁ早い、時が経つのは。気づけば明日からは12月だもの。毎年焦るこの時期。なんでしょうね。皆さんもそうなのかしら。

この日は、サポートメンバーの皆さんのではけの事もあり、セットリストは結構考えましたね。

あと、こういった記念のライブにしか出来ない曲やろうと考えていて。以前中学生のアイドルグループさんに提供した楽曲を歌うことにしました。青春真っ只中の曲。当時20代だった私ですら少し照れ臭くて、一度も歌った事がありませんでしたが、もういい年です。笑。いい意味で開き直り歌えるました。他の曲との前後の関係も難しく、登場してから早速2曲目に歌いました。

BrandNewWorldというグループの「ピリオド.」という曲です。良かったら聞いてみて下さい。こちら

あと、カバーとしてJoni Mitchellの「All I WANT」に挑戦。ジョニの曲は以前一人で「Blue」は歌ったことありましたが、今回はギターのオバタさんがいてくれますから自分では絶対やらないであろう曲をセレクト。

自身の楽曲としては、それこそデビュー曲「そばにいてあげる」から2018年にリリースした「幻標本箱」の楽曲まで本当に20年を振り返るようなセレクトにしました。

今回は何と言っても嬉しいサポートメンバーの皆さんがいてくれるので、とても心強かったです。

ギターのオバタコウジさん。

ベースの宮野和也さん。

ドラムの小林秀樹さん。

20年を振り返るには、正直曲だってまだまだやりたい曲が沢山。だし、懐かしい話も色々していたい。でも、今回のように、素晴らしいミュージシャンの方々と一緒に奏でられるようになった、そこにこそ、20年の重みを感じています。

時々、一人で歌いながら弾くって凄いよね、と言われる事がありますが、正直、その方が楽チンだったりします。テンポだって好きに変えられるし、少し歌に入りにくければ、イントロを長くしてしまえばいい。その時の自分の気分で強くも弱くも出来る。それはもう、自由なんです(もちろん、ガッツリ決めて演奏される方もいます)。なので、色んな楽器が加わりアレンジが広がる分、その経験の少ない私にとっては、サウンド感を同じ方向へ、一つの方へ導く事が難しくもあり。だからそこが今回また勉強になったし、あえてそこに挑みたくなった20年ライブなのでした。

この日の本編最後には女優でもあり、作家でもある中江有里さんに書かせて頂いた楽曲「名前のない海(作詞松井五郎 作曲Qoonie)」を歌わせて頂きました。

中江さんが歌手活動を再開されるキッカケとなったと仰るこの曲は、私にとってもとても特別な曲。胸いっぱいになりながら、松井さんの言葉一つ一つを噛み締めながら歌いました。

実は当日中江さんは会場にまで足を運んで下さり、素敵なお花まで頂きました。HPのMUSIC REPORTでも書いて頂き、とても嬉しかったです。→コチラ

12月16日に、中江さんの「名前のない海」が配信リリースされます。優しくて、でも力強い芯のある声で歌ってくださっています。ぜひお聞きください。→コチラ

私は歌を歌う事と歌を作る方と、どっちかを選べと言われれば、間違いなく後者を選びます。きっとそれは20代の時から言っていた気がします。歌うのはもちろん大好きで、だから歌手になりたくて上京したわけですが、自分より上手な人は沢山いる、と思い続けていたのも事実。おまけに自分が作った歌を、自分とは違う声や表現で歌ってくれることに、とても喜びを感じるのです。

20年経った今、誰かと比べるのではなく、自分らしく歌っていきたい。そして、もっと歌が上手になりたい。

そして、曲や詞を書き、誰かに歌ってもらいたい。

そして、いつかセルフカバーしたアルバムを出したい。

この歳になっても欲張りな夢が沸々と出てくることに自分でも驚きます。

だから、これからも歌い、作っていこうと思います。

アンコールで歌った曲「きみとダンスを」は、息子が生まれた時、なかなか寝つかない夜、抱っこしてゆらゆらしていたら、何だか一緒に踊っているみたいだと思ったことを思い出して書いた曲です。まだ赤ちゃんの頃、悲しいニュースが多すぎてとても聞かせたくなくてテレビを点けられなかった、そんな事も思い出しながら。

この世界には残念ながら美しいものばかりじゃない。だから辛い事も悲しい事もきっと君に降りかかる。でも出来るなら美しいものだけをみていられますように。そんな気持ちの歌です。

今はコロナ禍で色んな事が厳しい時です。2021年の年明けを、どんな風に迎えるのかとても不安になりますが、美しい世界をまたみんなでみられるように願います。

皆さんの心は折れずに、どうぞ日々過ごして下さい。

このような状況の中、お越しいただき、配信でご覧いただき、本当に本当にありがとうございました。

20年、ありがとうございました。