寒い夜です、こんばんは。もう、すっかり前になってしまったのですが、10/23の収穫祭のこと、まだブログに書けてませんでした。もう本当に時が経つの早いわー。
今回、ご縁あって取手市のまんまる農園さんで開催される収穫祭で歌わせてもらってきました。会場入りすると、どこかからかとってもいい香り。畑の真ん中近辺にキッチンスタジアム的なものがあって、どうやらそこからのよう。ざっと辺りを見回すと、茄子やピーマンやかぼちゃやさつまいもや、とにかくたくさん実ってます。その畑のすぐ隣に割と高さがあって広さも十分あるステージがありました。
近くに行ってビックリ。なんとステージは全体が堆肥で出来てました!なので、ステージの下も土、登っても土ということで、なんとも気持ちいい感触。ヒールのある靴じゃなくてよかったです。後ろのパネルもとっても素敵。ここで自前の楽器と共に、30分程歌わせてもらいました。
ご年配の方も多いと伺っていたので、唱歌を中心にみなさんと少し一緒に歌ったりもしました。母を見守る息子。見守ってないか、花と戯れ。このオレンジの、なんとコスモスなんです。キバナコスモスっていうのかな。あちこち咲いていてとても綺麗でした。
そしてそんな息子。ついに今日はステージに呼び込んじゃいました。実は会場に向かう車の中で、ライブの最後にあのねを歌うんだけど、一緒に歌う?と聞いたら即答で歌うと。んじゃ呼び込むからね、と言ってたものの、ライブが始まる直前辺りから眠くなってきて少しご機嫌ナナメに。無理かなぁなんて思っていたら、見事にフライング気味にあのねの前にステージにやってきてくれました。満面の笑みで。
そして、見事ワンコーラス歌いきってくれました。歌詞をほぼ覚えてるのも凄いし、何より人前に立っても全く動じずにいられるものすごい。自分の名前もしっかり言えたし、歌い終わったらお辞儀も出来たし。小さな手に大きなマイク。ほぼ私の方を見て歌ったけどね、お客さんにお顔あんまり見えなかったけどね。笑。ちび太郎、初ステージおめでとう。と〜っても上手だったよ。
この日、近くに住む友人親子が聞きに来てくれていたんですが、客席一番前で泣きながら動画を録ってくれてるのがステージの上からも見えて、なんだか私もううっときましたが、そこは我慢。ちび太郎がステージを降りてから、あのねを歌いきりました。
もう、親ばか全開で何が悪い、と開き直るしかありませんね、今回のブログ。笑。でも、本人、人前で歌う気持ちよさを知ってしまっただろうから、またいつかやっちゃおう〜笑
後ろのパネルに「輪」ってみえます。そう、この日の大きなテーマです。繋がる、結ぶって意味も込めて、この日は受付で来場者全員に手作りのミサンガをプレゼント。私の首もとに赤いのがついてるの、わかります?頂いた人参ミサンガをチョーカーのように首につけてみました。
ライブ終了後は、美味しいカレーやパスタを頂き、ちび太郎は芋掘りにどハマり。ステージ上でじゃんけん大会始まってもず〜っとおばあちゃんと一緒に土掘ってました。
で、沢山のお土産を頂いちゃったわけです!
この日、私が感動した一つは、土がとてもとてもさらさらで気持ち良かった事。この農園は農薬などを一切使わず、落葉や枯れ葉で作られた自然堆肥を使用されています。だからこそなのかな。土ってこんなに気持ちよかったっけ?あまりの気持ちよさにずっと触ってました。だから、なのか、頂いた野菜が美味しいこと。とれたてだし、ピーマンも生で食べてみましたが、本当に美味しい。小松菜やサツマイモや茄子なんかも、余計な雑味が全くしないんです。普段、ちび太郎はなかなか野菜を食べようとはしないんですが、この日頂いた野菜から、すすんでピーマンも茄子も食べるようになりました。食育って大事。とても思う。
それからもう一つ。先にも書いたように、この日のテーマは「輪」。皆と繋がりあって、素敵な野菜達を作り収穫し食べられますようにと願いを込めて、イベントの一番最後に会場全員で手を繋いで歌を歌いました。私はすぐ近くにいた70代かな、おばあちゃんと手を繋ぎました。
握り返してくれるおばあちゃんの手が、なんとも力強いったら。小さいけれど、力強くて柔らかくて皺を感じる手。ハッとさせられました。この手で今も畑に出て耕し、作物を作ってるのか。なんて凄い。なんてカッコいい。
農業って本当に大変な仕事だと思う。食という、人間にとって一番大切な部分を担っているなんとも素晴らしい仕事。普段生活しているとうっかり忘れてしまいそうになる事、この日は沢山感じられて良かった。
まずは、我が家も頂いたミニトマトの種を植えるところから始めてみようと思います。
皆さん、ありがとうございました!