Qoonie の あんてな日和

日々感じたこんなことや、あんなこと。つらつら書いていこうと思います。

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ソプラノ歌手木村はる奈とQoonieによるユニット

Free Style Group THE ENTERTAINMENT
Mr.kazzsoul率いる音楽集団。絵本×歌企画で参加させて頂いています。

<Release>
2018.04.25  Qoonie 幻標本箱

MKNR-9004 ¥2,500+税
全作詞 松井五郎 全作曲 Qoonie

(郵便振替)

(クレジット、コンビニ支払可)

拝啓、あやかちゃん。

2015-12-20 01:15:28 | Weblog

先月、とある発表会を聴きに出かけてきた。友人がピアノの講師をしていて、その生徒さんの発表会。彼女は伴奏をしたり、講師陣で演奏したりと大忙し。

彼女は岡山出身で、初めて会ったのは倉敷であったドラム教室の発表会。私はその時すでに東京に出てしばらく経ってたのだけれど、少しへこたれて実家に少しの間戻っていた時期だった。ビデオ撮影のスタッフで手伝いに行っていて、その時にゲスト出演していたバンドで、彼女はキーボードを弾いてた。それからそのバンドで東京にきて音楽活動をしていたんだけど、家族の体調の事情もあって、年内で岡山に戻ることを決断しました。バンドでキーボード弾いたり踊ったり、踊ったり踊ったり(笑)している姿しか見たことがなく、実はばりばりクラシック弾くなんて後々知ったことで、どうしてもその姿を見てみたくて行ってきました。

東京を離れることを聞いた時、彼女に曲を書いて欲しいとお願いされた。発表会があるので歌えたらいいなと。

とても重要な任務を任された気分でした。東京に出てきて12年。その集大成ともいえる発表会で歌う曲。プレッシャーを感じながらも、彼女との会話やブログなどを見ながら思い出しながら、作らせてもらいました。歌詞を書きながら、自分の人生とやたらリンクして、色々懐かしんだり。思えば私も上京して19年だ。

帰省してまた東京に向かう私をいつまでも見送ってくれる母の涙、それを見て私もしばらく悲しんでいるんだけど、新幹線の窓から東京タワーが見えた時、心が、悲しみからおしっまた頑張ろうって気持ちにスッと毎回変わった事、誰も知り合いのいなかった場所だったのにどんどん大切な人が出来た事を思いながら、出会った人全てに感謝の気持ちを伝える曲が出来た。

彼女は会の一番最後、その前にクラシックがっつり弾いた後で静かに歌ってくれました。予告通り(笑)、泣けて声がかすれそうなところもありましたが、しっかり歌いきりました。10日くらい前に渡したにも関わらず、歌詞もコードも完コピで譜面も置かずに歌い上げる姿はさすがの一言でした。

で、その彼女が、私の音楽仲間のCOATZというバンドのメンバーと、なんと同じ高校の同級生だったということを後々になって知りまして。先日、メンバーのマナブが声をかけてくれ、彼女の壮行会にお邪魔したのでした(この記事ね→再会 その2)。

とてもとても大きな決断をした彼女。決めるまでにどれだけ悩んだだろう。決めてからだって、本当に良かったのかと迷ったかもしれない。けれど、今朝のFacebookの投稿で、もう思い残すことはないと書かれてあって、あぁ、なんて潔い彼女らしい一言なんだろうと思った。10日位前、彼女はうちに来てくれて、それはもうじっくり沢山話し込んだ。私のことを尊敬していると言ってくれる彼女。でも人として、私の方が憧れている。

彼女のブログの写真を繋げて、楽曲をのせた。時々私の写真も混ぜつつ。咳が酷い時で頼りない声だけどこれはこれ。その時の全力。あ、言い訳っぽいか。苦笑。それにしても、映像と音の編集って面白い。楽しい作業でした。

いつも笑顔でまっすぐな瞳で、信じた道を疑わない、そんなあやかちゃん、昨日中に無事引越し作業を終え、今朝岡山へ向かいました。そして今日は、大切な大切な彼女の誕生日。

誕生日おめでとう。そして、行ってらっしゃい。