カナエちゃんから質問があったので(笑)、家のミルをご紹介。
これです。ちなみにうちのはシルバー。写真撮ろうと思ったんですが、どうやっても部屋着で眼鏡姿の完全油断している私が本体に映っちゃうので断念。笑。いやいや、見せられなくってよ、本当に。目盛りとか特についてるわけじゃないから、荒く挽きたい時は短めに、しっかり挽きたい時は長めになどという超アバウトな方式です。笑。
それで、これはイブリック。
もともと、トルコ式コーヒーをいれる時の道具だそう。トルコ式コーヒーはターキッシュコーヒーと呼ばれるものだそうで、この中にコーヒーの粉、水、砂糖を入れて弱火で煮込んで上澄みを飲む方法だそうです。世界には色んなコーヒーがあるものだ。といっても、日本にコーヒーがやってきたのが18世紀頃。トルコ式の方がずっと昔からの方法だろうから、私達がやってる方法を見たら沢山の人が不思議がるに違いないんでしょうね。昔入った笹塚のいかにもな純喫茶で、いかにもなマスターがこのイブリックを火にかけてコーヒーを淹れてるのを見て、素敵だったので真似して買っちゃったのでした。なので、私もこの上にドリッパーを置いて淹れてます。ただ残念ながらうちはIHなので、火にはかけられないのです。。。うう、残念。
そして最近。ドリッパー衝動買いしちまいました。
無骨な感じが可愛いでしょう?時々行く近所の器屋さんに何気なく入ったら、以前買ったお皿と同じタイプのコレ(ドリッパー)があって。そのお皿、すごく気に入ってるものだから、このカタチ見たらそりゃあもうそこから離れられず、即購入しました。備前焼なんだけど、岡山じゃなくて青森で作っているそうです。備前焼ってなんだか錆の色と似ているというか、なんだか金属みたいな印象があります。ごつごつした力強い感じ、かなり好きです。ちょっと歪んでる感じも素敵。
大事に使います。ああ、こんな事を書いていたらまたコーヒーが飲みたくなってきました。ふふふ。
ちなみに、私にとっての「いかにもなマスター」とは、白いシャツに黒いベストを着ていて、白髪まじりの髪と髭、淹れてる途中は俺に話しかけるなオーラがぷんぷん出ていて、こっちが「美味しいですね」と声かけようものなら、当たり前だろ。俺が淹れたんだから!みたいな表情で「ありがとうございます」と静かに言うような人の事。サービス精神も特になく、でもその無愛想な感じが居心地が良くてついまた足を運んでしまう、そんなところです。