Said q winning

がははは♪qで映画異様バカ大好き
風の吹くまま気の向くまま
映画達に愛の眼差しで突っ込みだ

ジュリー&ジュリア 私のレシピの基本の本。繰り返して観る

2013-11-28 | さ行の作品



監督
: ノーラ・エフロン
出演: メリル・ストリープ  スタンリー・トゥッチ  エイミー・アダムス
ストーリー1949年、ジュリア(メリル・ストリープ)は外交官の夫の転勤でパリにやって来 る。そこで食に目覚めた彼女は名門料理学校ル・コルドン・ブルーのプロ養成コースに通い、やがて料理本を執筆するまでになる。その50年後、ジュリー(エ イミー・アダムス)はジュリアの524のレシピを1年で制覇し、ブログに載せるという無謀な計画を実行する。

Mastering the Art of French Cooking,

ジュリアの書いたレシピ本
料理の本は、細かい指示であるのも嬉しい

ソースはどれもが美味
マッシュポテトの意外性
シバの女王のチョコレートケーキ
これは 甘さが控えてあるけれど、とっても濃さが美味

ちゃんと「どうしてこういうことなのか」って科学性もあるから
とっても とっても解る



ブフ・ブルギニヨン(牛肉のワイン煮込み)って
作ってみたけど アブナイ()
チキンのソテーも とーーーーーっても美味
ジュリアの書いたレシピ本は
私が、料理を作るのに ひとつ ひとつ を作っていく時に使っていて
今も この本は大変に愛用している(因みに出来ない素材もあるのは近いもので)
中学1年生のわたしは
ママから「週に2回。家族の料理を作るコト。一冊のレシピ本を分量通り作ると良い」
と手渡された本
 この2冊
 レシピ本は写真が1つもない
ブランデーもコニャックも呑まない家族なので無いから
料理酒で作ったり
盛り付けも解らないので「余白の美」にしたり
どっっ定番に盛り付けたりする
最も「味が?!なんか?!」と思えば
しょうゆ 塩胡椒 と アレンジはあるワケ

何も解らない私は「どっっっ・定番」からコツコツと作り始めた
今・・・やっぱり、もっともっと作ってみたくなる

.:*゜..:。*゜:.。*゜..:。*゜:.。*゜..:。*゜:.。*゜..:。*゜:.。*゜..:。*゜..:。*゜

なんつってもコノ作品は


旦那役のスタンリー・トゥッチ、クリス・メッシーナ
こんな旦那様がいたらサイコ~って思える



ジュリアはフランス料理を学び名門料理学校のル・コルドン・ブルーに通い
料理本を執筆するまでになる。
しかしジュリーのブログに対するジュリアのコメントってアリだったのか?!


エイミー・アダムス演じるジュリーってのは
どーも なんだかなぁ・・・でノレ無かったんだけど
ストレス発散のために凝った料理を作るって
 うーーーん??


2人のアメリカ人女性
それぞれのストーリーが進んでいく
交互に描かれて2人を上手に奏でているように
メリルに とても、引き込まれてしまう
風当たりも強いし妨害も


ロブスターを調理する時に跳ねてビックリ
 そーそー コレも 私も シャコでもやったわ
上手く行かず泣いたりスネたりは、しないけど
どうして、わたしって出来ないんだろう・・・って悩んでるのは一緒

甲高い声でって あの仕草のジュリア
全くメリルは、どうして 変幻自在なんだろう!
負けず嫌いな彼女のタマネギみじん切り
上手に出来ないことの悔しさ
ふふん!タマネギのみじん切りめ!とばかり
自宅にて、山のようにみじん切りをするわするわ(苦笑)

正直、ジュリアはジュリーのコトを
本当はどう思っていたか
それを描いていないのが 勿体無いと思うのは
毎回、観ていて思う

蛇足 かみさまへのてがみ 良き人と書いて「食」なのよね かみさま



ふたりのアトリエ~ある彫刻家とモデル

2013-11-27 | は行の作品

監督・脚本:フェルナンド・トルエバ
出演:ジャン・ロシュフォール,アイーダ・フォルチ,クラウディア・カルディナーレ,ゲッツ・オットー,チュス・ランプレアヴェ,クリスチャン・シニジェ
ストーリー1943年、ドイツ占領下のフランス南西部。80歳の彫刻家マーク・クロス(ジャ ン・ロシュフォール)は創作意欲を失っていた。ある日、妻リー(クラウディア・カルディナーレ)は、町で出会った娘メルセ(アイーダ・フォルチ)に夫の仕 事のモデルにならないかと話を持ち掛ける。山小屋のアトリエでメルセの美しい体をスケッチし、彼女に芸術について指南するうちに、クロスは意欲を取り戻し ていく。
主演は『髪結いの亭主』のフランスの名優ジャン・ロシュフォール。妻役はイタリアの、これまた名優クラウディア・カルディナーレ。

モノクロに、緑っぽくかかる色味があり
なんとも、キレイで、不思議な感アリだけれど
この世界に、似合っていた

老彫刻家、モデルの過ごす時は親密で濃密

南仏がナチスの占領下にあった。
スペインは内戦後のフランコ将軍ファシズムだったのかな
老彫刻家クロスの最大の理解者である妻(クラウディア・カルディナーレ)が
彫刻のモデルを家に連れてくる。
彫刻家は、レジスタンス活動でスペインの収容所から逃走してきた女をかくまって
場所は、山のアトリエ
時は彫刻家とモデルだけ


老アーティストは、この女性によって
創作意欲を取り戻す
芸術家の作品製作は「感情・感性を時間を閉じ込める」
見ること。観察を深くしていく時間
得た「モノ」でもあるモデルの姿は瑞々しさと肉感的


メルセは,彫刻など芸術には縁がなかった
レンブラントが家族の情景を描いたデッサンに関する
クロスの話に引き込まれる。


モデルの彼女は「これから。先の世界」
彼女の前に現れた負傷したレジスタンスの青年
彼女は以前 スペインでレジスタンスの逃亡を世話してたのである
彼女が青年とむつまじくしているのを見ると嫉妬にかられる


そうか。今、書いてて思ったのは
妻は自分に似たところがあると感じていたから
彼女を連れてきたのかな


彫刻家には美術研究家のドイツ軍将校の知り合いがいて
彼も彫刻家のアトリエを訪れ、フランス文学や美術の話をして帰る。

将校はロシア戦線へ行く予定なので、生きて帰れないかもしれない

彫刻家の元を去るのだ

光溢れる中でのモデルの彼女は
輝くモデル

女の艶かしさに 我老体が「女」を感じる
なでる手のシワだらけ。それは彼女の眩さとは逆に・・・

別れは 全てを理解しているかのように
時の終わりを感じ取っていたかのように

人生は、それぞれの生きる時だ

レジスタンスの青年が去り
妻とモデルの女性も旅立っていく

ひとり残された彫刻家が完成した彫刻を庭に出すラスト

カラスは、彼の死の臭いを嗅ぎ取って寄ってきていたのか
そして彼は・・・

蛇足 一瞬の刹那刹那が一生一度 


マラヴィータ 

2013-11-25 | ま行の作品


監督:リュック・ベッソン
出演:ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、トミー・リー・ジョーンズ、ダイアナ・アグロン、ジョン・ディレオ、ジミー・パルンボ、ドメニク・ランバルドッツィ
ストーリーフランスのノルマンディー地方の田舎町に引っ越してきたアメリカ人のブレイク一 家。主人のフレッド・ブレイク(ロバート・デ・ニーロ)は元マフィアで、FBIの証人保護プログラムを適用されているため、一家は世界中を転々としながら 暮らしている。そんなある日、フレッドに恨みを持つマフィアのドンが彼らの居場所を特定し、殺し屋軍団を送り込むが……。

元大物マフィア一家と現役マフィアとの対立
がはははは キレちゃったファミリーったら、怖っっっ 
実はトランクの中に・・・って そりゃーニオウだろーなぁ
夫が庭に・・・ってしたら
 奥殿マギーも負けてないわ。

爆破し平然と去ってっちゃった奥殿
この夫婦の子供達にも、dnaは見事に受け継がれてるはず
娘はチャラ男にテニスラケットで 半殺し
息子は学校を支配する情報の収集を開始しーの
見事に牛耳っちゃう

んもー このファミリー 最高
ス・テ・キ過ぎーーーー

FBI捜査官のトミー・リー・ジョーンズ
フレッドに「目立つ行動は控えるように」
って言ってた FBI捜査官の言う事なんざ 聞かないわよね~

持って生まれた性格はなかなか治らんわな

って がはははははは “偶然”が爆笑物
グッドフェローズ』が流れたら 
そりゃーもー ウキウキで得意満面でマフィアの事を話す話す
因みに 「グッドフェローズ」は 
スコセッシ監督&デ・ニーロ主演1990年のマフィア映画


マフィアvs.ファミリーの壮絶な争い

ファミリーの放浪って、何時まで続くのかしら 

蛇足 27歳 17歳の女子高生役とは侮れんわ


チェイサー 

2013-11-24 | た行の映画


以前に観たものup
監督:ナ・ホンジン
出演:キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、ソ・ヨンヒ、キム・ユジョン、チョン・インギ、チェ・ジョンウ
ストーリーデリヘルを経営する元刑事ジュンホ(キム・ユンソク)のところから女たちが相次い で失踪(しっそう)して、ときを同じくして街では連続猟奇殺人事件が発生する。ジュンホは女たちが残した携帯電話の番号から客の一人ヨンミン(ハ・ジョン ウ)にたどり着く。ヨンミンはあっけなく逮捕されて自供するが、証拠不十分で再び街に放たれてしまい……。

いや~ 理不尽さっていうのがナントモだわ
2004年にソウルで実際におきた風俗嬢の
連続殺人事件の実話をモチーフに作られた
え~?!そうなっちゃってアリなの~
犯人は分かるけど、証拠が無い 女の居場所がわからない、
警察の捜査が進まない、検事の横槍、死体を埋めた場所もわからん
従って逮捕は出来ない
そこにあるのは・・・もどかしさだけ
デリヘルを経営してるのは、元刑事
  これまた かっちょエエのか悪いのか?! スタミナも凄い
自分の所で働いてる女達は、次々に失踪していく
原因を探ると~
上手くいかないのに 証拠不十分で釈放
生々しい保身
警察存在は市民の為なのか守っているのか
権力という名の「狂器」は使い方次第だ

犯人を追い詰めるジュンホ
印象的な max不愉快な犯人
じめじめムード、街がゴチャゴチャ~っとした感じが
またこの作品に似合ってる

何はなんでも ハ・ジョンウ すげぇぇぇぇぇっ
ノーマルに感じるんだけど・・・けどぉぉぉ

蛇足 やるせないのに、この感覚。


ルームメイト 艶やかなる変貌も

2013-11-19 | ら・を・ん の 作品



脚本:監督 古澤健

出演 北川景子/深田恭子/高良健吾/尾上寛之/大塚千弘/筒井真理子/螢雪次朗/田口トモロヲ
ストーリー派遣社員として勤務する春海(北川景子)は、ある日交通事故に遭い、しばらくの間 入院生活を送ることになる。そんな彼女をいたわり、親切に接してくれた看護師の麗子(深田恭子)と春海はすっかり仲良くなり、二人は退院後にルームシェア を開始する。彼女たちの共同生活はスムーズに見えたが、春海が偶然、麗子の不可解な行動を目にしたことで……。



タダで観ちゃったので・・・

いやー 深田女史の艶やかな変身っぷりも良いし
北川女史の知性アリの美という
この2人がいるだけで画面で観られてしまうってオイシイ
いや・・・待てそれよりもトンデモ棒読みっぷりも堪能できてしまう
 原作の今邑彩サンの作品をしっかり読んじゃうので
原作とは別物で観た

萩尾春海(北川景子)でーす
看護師をしている西村麗子(深田恭子)でーす
ルームメイト(ルームシェア)の提案は・・・
ん~ 親切だしぃ 優しいしぃ と受け入れた
偶然の出会いは、病院で
意気投合して
 え?!?!なんか 変???! 西村麗子(深田恭子)が奇妙

 麗子(深田恭子)は1人でいるのに誰かと会話をしているの??
しかも途中で急にしゃべり口調が変わってるし????



なかなかの \(\◇ ̄ )ヘン~(  ̄▽/)ゝシン!!! \(○ `O´ ○)/トゥーー!
変身の深田女史。 キレイかわいさ系よりもなんとも! 艶っぽい
 逆に 能面している北川女史にも( ̄一* ̄)キラン



ここらあたりが PG12 指定にも(多分)


 奇妙な行動は徐々にエスカレート
別の人格となってきている

「あなたが かわりに」

春海が・・・だったワケで
それは幼き時のコトから生み出した「モノ」だった
逃げ出したいところは、自分で作り出すのが1番の安全
その逃げ場所で自己防衛策として

春海の周囲の人達を・・・ 

交通事故の加害の男 謙介演じる高良健吾

被害女性のコトが好きになる

実際に このように・・・と思える事件も多々起きている
先日も 生後1ヶ月の何も知らない赤ちゃんに

 何故か ここに描かれる
女の素顔は恐ろしい 
という 言葉の意味が違うように思えてしまう

 彼女の裏
 このような事実の深い闇
表には出さず孤独とともに仕舞いこむ

なかなかどーして 原作を読んでいるわたしも楽しめちゃった

蛇足 ん~3カ月で描くのは・・・