Said q winning

がははは♪qで映画異様バカ大好き
風の吹くまま気の向くまま
映画達に愛の眼差しで突っ込みだ

チャッピー

2015-05-30 | た行の映画


監督:ニール・ブロムカンプ
出演:シャールト・コプリー、デヴ・パテル、ヒュー・ジャックマン、ニンジャ、ヨ=ランディ・ヴィッサー、ホセ・パブロ・カンティージョ 、シガーニー・ウィーヴァー
おはなし 2016年.犯罪多発都市、南アフリカ・ヨハネスブルグ。ロボット開発者のディオン(デーヴ・パテル)は、学習機能を備えたAI(人工知能)を搭載した世界でただ一体のロボットを極秘で製作。“チャッピー”と名付けられたそのロボットを起動させると、まるで子供のように純粋な状態であった。だが、チャッピーはディオンとともにストリートギャングにさらわれ、そのAIにはギャングによって生きるための術が叩き込まれていく

ニール・ブロムカンプ監督と来たら 観なくちゃ~
「第9地区」「エリジウム」でも、 ぐぐっっっ!と攻めて来た感触
監督の描く世界だから、そー、甘くは無いだろーと期待
そして ヒュー様っっっっっ
ヒュー様がヒュー様がヒュー様がヒュー様がっっっっ 
そりゃ確かに ヒュー・ジャックマンがダメオヤジに見えなかった「リアル・スティール」とかも思いだしちゃったけどさ
エンジニアの主人公がAIを作り出した所までは・・・と思ったり
前半、かなり泣かしネタか~~と思ったり
人工知能を搭載したロボットが自らの存在意義に苦悩したり悲哀が・・・

 「どこかで見たことのある」

最後に、開発者、ママの知識をロボットに転移するって
それは~~
まぁね、随所にえ!?
ツッコミ所はあるし 危険な兵器を量産している会社なのよ
なのに セキュリティは?!?!ゆるい~~~ ゆる過ぎる~~
ニンジャが急に博士を助けよう

ヨハネスブルグってどんだけおっかないって(・・?

 いや。ほんと ヒュー・ジャックマン、シガニー・ウィーヴァー、デーヴ・パテル
このメンバーも凄い

これから先。ヒューマニズムを持ったら・・・みたいに考えると
切なさとか出て来ちゃって
人間とロボットでロボットに・・・
ストーリー展開は予想の範囲を超えなかったんだけど

これはこれはっっっっっっっ 私の大っっっっっっっっ嫌いな「AI」ネタかっっっ

蛇足 ニンジャやヨーランディにロボットにウルヴァリン 
    豪華だ(違っっ💦)


 


ストックホルムでワルツを

2015-05-29 | さ行の作品



監督:ペール・フライ
脚本:ペーター・ビッロ
製作:レーナ・レーンバリ
音楽:ペーター・ノーダール
衣装:キッキ・イライダー
出演:エッダ・マグナソン、スペリル・グドナソン、シェル・ベリィクヴィスト
ストーリースウェーデンの片田舎で、両親と5歳の娘と生活しているモニカ・ゼタールンド(エッダ・マグナソン)。シングルマザーとして育児や家事に励み、電話交換の仕事をこなしながらも、歌手としての成功を夢見てジャズクラブのステージに立っていた。そんな中、彼女の歌を耳にした評論家を通じて、ジャズの聖地ニューヨークで歌を披露するチャンスを得る。だがステージで結果を残すことができず、失意のまま帰国する。それでも夢を諦められないモニカは、英語ではなくスウェーデン語でジャズを歌おうと考え……。

なんとなく懐かしくて
映像の中に出てくる、 60 年代のファッションがステキです.
 そしてところどころに現れる スウェーデン の景色がいい 

温かみがあるというのか?!ふわっと来る


ホーム・ドラマみたいなノリとかあって
それこそ、気持ちの奥底とかにある(だろう)
どよーーーん暗ーーーーって深刻さばかじゃないのが
このアプローチと、シングル・マザーが育児と家事に・・・ってストーリーとシンクロしている
どのくらい実話に近いのかはまったく不明ですが、かなり実話に近いんじゃないかと
ただし
一つ間違えちゃうと、何ともやるせな~い どべーっとしている世界だけど

映画にも登場した "Ahh! Monica!!" のジャケットだ~

 お父さんの涙が 良過ぎて 痛くなる~



ジャズピアノ弾くから 家にあるレコードやcd
"ワルツ・フォー・デビー" は ビル・エヴァンス を代表する曲で
ベッペ・ウォルゲルス によるスェーデン語の詩を付けたのが "モニカのワルツ (Monicas Vals)" 

"It Could Happen To You"
  "Take Five"
  "I Can't Give You Anything But Love"

いや~ この作品って

モニカ・ゼタールンド の演奏よりも、まず エッダ・マグナソン の演奏を聴きたくなってしまう

蛇足 The Look of Love


メイズ・ランナー

2015-05-29 | ま行の作品



監督:ウェス・ボール

出演:ディラン・オブライエン、ウィル・ポールター、カヤ・スコデラーリオ、トーマス・ブローディ・サングスター、アムル・アミーン、キー・ホン・リー、ブレイク・クーパー

 小説3部作の第1部で
ティーンエイジャーの人気作ってことで・・・
もしや???もしや?!あのノリかい?!と思ってしまった

なんつーか
オヤクソクの展開で、オヤクソクの「ここはほんとはオリコウサンのエリアなのに~ あんたたちが来たからさ~秩序 乱されたじゃんか~」展開
高い壁に囲まれた「グレード」と呼ばれる 
場所には、月に1度、若い青年達がリフト 
に乗せられ送り込まれてくる。 
名前以外ほとんど記憶を失っている彼らは、 
そこで共同生活をしていた
んだけど 面白かった

 コ・コ・コこれ 
ジオラマで作りたい~~
 
迷路の中
これがね、イイのよ~
あ゛?!?!れれれれ??!?! トーマス・ブローディが出てる~

誰が少年達を閉じ込めているの~とか
迷路を抜け出せたとしたらそこには何があるの~とか
イケメンの主人公とヒロインの超美少女は、そうなるの~とか

キャラのポジションの~とか

どことなく 想像が (笑い)

俊足のランナー達だけっていう 選ばれし人になり
朝になると扉が開くが、奥は迷路に 
なっていて、さらにグリーバーと呼ばれる  にやにや♪

「謎」「ヒント」「パーツ」

ストーリーがどうなるのか

出ているメンバーで引っ張るか
それとも、世界観で引っ張るか

蛇足 あら 時間感覚は?!?! 


ブラックハット

2015-05-28 | は行の作品


監督 マイケル・マン
キャスト クリス・ヘムズワース  ワン・リーホン タン・ウェイ ビオラ・デイビス ホルト・マッキャラニー他

ストーリー:ネットワークに不法侵入されたことで香港の原子炉が破壊されてしまい、さらにアメリカの金融市場も被害を受ける。アメリカと中国の合同捜査チームは事件解決のため、現在獄中生活を送るすご腕ハッカーで天才プログラマーのニコラス(クリス・ヘムズワース)に協力を要請。犯人は以前彼が開発したプログラムを応用しており、正体・目的共に不明の犯人のしっぽをつかむべくニコラスは捜査チームと一緒に世界中を駆け巡るが……。

ま。何も考えずに「活劇」を味わおう
えーとえーと サクっというなら「アクションっぷりを味わおう」
 サイバー戦争を司る神々は近ごろ忙しくて手が離せないらしい
今作は、マイケル・マン監督の得意分野とは言えないのだが、まさにタイムリー
まず、初っ端のオープニングシーン
コンピューターのケーブルに沿って進んで行くショット
あ゛!!!!!!ワタシタチも もしや!!!!と感じる間も無く
チカチカ光るマイクロチップの間を通り抜けて行く
だいたい この御時勢問題というのも、使い古されつつ
原子炉の冷却ファンが動かなくなる
あー。あれよね?!あれあれ!!!あれだよねぇぇぇぇぇ
とか思いつつニヤニヤして

結果として発生する「中国版チェルノブイリ」を思うわけ



 クリス・ヘムズワース。スーパーハッカーというよりは、普通の市民に見える
しかも これが必死にキーボードを打ち、場違いに思える恋愛
恋愛相手はというと、凹凸を必死でメイクで筋肉顔にした『ラスト、コーション』のタン・ウェイ 
    間違っても 美では無い

 最も 何の役にも立たないというのもおやくそく

 

監房の中で生気の失せた日々を送っていた。当局はこのニコラスに、あるプログラムを解明してもらいたいため一時的に釈放をする

あ゛れれれれ~
スーパーハッカーが、時おりシャツを脱いで『Marvel』ファンを元気づけるために大胸筋を見せ
たって、別に構わないけど

激しい銃撃戦を繰り広げる(アジアの市場を走り抜けながら白人同士が撃ち合う


バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 「史上最悪の批評を書くわ」

2015-05-07 | は行の作品


監督:アレハンドロ・G・イニャリトゥ
出演:マイケル・キートン、ザック・ガリフィナーキス、エドワード・ノートン、アンドレア・ライズブロー、エイミー・ライアン、エマ・ストーン、ナオミ・ワッツ、リンゼイ・ダンカン

スーパーヒーロー映画『バードマン』の主役で一世を風靡した俳優リーガン(キートン)だが、シリーズ4作目の出演を断ってからの20年間
すでに世間から忘れられた存在になってしまった。そんなリーガンが今取り組んでいるのが、自ら脚色を書き主演をするというブロードウェイ舞台『愛について語る時に我々の語ること』だ。これは自らの再起をかけるばかりではなく、ドラッグ依存症の娘サム(エマ・ストーン)との仲も修復できると願っていた。しかしプレビュー公演の前日、共演者の頭にライトが落ち大ケガ。早くも困難がリーガンの前に立ちはだかる。さらにかつての自分・バードマンが現れ耳元で囁く「こんなクソ芝居やめて、派手なバードマンをまたやろうぜ」。

ベストなキャスティングが決まったからこそ成功した作品
全てを懸けた舞台の終わりに文字通り命を懸け、それでも生きなければいけないと知り、彼は、もう一度、飛ぶ
情けなくて馬鹿みたい
でも、すごくかっこいい


もうひとりの共演者レズリー(ナオミ・ワッツ)がケガで降板した役者の代役を見つけてきてくれた。
批評家の受けも良く、ある程度の客を運んでくれる実力舞台俳優マイク(エドワード・ノートン)
稽古を始めると、セリフの覚えは完璧、リーガンのセリフまで暗記している。
舞台俳優はこんなものかと感心する


その裏ではとんでもない人格の持ち主だった

 いや。人は、大体 そういうもんだってば。

ん~確かに 共感できない人も多いんだろうけど
これって 実だな~
ヒーロー映画で大ブレイクするも、その後は鳴かず飛ばずの落ちぶれ
私生活もボロボロ。そんな彼が俳優としての評価を取り戻そうとアートな舞台へ挑戦する
が、といったお話で
それをかつてバットマンを演じ大当たりするも共演のジャック・ニコルソンに食われ
後は堅実なもののいまいちパッとしないマイケル・キートンが演じているってのが面白い
もうそれだけでも面白いネタなんだよね
「古い」「長い」と勝手に変えてしまうし、ギャラは4倍要求
 思っきし、どよよよんなのは
追い打ちをかけたのが娘サムの一言「ツィッターもフェイスブックもやらないパパなんて、とっくに忘れられている!」
イタイと思うぞ~~~(笑)
そしてついに初日の舞台の幕が上がる・・・
ストーリーは初日の幕が上がるまでのドタバタぶりを面白おかしく書いている所謂バックステージ物だ。そこに主人公のバックグランドを際だせ、娘とも完成の修復などの人間ドラマ
上がるっちゃ上がるけど
リーガンが元スーパーヒーロー役者も設定として面白い。随所に超能力が使えるシーンが出てくるが、それは決別したはずのバードマンの幻影がまだリーガンの中に残っていることを意味
そりゃね。日本でも バカにツラだけ良くて・・・ってのがあったりしたけど
リーガンも類なんだなぁと
必死にそこから抜け出そうともがく姿が哀愁を帯びるし

でもこのノーカット撮影がストーリーとどう絡んでくるのかがよく分からなかった。
凄いけどね。

この映画の主要メンバー3人、マイケル・キートン、エドワード・ノートン、エマ・ストーンがそれぞれ、『バットマン』、『インクレディブル・ハルク』、『アメイジング・スパイダーマン』というアメコミヒーロー映画の出演者というのも面白い。



「史上最悪の批評を書くわ」

蛇足 初日の舞台の幕が上がる