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ジョーカー 切なさは重く痛い苦しみとともに

2019-10-26 | さ行の作品

監督:トッド・フィリップス
出演:ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ、フランセス・コンロイ
お話 孤独で心の優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)は、母の「どんなときも笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を心に刻みコメディアンを目指す。ピエロのメイクをして大道芸を披露しながら母を助ける彼は、同じアパートの住人ソフィーにひそかに思いを寄せていた。そして、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、底辺からの脱出を試みる。


今作はホアキン・フェニックスがジョーカーを演じる
宿敵バットマンとしてじゃなく
如何にして「ジョーカーになったか」を描いている

ヴィラン、バットマンの宿敵「ジョーカー」に変貌するまでの物語
彼は精神の病を抱えて薬を処方されており、
神経の障害のせいで時々笑いの発作が止まらなくなる。
「普通」とされている振る舞いのできない彼
経済格差が拡大し、行政システムも崩壊するゴッサム・シティ
アーサーはたびたびゴミ同然の扱いを受ける。
恐怖や哀しみ アーサーの笑い
母に言われていて コメディアンを目指していた
何度も頭をガラスに打ちつける
自らを解放された存在にしたいかのような・・・
心優しいアーサーがジョーカーへと変貌する
思うに
社会の閉塞感に追い詰められ、差別と抑圧された結果か
信頼していた人物の裏切り

陰鬱で汚くて暗い景色や部屋ばかりなのに、ダンスを踊るジョーカー
何故か 美しく感じ 鳥肌が立つ

アーサーの生い立ち・生活
アーサーの出生の秘密をめぐるミステリー
ひとりの孤独な男の内面を描く
私たちの生きる現代にある延長にあるかのような世界だろうか
私たちが目にしてきた凶悪な姿のみならず
人々が日々対面する生活や仕事
人間関係について目の当たりに苦悩などを見事に表現…
切なく寂しげな姿がそこにはあった

彼の歩く姿とそのときの表情

怒りなのか、悲しみなのか、とにかく辛い

素敵な曲に乗せて彼は化していく。
彼は「犯罪」から、世間大勢から認められていたのだ

何故か、私は涙を流してしまった


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