監督:チャウ・シンチー
出演:ウェン・ジャン、スー・チー、ホアン・ボー、ショウ・ルオ
ストーリー:若き妖怪ハンター玄奘(ウェン・ジャン)は、“わらべ唄 三百首”を武器に妖怪たちの善の心を呼び起こそうとするがいつもうまくいかない。ある日、彼が半魚半獣の妖怪に襲われた川辺の村で、村人たちと協力して陸 に上げた魔物が人間の姿に変身する。玄奘が歌うわらべ唄は全然効果がなく、逆に攻撃された彼を女性妖怪ハンターの段(スー・チー)が救う。
え?!?! 刑事ドラマの~って←ウケたぞ~
チャウ・シンチーの観客へのサービスが半端ではなく徹底じゃない?!
とどのつまりは怪獣映画
幾多の苦難を乗り越え天竺を目指す「西遊記」の、あのメンバー達が出会うまでを描いた
独自のB級エンタメ
後に三蔵法師と名乗ることになる妖怪ハンターの玄奘(げんじょう)
“妖怪”として登場する孫悟空、猪八戒、沙悟浄を退治しようと奮闘する姿を描く
んだけど・・・
あ。サッカーボールが
玄奘は「わらべ唄」で妖怪の善の心を呼び覚まそうするが
失敗ばかりの若き妖怪ハンター
確かに、3人の弟子は元々妖怪だったんだもの
このメンツはアリだわね「三蔵法師が3人の弟子を連れて悪者を退治する」っつーのが
Gメン・・・
びみょーーに発想は繋げようと思えば「Gメン」
やり手の妖怪ハンター段
段(スー・チー)のチャイナリングを使ったアクションがもっと観たかったわ
段と悟空(ホアン・ボー)のやり取りも面白く、空虚王子(ショウ・ルオ)等の脇役も良かったこれでもかっ!というようなB級テイスト
空虚王子のバカバカしさ!薄っぺらさ!
衣装にまで「空虚」って~
三蔵法師がまだ玄奘と名乗ってて
悟りも開けず、人生を模索している様な時期のコト
ツヤッツヤの美肌イケメンの猪八戒
料理も得意で女子にモテモテ
武術に長けていて強い
この 御付オバチャン ウケたわ~
やっぱり
お釈迦様まで「ありえねぇー!」
B級はB級でも「殴りボコボコ」という暴力行為を笑うのは
いかがなものかと思った
そういう部分を スマートに包み込んでいたら
もっと楽しいエンタメB級笑だったのじゃないかしら?
蛇足 「ミラクル7号」 また観ちゃう~
私もまったく同感だわー
タコ殴りにして笑うなんて、センスを問われるよね?
シンチー映画好きなんだけど、そこだけがどうも未だに受け入れ難いわ。
シンチー作品は私も楽しめるけど
今作品は、面白いけど 暴力行為を笑うのに
ナンセンスというか・・・
めっちゃ良いよ~とは言えなくてねぇ
スマートに「ぐはははっ♪」って笑いで描いてくれたら
もっとノリノリだったんだけど・・・