Said q winning

がははは♪qで映画異様バカ大好き
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42~世界を変えた男~ 背番号は42   素晴らしい!

2013-11-04 | 数字


監督:ブライアン・ヘルゲランド
出演:チャドウィック・ボーズマン、ハリソン・フォード、ニコール・ベハーリー、クリストファー・メローニ、アンドレ・ホランド、ルーカス・ブラック、ハミッシュ・リンクレイター、ライアン・メリマン、ブラッド・バイアー、ジェシー・ルケン、アラン・テュディック
ストーリー:1947年。ブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャーを務めるブランチ・ リッキー(ハリソン・フォード)は、黒人青年ジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)と契約、彼をメジャーリーグ史上初の黒人メジャーリー ガーとして迎える。だが、白人以外には門戸を開かなかったメジャーリーグにとって彼の存在は異端なものでしかなく、チームの選手たちはもちろん、マスコミ や民衆からも糾弾される。そんな状況ながらも、背番号42を誇るようにプレーするジャッキーの姿は次第に人々の気持ちを変えていく。



野球をあまり観ないけれどメジャー。マイナーリーグは楽しみである
特にアメリカの解説者の放つ、あのノリノリがウケて楽しい♪

身体能力の優れたジャッキー
それは実に 憧れの対象でもあったのである

当時。有色人種は劣ると言われていた
偉大な存在としてジェネラルマネジャーがいた
このロビンソンをメジャーリーガー入りさせようとする
メジャーリーグ球団幹部のブランチ・リッキー(ハリソン・フォードがとても巧み)
彼が決断する所から始まる。
なんと!!!!1947年の当時は 白人専用トイレが当然のようにあったのである
有色人種は「COLORED」と書かれた入口から入らねばならなかった
当然のことながら問題は山積み
ロビンソン自身が差別問題に対する意識の高い人間だった。
メジャーに招かれる前、アフリカンアメリカ人だけの野球チームの遠征先
ガソリンスタンドの店主に「トイレは白人専用だ」と言われ
堂々と抗議に臨んだ。誇り高い人だったのだろう
リッキーから言われたことは、「やり返さない勇気が欲しい」
それは「耐えろ」という意味なのであろう。
苦闘の道のりはロビンソンをドジャースの傘下である
マイナー・リーグのモントリオール・ロイヤルズに入れる。
ロビンソンはリッキーと約束した通り
懸命に耐えて、耐えて、耐え抜く。
自らも争いの火ダネを巻かないようにする
例えばシャワーは全員の選手が浴びた後に使用する
自分なりの気遣いも忘れずにいる姿に 涙がでしまう
そして酷いヤジに、奥で独りバットに・・・叫び声をあげていた
 切なくなる!!!!胸がいっぱいになる

心には様々なマイナス感情というものが存在する
恨みや羨み、蔑み、怒りとなるが糧とも変化していく人もいる
それは時と場合によって 大変なマイナス要因として
世間に現れてしまうこともある
時代は違えど 「言い方は別」だが・・・それは「差別」という世界
生まれ持った皮膚の色、身体の事に関する差別意識
彼に対して差別をしてきた選手たちの気持ちは
「羨ましい」という憧れのようなものでもあるはず
何故なら彼は「超・一流」バネのきいた身体、瞬発力、走る速さの選手だからだ
何事にも「黒人初」というのには差別意識の対象なのだろう
ジャッキーだけじゃなくて広報担当の記者
黒人というだけで立ち入れなかったのは記者席だった

穏やかに周囲から引き・・・
真剣な姿は、積み重ねていくと認められていく


事実。小さい頃から外国人の中で育っていた私は
中にいる黄色人のアジア人に対するイジメを見ていた
子ども。それもまだ4‐5歳の頃に「なんでお前みたいなヤツがここいるんだよぉ」
という意味が理解できなかったが・・・
私も対象になっていたのだろうけれど
のんびりしていたせいか?それとも単に鈍感だったのか解らなかった

差別はなくならないのが人である
差別意識の根っ子に存在している不安~妬み
というマイナス感情は誰の心にもあるのを認める
それだけでも差別意識は変わるのでは無いだろか

蛇足 背番号42は黒人初のメジャーリーガーであるジャッキー・ロビンソンに敬意を表し
    こういうハートってのが大切



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4 コメント

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こんばんわ (にゃむばなな)
2013-11-04 22:57:30
差別もイジメもビビリがするものですからね。
ケンカに強くなる前に不安に打ち勝つ強さを得ること。
それを野球というファクターで実践したジャッキー・ロビンソンは正真正銘の英雄ですよ。
返信する
辛い経験 (ノルウェーまだ~む)
2013-11-05 00:01:20
qちゃん☆
他のアジア人はいじめられていたけど、qちゃんは大丈夫だったの?良かったねー
ねえねはかなり苦労したから、やっぱり「差別の無い」世界をつい切望しちゃうな。
実際経験した事がある人でなければ、ただの傍観者でしかなくて、なかなか意識を持ちにくいのかもしれないけど。
こういう映画で、多くの人に意識改革していってもらいたいねー
返信する
こんにちは♪ (yukarin)
2013-11-05 12:55:49
いい作品素直に感動したわー。
qちゃんもイジメを見てきたんだ。
でも対象になってなかったようでよかったね。

本当に差別ってよくわからないな。
でもジャッキーのようにやり返さない勇気を持つにはそうとうの苦労があったんだろうなぁ。
人としても素晴らしい!
返信する
Unknown (q)
2013-11-12 20:00:23
まだーむ
とにかく白人以外の子に対しての
言葉のイジメから酷い疎外の扱いは
子どもながらに理解できたなぁ
そう!経験したり関係していると
「差別・格差」に対して違うよね
私は1人静かにしてるのが好きで
そういうコトを静観する子だったし
のんびりしてたから 気が付かなかったのかも?!
単に見た目に極チビっていうのは
相手にされてなかったのかなぁ・・・


にゃむサン
そうそう!びびり!!!
それって「逆を言えば憧れる」
っていうのだよね
「不可能」の反対は、「可能」ではない。
「挑戦」だ!!
真摯な姿と、沈黙の行動
こういう人だったから周囲も徐々に理解していったのよね

 yukarin♪ちゃん
とにかく外国勢、とにかく白人社会は
生まれた時からだと思うわ
イジメという名の差別社会は
子どもからすぐ目の前で見てたから
この作品を観て じんわり来たの
差別意識は、どういうことか
この作品から、意識を変えて欲しいもの
ほんと。こういう作品って欠かせないわ
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