監督:深川栄洋
出演:新垣結衣、大泉洋、中村蒼、福島リラ、寺田心、つるの剛士、波乃久里子、藤田弓子、小松政夫、石橋凌、富司純子
ストーリー:サヤ(新垣結衣)は夫のユウタロウ(大泉洋)を突然の事故で亡くしてしまう。人に 対して疑いを抱かないサヤが、一人で息子を抱えることを心配するユウタロウ。成仏できずに、いろいろな人の体に乗り移って、サヤのために手助けをすること に。のどかでどこか不思議な町ささらの人々に助けられながら、サヤは母親として成長する
深川栄洋の作品って 上手だなぁ
原作は 未読。
こういう「人達の中」で生活してみたら最初はめんどくせーだろーけど
結構、私なんか てきとーできちゃいそーで(楽しめそぅ)
新垣女史が好きなんで ヒイキ目で観た
おかーさん役をしても、やっぱり好きな新垣女史
可愛いくて ちょい頼りない、さや母子を主にして
他者の身体を借りちゃー現れるユウタロウas大泉氏
落語家のユウタロウ
ユウタロウの役柄上の設定っていうのが人を笑わせることのできない落語家なの
成仏できずに現世に残った原因は
父親とのこじれた関係なんだよね
これが またユウタロウの笑えて泣ける作品になってたな
そりゃーそーだわー 可愛い子供と美しい妻と「突然の事故死」したら
心配で心配で、出たくもなるわよね~
と。 乗り移る人も それぞれが ユウタロウ「大泉洋」落語の口調で
展開するから ( ̄▽ ̄)ニヤリとしてしまったわ
ただ単に「乗り移っただけ」じゃなく
乗り移った「人」が楽し過ぎる~
旅館の女将 富司純子
駅員の中村蒼氏
落語の師匠の小松政夫氏
そして~~~~~
乗り移られた俳優さんたちの演技笑~~
特に 小松氏は もう~~~~ 笑笑笑
ユウタロウと父
そこにある「思い出」
何処かに「存在している思い」
気が付かなくても「知っている」から存在している
私の大切な存在を持っていかないで
形は無くても「存在している」のだ
愛しい君に触れたい
代わりに「乗り移ろう」
傍にいたい
お・めるへーん なんてのは 撮影のジオラマの世界観もあるかな
スマホでも加工でも ジオラマって楽しい
家族の愛と母と子と・・・
なんつー「はい \_(*゜ー゜)ココニ チュウモクー♪ 泣くよね?泣いてね 泣くよね?ね? 」
つーのは 無くて、まーそこらは スルー
蛇足 思いが重いとウザいけどさ
ちゃんと母親役も演じきってて良かった。
本来ならしんみりしちゃうお話なのに、
ユウタロウに乗り移られた演技をするみなさんがうまくて笑っちゃったわ。
個人的にはユウタロウと父親とのエピソードがすごく良くて泣けた~
新垣女史が好きだから贔屓で観ちゃった
実は切ない世界だけど・・・
大泉氏にも、やられたわ!!!
また 出て来るそれぞれが
上手い上手い(笑)
単なる「笑のみ」じゃなく
父との思い出のエピソード
私 うるうるしちゃった