施肥や水やりの回数・与水量など本種ごとに作の仕方を講じているということなくすべて同じように扱っているので、
本種の場合それが合わなかったのか、棚入れ(一芽スタート)から十数年作ってきましたが未だ増えることなく逆に
枯らしてしまうのではないかと心配する時期が続いたこともある羅紗梵天です。そのため、棚仕舞いしている先輩宅
を訪れた折り目にとまった一鉢ですが、墨も良く表れていたので迷わず持ち帰ることに。
2024年5月3日 午前撮影
元々葉幅無く、全体的にも線の細い印象を持つ青軸種ですが、自分が育ててきたものに比してしっかりと作り込まれた姿とそれに加え
いい感じに墨がにじみ出ている葉をみて、本当に迷い無く譲り受けの仲間入りをさせた株です。
自分で育てている既存の株ですが先輩宅のものに比べ勝っているのは緑濃い葉色くらい。そのほかはすべてにおいて劣っているのは
一目瞭然かと。
譲り受けの品は筬もよくつまりしっかりとしています。一方我が家のものはというと筬ゆるく、そのため軸は細く感じられるので
頼りない印象は否めませんね。これからはもう少し日を摂るよう心がけます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます