風蘭よれよれ栽培日記

風蘭・富貴蘭の成長記録

株立ち

2015-05-07 04:40:59 | 余談

 特に意識して株立ちを目指している訳ではなく、たまたま出来上がったものなので「うんちく」をどうこう
いえるものではありませんが、気が付けば結構見ごたえのある大株になっていたのでちょっと記録を

 まずは、黒寿に宮崎産無名豆葉と薩摩時雨の3種

<平成27年5月3日撮影> 


 
 本数など数えたことがありませんが小さい芽を入れるとそれぞれ20数芽は立っているかと思います。株立ち
といっても見た目いろいろでしょうけど、これだけ葉が詰まってこそまとまりよく、またどの方向から見ても綺麗
なものです。
 風蘭づくりは、あれやこれやと皆さん目指すところがあって日夜作に励んでいることと思います。しかし相手は
植物。熟練の技術を持って栽培される方も多くいらっしゃるかとは存じますが、相当運に左右されるのは否めないかと

 ちなみに、3鉢供ここまでくるのにおおよそ12年はかかっているかと思います。



 
 薩摩時雨は今の時期柄が沈んでしまっているので見た目無地。 しかし、晩夏あたりになれば上葉1~2枚
程度ですが必ず斑が浮かんできます。









  真鶴が付いているので手放すことなく作を続けている西出都です。


  結構詰まった株立ちとなりました。これも、西出の割には11年程度かかっています。




 本種は超大型のためかやや隙間が目立ちます。それでもこれだけ詰まっていれば見事なものと勝手に自負
ちなみに、地元有田川町産の緑花種は50%遮光下での採培ですが先の3鉢と西出都はほぼ直射下で栽培。そのために
コンパクトにまとまったのかと。これまでに手を加えたといえば今年の植替えで乱雑に伸びた根を整えたくらいで、それ以外
は殆どほったらかし。ほんとほったらかしの結果オーライといったところです

 大株になると子出しが悪くなるといわれます。その通りだと思います。しかし全く子が出なくなるわけではなく、植替え時の
手間はかかりますが、よほど姿・形が崩れない限りこのままで作り続けようと思います


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