風蘭よれよれ栽培日記

風蘭・富貴蘭の成長記録

地元産青軸・青根無名種

2012-05-22 18:58:00 | 縞 物

 地元有田川町の旧跡である、石垣城跡の山で採取された白縞です。ただし、初代の白縞の入った木は何年か前に
枯らしてしまい、何とか復活をと残しておいた木から再び白縞の現れたもので、本当にでした。


 草体は、九州や奄美などの南国産に比べればやはり見劣りします。しかし地元産(和歌山県有川町)としては葉幅もそこそこで、自分
的には中々のものかと今後に期待しています。といっても、昨今の実生品種群には素晴らしいものがあまりにも多く、ただ単に山採りと
いっても相当際立った芸を持たないとスポットライトを浴びることは厳しいかな。伝統園芸ということを思えばちょっとさみしい気がしなくも・・・

 葉の表面はわりと粗めのため、光沢はやや鈍いようです。

 まずまずの白縞かと

 一番子に縞が戻ったのですが、最初の内は無地でした。それが上3枚に縞が入り復活となったものです。上3枚の内の右側
付けあたりの葉縁に兆しが芽生えたのが再出発の一歩です。で、左側次の葉の一本が鮮明な白縞に、もう一本は葉裏からやっと
確認できる位ですが二本目の細縞が出ています。また、嬉しいことに伸び始めたばかりの天葉の両面にも早や確認できる縞が
出ています。この調子でいけばいずれ上柄に育ってくれるかと楽しみ倍増で、作にも力が入るというものです

 綺麗な青軸に青根です。以前、理由も原因もわからないままにあれよあれよと枯らしてしまっているので、せっかくの
子宝に恵まれたものの何に気を付ければいいのかわからずまた枯らしてしまわないかとの心配が付きまといます。
そのため、保険がわりに何とかもう一本縞の入った子が出てほしいですね

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