チャボや豆葉でもないのにやたらと葉持ちの良い品種!この葉重ねの良さは本種の特芸といえるかと。
平成28年4月3日撮影
平成28年10月23日撮影のもの
地元も地元、有田川町吉備地区産青軸縞(中型サイズ)
平成28年4月10日撮影
平成28年10月23日撮影
やや片柄気味が続いていましたがここにきて良柄に。
わが家の葉繰りはだいたい1.7枚前後といったところですが、今回の2種は両方ともほぼ2枚
今シーズンは、葉繰りに関しては上出来かもです。
チャボや豆葉でもないのにやたらと葉持ちの良い品種!この葉重ねの良さは本種の特芸といえるかと。
平成28年4月3日撮影
平成28年10月23日撮影のもの
地元も地元、有田川町吉備地区産青軸縞(中型サイズ)
平成28年4月10日撮影
平成28年10月23日撮影
やや片柄気味が続いていましたがここにきて良柄に。
わが家の葉繰りはだいたい1.7枚前後といったところですが、今回の2種は両方ともほぼ2枚
今シーズンは、葉繰りに関しては上出来かもです。
今シーズンのミカンの着果具合ですが、記録的ではといえるくらいよくついています。そのため、
例年よりひと月くらい早い6月中旬より摘果に励んでいます(自分はサラリーマンなので妹の嫁ぎ先
での話ですが)。その摘果もお盆の間は小休止ということで久々に風蘭をゆっくり眺める時間が
出来ました。そこで、シーズン中この時期が最も輝く地元産の風蘭2種をさっそく記録にと朝から
カメラを手に一汗かいてみました。
<平成28年8月13日撮影>
釜中産風蘭の親木と今シーズン当初の割り子1本です。
この時期以外はさほど葉が派手ることがないのでどうしても斑としての気配は片側に偏ってしまいがちです。ですか
ら右側は斑らしきものが残りますが左側はほぼ斑なしの青。下葉から2枚目の一度だけ派手たことがあった葉のみに
少し斑らしきものが残っているだけです。
割り子ですが、根は十分と思いましたが春先の株分けなのでやや暗めに作をしてきました。そのためか
親木ほどに派手ることなく無地の風蘭状態です。本種の斑は黄色味が強く現れるので日強く作った方が
斑の出がいいのかもしれません。現在、親木とそれについている少子の他はこの割り子だけの3本しか
ないので試験的な作で枯らしては元も子もなく、親木についている少子が株分けできればいずれかの1本
をもって日強く作って観察したいと思います。
楠本産風蘭で、50%遮光と直射下栽培の2鉢です。
大きさの違いが歴然ですね。
上が直射下の栽培と下が50%遮光下での栽培。立ちの葉のみですが、50%遮光下の方はこの時期だけ透明感が
現れ清涼感が楽しめます。一方、直射下の方は透明感なく葉が荒れるだけ。先の釜中産とは違い、こちらは日採りを
抑えたほうがいいようですね。
福井産として棚入れした、葉縁に耳ずり斑や時として葉先に切り込み斑が入る品種ですが、
植え替えている最中に豆葉でもないのなんと葉重ねが良いのかと改めて思い、投稿です。
本種のわが家での葉繰りは他の品種より少しいいかなってくらいの一年間に約2枚なので、
左右に13~14枚の葉があることからすれば最も下の葉は約7年も落ちることなく残っている
ことに(植え替えで下葉を剥がしているので実際はもう少し長い間枯れることなく葉を
保つと思います)・
これは葉繰りが良いというよりも葉持ちが非常に良いということでしょうね。
普通は両方に7、8枚の葉を広げ、後は新葉が繰り出した枚数と同程度に一進一退の繰り
返しだと思いますが本種は段違いですね。この鉢は50%遮光下で作っていますが風通しの
良い場所で日を強め(直射でもいいかな)に作り、筬がもっと詰った葉姿を目指すの面白い
かもしれません。
平成28年4月3日撮影
途中に根をさほど伸ばさないのが、またいいですね。
以前、割り子をオークションに出品してもらったことがあるんですが入札件数があまり伸びませんでした。
自分的には特徴のある変わり種だと思っているので、これだけの品種が伸び悩むんだったら出品はもったい
ないと思いそれ以降は出品を控え、せっせと増殖に励んでいます。別にあるもう一鉢を結構日強く作って
経過観察中ですが、一昨年からのため現状での本品との差はさほどありません。今後はもう少し
厳しい環境下で作ってみたいと思います。
今日も朝からせっせと植え替えに励みました。午後は寒さも和らぎ植え替えのスピードも
断然アップとはいえ、朝はこれでもかと言わんばかりの寒さが身に染みました。
植え替えの順番は特に決めていないんですが、やはり自分好みのものが知らず知らずの
うちに先行していますね。で、そのうちの一つ。平成11年に地元有田群釜中地区で採取し
た小型の風蘭ですが、本日の植え替えで待望の株分けができ17年目にしてようやく二鉢
になりました。
平成28年3月27日撮影
本種は、採取後新葉が伸びれば下葉が落ちることの繰り返しで、そのため根づくりにも相当苦労しました。
そんなですから今回の株分けを躊躇しないこともなかったんですがそこそこの根が5本あり、親木の採取時に
比べる十分育つと判断(というより我慢できなかった言い訳です)当時の親木に比べ木勢もよろしいよう
なので夏までに新根を伸ばしてくれれば心配なく育ってくれることでしょう。秋には新子・・・・・・・とは
欲のかきすぎかな。
我が家のオリジナルの一つ「有田川町釜中山採り種」ですが、シーズンを通じ
最も(というより唯一かも)見栄えがする時期を迎えました。
平成27年9月6日撮影
この時期が最も見栄えがというより本当にこの時期だけといえるかもしれません。それも
この時期に成長している天葉にのみ現れ、付けのあたりが最も黄色味を帯びるようです。
わりと規則正しい葉繰りを繰り返しているようで、晩秋から春先にかけて伸びる左側のほうの葉は
ほぼ無芸。春以降秋口にかけて伸びてくる葉に斑が現れるということを繰り返しています。そのため
斑が一方に偏っています。
なぜこの時期にだけ斑が冴えるのかはっきりしませんが、もしかすると昼夜の寒暖差が関係して
いるかもしれないですね。
徳島産の燈籠牡丹ですが、この品種もこの時期一番白っぽく上がってきます。
この無名種も夏から秋にかけて伸びる葉によく芸が現れます。登録種の霊峰しかり、建国殿なんかもそうかな。案外
この時期に冴える品種が多いように思います。ただの風蘭でさえこの時期は天葉に少しの透明感を感じることを思えば、
このような葉の冴え方は、本来どの風蘭にも備わっている性質なのかもですね。