風蘭よれよれ栽培日記

風蘭・富貴蘭の成長記録

この時期ならでは!!

2016-08-14 09:33:07 | その他葉芸

 今シーズンのミカンの着果具合ですが、記録的ではといえるくらいよくついています。そのため、
例年よりひと月くらい早い6月中旬より摘果に励んでいます(自分はサラリーマンなので妹の嫁ぎ先
での話ですが)。その摘果もお盆の間は小休止ということで久々に風蘭をゆっくり眺める時間が
出来ました。そこで、シーズン中この時期が最も輝く地元産の風蘭2種をさっそく記録にと朝から
カメラを手に一汗かいてみました。

<平成28年8月13日撮影>

釜中産風蘭の親木と今シーズン当初の割り子1本です。










 この時期以外はさほど葉が派手ることがないのでどうしても斑としての気配は片側に偏ってしまいがちです。ですか
ら右側は斑らしきものが残りますが左側はほぼ斑なしの青。下葉から2枚目の一度だけ派手たことがあった葉のみに
少し斑らしきものが残っているだけです。






 割り子ですが、根は十分と思いましたが春先の株分けなのでやや暗めに作をしてきました。そのためか
親木ほどに派手ることなく無地の風蘭状態です。本種の斑は黄色味が強く現れるので日強く作った方が
斑の出がいいのかもしれません。現在、親木とそれについている少子の他はこの割り子だけの3本しか
ないので試験的な作で枯らしては元も子もなく、親木についている少子が株分けできればいずれかの1本
をもって日強く作って観察したいと思います。





楠本産風蘭で、50%遮光と直射下栽培の2鉢です。
大きさの違いが歴然ですね。






 上が直射下の栽培と下が50%遮光下での栽培。立ちの葉のみですが、50%遮光下の方はこの時期だけ透明感が
現れ清涼感が楽しめます。一方、直射下の方は透明感なく葉が荒れるだけ。先の釜中産とは違い、こちらは日採りを
抑えたほうがいいようですね。














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