
9月の終わりから10月半ばはにんにくの植え付け時期です。
今年は種にんにく(写真)が手に入りにくく、危うくお客様に注文を受けた分も手に入らないところでした。
うちの店で販売している種にんにくは青森県田子産(あの有名な田子にんにくの産地です)で、お客様にはたいへん好評なのですが、まさか今年は種にんにくが少ないとは夢にも思いませんでした。
しかし、おかげさまで「沢田ファーム」さんの立派な種をいただくことができてほっとしております。
かなりこだわってにんにく栽培を行っているらしく、たいへん美味しいにんにくをネットショップでも販売しておりますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。
さて、にんにくの植え付けの話ですが、これはタイミングにコツがあり、早すぎても遅すぎてもダメです。
早すぎれば冬に寒害をうけ、遅れると減収してしまいます。
また、軟腐病や春腐病が非常に怖いです。この病気は、多湿環境を好み、通性(条件的)嫌気の細菌のため、非常に直りにくいです。
やはりこういった病原菌の予防にはTB21エースを利用しましょう。しっかりと土壌改良されていれば、こういった病気にもかかりにくくなります。
最近は中国産のにんにくが安くてお手ごろですが、やっぱり国産のにんにくのほうが美味しいような気がしますね。
<<質問について>>
家庭菜園・ガーデニング・農業についての質問や疑問などがありましたら、ご自分のブログからトラックバックを送っていただければ分かる範囲で回答します。もしくは記事にコメントで残していただいてもOKです。一応営農指導をしてますんで、大概のことはお答えできると思います。
今年は種にんにく(写真)が手に入りにくく、危うくお客様に注文を受けた分も手に入らないところでした。
うちの店で販売している種にんにくは青森県田子産(あの有名な田子にんにくの産地です)で、お客様にはたいへん好評なのですが、まさか今年は種にんにくが少ないとは夢にも思いませんでした。
しかし、おかげさまで「沢田ファーム」さんの立派な種をいただくことができてほっとしております。
かなりこだわってにんにく栽培を行っているらしく、たいへん美味しいにんにくをネットショップでも販売しておりますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。
さて、にんにくの植え付けの話ですが、これはタイミングにコツがあり、早すぎても遅すぎてもダメです。
早すぎれば冬に寒害をうけ、遅れると減収してしまいます。
また、軟腐病や春腐病が非常に怖いです。この病気は、多湿環境を好み、通性(条件的)嫌気の細菌のため、非常に直りにくいです。
やはりこういった病原菌の予防にはTB21エースを利用しましょう。しっかりと土壌改良されていれば、こういった病気にもかかりにくくなります。
最近は中国産のにんにくが安くてお手ごろですが、やっぱり国産のにんにくのほうが美味しいような気がしますね。
<<質問について>>
家庭菜園・ガーデニング・農業についての質問や疑問などがありましたら、ご自分のブログからトラックバックを送っていただければ分かる範囲で回答します。もしくは記事にコメントで残していただいてもOKです。一応営農指導をしてますんで、大概のことはお答えできると思います。
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結論から言えば病気です。
たぶん、『ダイコン萎黄病』ではないでしょうか。
この病気は切断すると皮層下の部分が黒もしくは茶色に変色します。たいていの場合症状は半身的に発生することが多いですが、症状が進むと株全体が枯死します。普通は乾腐して悪臭はしません。
もし悪臭が出ている場合には、他の病気も併発している可能性があります。
食べられるかどうかはなんともいえないのですが、あまりお勧めはしません。
対処方法としては、今回はもう出来上がってしまっているでしょうから来年以降、病原菌をなくす努力をしたほうが良いです。
この病気は「糸状菌」と呼ばれるカビ菌の一種が原因です。
農薬を利用するのであれば「殺菌剤」を利用します。
農薬を利用しないのであれば、当社の「TB21エース」のようなカビ菌を抑制する資材を畝を作る段階で投入してあげてください。
場所があるようでしたら、違う場所に栽培するのも一案です。(連作障害のひとつですから)ただし、カブなどのアブラナ科の野菜は同じ病気が伝染する可能性もあるので、ダイコンを植えていた場所にはアブラナ科以外の野菜を植えてください。
なによりも土壌を改良するのが重要です。
これが仕事ですから(笑)
作物の病気や害虫についてはいつでもオンラインで対応させていただいていますので、出張中とか出なければ24時間以内にはお答えさせていただいております。
また、何か分からないことがございましたらいつでもご質問くださいね。
にんにく(種にんにく一片)を植える時、「3センチ程の深さんの溝を掘る」と思いますが、多量に植える時、効率的にこの溝を掘るにはどうしたら良いのか?という素朴な疑問なのですが、何かアドバイス願えたら、と思っております。
当方、この道ド素人であり、ニンニクも若干植える時期を過ぎてしまいましたが、已む無き事情にて来週半ばにも植え始める予定でおります(只今必死に欠片をほぐし中)。
10人で10日掛かるかも?と言われてしまう位の量があります。しかし特別高価な機材など買わずに(最適な耕運機があればレンタルもやむ無し、ですが)、この溝を掘りたいのです。溝を掘りたいと言いますか、効率良く植え付けが出来れば良いのですが。。。
何か良い方法がありましたら、何でも結構でございます。どうぞご指南くださいませ。
うーん、簡単なにんにくの植えつけですか…結構難しいかもしれませんねぇ。
ちなみに畑自体は全面耕転されているかもしくはされる予定でしょうか?
コメントの内容だけでは分からなかったもので教えてください。
普通は、管理機やクワ・スコップ等で全体的に深く(20cm以上)掘って肥料等を混合して畝をたてて植えつけます。
はじめに土を柔らかくカクハンして肥料をまいてからであれば、スコップ等で植えつけても簡単です。
もし耕転されているばあいでしたら、植えつけは黒マルチの穴あきがありますんでそれが楽です。4条・株間20cm、畝の高さ10-15cm、植え付け深さ3cm。
穴あきのビニールがない場合、細い移植スコップなどで穴を開け植えつけます。
できれば、成長の問題もありますので、マルチを利用することをお勧めします。
毎年大根は育てていますが、だいたい毎年こんな風になります。
黒い斑点が出る病気は、円形褐斑病か、そうか病などいろいろとありますので、断定は出来ませんが、いずれも「糸状菌」と呼ばれるカビ菌の一種が原因です。
対処方法は、ダイコン萎黄病(いおうびょう)のコメントでも記載しましたが、農薬を利用するのであれば「殺菌剤」を利用します。農薬を利用しないのであれば、当社の「TB21エース」のようなカビ菌を抑制する資材を畝を作る段階で投入してあげてください。
場所があるようでしたら、違う場所に栽培するのも一案です。(連作障害のひとつですから)ただし、カブなどのアブラナ科の野菜は同じ病気が伝染する可能性もあるので、ダイコンを植えていた場所にはアブラナ科以外の野菜を植えてください。
肌がガサガサしてしまっているのは、もちろん病気も考えられますが、センチュウ被害の可能性も高いです。センチュウ対策では、私どもは「ニーム顆粒」をお勧めしています。芽が出たあとに上からパラパラと撒くだけですので、作業も楽です。農薬を使うのであれば、ネマトリン等を利用する方法もあります。
http://blog.goo.ne.jp/punpui_2005/e/9c64af721fd198f77ddb2579f70d372c
こちらの記事にダイコンのセンチュウ対策について記載してありますので、よろしければ参考になさってみてください。
にんにくの連作におついて教えてください。
去年、はじめてにんにくを作ってみました。
今年も挑戦したいと思っていますが、同じところに作っても大丈夫でしょうか?
また、連作の際に気をつけなければいけないことがあったら教えてください。