劇団ぷにぷにパイレーツ座長日記

劇団ぷにぷにパイレーツ座長・石崎一気が、演劇、パントマイム、音楽等、舞台芸術の情報を、毎日発信!

地球が見えた!

2019-07-09 09:17:13 | 演劇
おとといの日曜日、2週間ぶりに第40回公演「恋に恋して」の稽古を行いました。
ほとんどの時間を、松本美由紀の一人芝居「恋に恋して」に費やしました。
しかし、4時間ぶっ続けでは、松本の集中力と体力が持ちません。
毎回、2時間経ったところで、休憩を取ることにしています。
休憩時間をただボンヤリ過ごすのは勿体ない!
そこで今回、私・石崎のマイム作品「走馬灯」を、松本に見て貰うことにしました。
作・演出・出演を一人で行う場合、客観的な意見を聞くことが非常に重要なのです。

「走馬灯」は、まったくストーリーのない15分ほどの作品です。
松本は呆気にとられながらも、食い入るように僕の演技に見入っていました。
そして上演を終えると、堰を切ったように感想を話してくれました。
「これは芸術だ!」
「浮遊感が凄い!」
「自分が宇宙空間に漂っているように感じた!」
「地球が見えた!」
僕は、地球を表現したりしていないのですが…。

一方、さまざまな気付きも語ってくれました。
特に、舞台を見慣れていない人にとって難しい演出があることを指摘してくれたのは、ありがたかったですね。
言われてみれば、必要以上に不安を煽る可能性があるのは間違いありません。
そこで、若干の修正を加えることにしました。
一人で稽古していたら、絶対に気づかないことです。
こうして、厳しい意見を言ってくれるのは、本当にありがたいですね。

日々の稽古で、「走馬灯」は、どんどんブラッシュアップしています。
8月11日(日)の本番までに、どこまで完成度を高めることが出来るのでしょうか?
自分自身、楽しみで仕方ありません。

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