劇団ぷにぷにパイレーツ座長日記

劇団ぷにぷにパイレーツ座長・石崎一気が、演劇、パントマイム、音楽等、舞台芸術の情報を、毎日発信!

録音…?

2014-03-07 07:39:28 | 演劇
3月1日の「星空の下の朗読会」は、本当に評判が良いのです。
「迫力があった!」「緊張感いっぱいだった!」という声を沢山聞きました。
なかには、驚くような感想を告げてくれた方もいます。

僕は、7人の登場人物が次々に独白を行う「藪の中」を読みました。
7人の演じ分けが、今回の朗読の聞かせどころです。
その7人のうち2人が女性のキャラクターなのですが、この女性役が人気だったんですよ。
「舞台上にもう一人女性の朗読者がいるのかと思った!」と言ったお客様さえいらっしゃいました。

また「録音としか思えなかった。本当に生で読んでいるのかどうか疑わしかったから、石崎さんの口元を何度も見てしまった!」という方もいました。
「怖くて怖くて、心臓が止まりそうになった」とか、「人が死ぬ度に、目の前が血で真っ赤に染まった」など、イメージ力豊かな方も少なくありませんでした。
単純に、発声や発音、体力や集中力を褒めて下さる方もいらっしゃいました。

これだけ朗読の評判が良いと、演劇をやる必要性なんてあるのでしょうか?
楽で、簡単で、しかも人気があるのなら、朗読に走りたくなる気持ちも分かります。
しかし、僕は、あくまで演劇の道を追求しますよ。
僕自身は、朗読では物足りないのです。
要望があれば朗読もやりますが、基本は演劇を続けていくつもりです。

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