超芸術と摩損

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妻を自殺に追いやった中井国家公安委員長

2009-10-04 05:30:20 | 週刊誌から
 鳩山内閣で国家公安委員長兼拉致問題担当大臣に抜擢された中井洽氏(67)。羽田内閣時代に一瞬、法相を務めた当選十一回の地味な政治家には、糟糠の妻を自殺に追いやった知られざる過去があった。

 伊賀忍者の里、三重県上野市(現・伊賀市)の自宅で十一年前の四月九日夜、中井氏の妻、順子さんが亡くなった。享年四十九。連絡を受けて駆けつけた知人が語る。
「階段の手すりにバスローブのヒモを括りつけて、首を吊ったんです。奥さんはまだ居間に寝かされていて、同居していた中井氏の母親が『何ちゅうことしてくれたんや』と声を荒げていた。普段から順子さんをお手伝さん扱いしていただけに、悲しくなりました。中井氏も東京からすっ飛んで帰って来ましたが、取り乱し方に違和感があった。警察の検死結果で、それまで何回か手首を切った跡があることが分かり、得心しました」
 順子さんは隣接する名張市の開業医の娘として生まれ、バスケットボールの得意な健康的な女性だった。父親が、旧社会党の衆院議員だった中井徳次郎氏の有力支援者だった関係で息子の洽氏に嫁ぎ、一男一女をもうけた。
 秘書だった中井氏は、父とともに社会党を離党、地盤を受け継ぎ民社党から出馬して三十四歳で初当選した。
 九四年には羽田内閣で法相に就任。同年の民社党解党で新進党に合流、さらに新進党が解党し、九八年一月に自由党の結成に参画した。順子さんが亡くなったのはこの頃だ。
「順子さんは子育てをしながら、政界引退後に脳梗塞で寝たきりになった徳次郎さんの介護を献身的に続け、選挙になれば選挙区をくまなく歩いて支持を広げた。一方の中井氏は、野党時代は企業献金も断る高潔な政治家でしたが、政権与党を経験して変質した。元々お酒は好きで、地元でもみんなでワーッと飲むのが好きでしたが、銀座や赤坂のクラブをはしごするなど遊びが派手になりました。徳次郎さんを九一年に亡くして心の柱を失った順子さんの目にも余ったのでしょう。順子さんはよく地元事務所を訪れて『私の人生何だったのかしら』『死にたい』と漏らすようになりました」(地元関係者)
 そして、順子さんは自ら死を選んだ。
「この日、既に独立していた息子が帰省をすることになっていたのが、急用で帰れなくなったらしいのです。後で息子は痛々しいぐらい後悔していました。葬儀に際し、秘書は僧侶を五人呼ぼうとしました。徳次郎さんの葬儀では七人でしたから、バランスを考えてのことです。ところが中井氏は『そんなにいらん』と一蹴し、結局三人になりました」(前出・知人)
 それから十一年半、中井氏は国民生活の安全を司る、重要閣僚に就任した。順子さんの親族は、小誌の取材に重い口を開いた。
「よくやっていたと思います。寝たきりだった徳次郎さんには、床ずれ一つなかった。遺品の靴は、どの靴もものすごいチビて磨り減っていた。ああ、こんなになるまで選挙区を歩き回ってたんやなって……。最初は憎みました。中井家とは別に祀りたいと、観音様も作ってもらった。でも人を憎むのはすごく苦しく、しんどいことです。そして、一番苦しいのは洽さん本人だと思えるようになって、憎むのはやめました。順子の父親も二年前に亡くなり、洽さんはその病床に見舞いに来てくれたし、お葬式も手伝ってくれた。順子はよく『洽さんは私の作品、だから世に出したい』と言っていた。(閣僚就任を)きっと喜んでいると思います」
 再び与党で閣僚となった中井氏。秘書を通じて取材を申し込んだが、締め切りまでに返答はなかった。

週刊文春2009年10月1日号
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1 コメント

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Unknown (一村民として)
2010-11-21 09:54:05
私の地元に昔奥さんの方の家族が住んでいたらしいのです。順子さんの自殺が原因かどうかは不明ですがご両親も病に倒れ、亡くなったそうです。
私の私見ではありますが、中井氏はまったく意に介しているようには見えません。国会での働き、今までしてきたこと、答弁を見て、聴いて
容易に判断出来ます。
中井洽氏には一刻も早く国会議員を辞任してもらいたいです。

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