超芸術と摩損

さまざまな社会問題について発言していくブログです。

転落した「お手柄」校長

2008-03-23 20:39:01 | 週刊誌から
 卒業式の前にはアルバムにメッセージを書いてもらうため、多くの生徒が校長室を訪れていた。普段は柔和な笑顔を持つ校長先生。しかし、この男、元教え子にはえげつない裏の顔を晒していたのである。
 埼玉県川口市立川口高等学校校長・市川和夫(56)が逮捕されたのは、8日、卒業式を済ませた直後だった。右の写真は10日の送検時の様子だ。カメラを向けると、警察官がすぐさま、顔が写らないように市川を庇った。この市川の容疑は、20代の女性に対する「脅迫」、6年前、埼玉県内の女子高に教頭として勤務していた際、当時まだ高校2年生だった彼女に近づき、昨年まで不倫関係を続けていたという。
「昨年3月、2人の関係が悪化した」
 と、説明するのは、捜査関係者。
「彼女は他の若い男性に気持ちが移ったのですが、市川は校長としての権限や人脈を使って、その男性の連絡先や素性を調べ上げた。そして、自分と復縁しなければ、交際していたときに撮影した、わいせつな写真を相手に送りつける、と100通近くのメールで脅し、執拗に電話も掛けていたのです」
 そのメールのほとんどが校長室の公用パソコンから送られたものだった。
「被害女性は市川のストーカー行為で精神的に追い込まれ、昨年末、自殺を図りました。幸い未遂に終わり、今年1月、警察に被害届けを出しました」(同)
 市川は78年に結婚。現在は妻の母親も含めて3人暮らし。生徒の相談にもよく乗る先生として評判も良かった。
06年には上尾所で痴漢を捕らえ、「お手柄校長」と報道されてもいる。しかし、学校に捜査員が踏み込み、逮捕されたことで市川は今までの人生から転落した。常識を失った人間が行き着く当然の「結末」だった。
週刊新潮08年3月20日号
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関係が始まったときは10代と40代  56歳「エロエロ校長」の暴走メール 脅迫容疑で逮捕

2008-03-23 20:33:50 | 週刊誌から
 脅迫容疑で捕まった市川和夫容疑者(56)は現役の校長先生だった。
 しかも、被害者は、元教え子にして元交際相手の女性。三十ほども歳の離れた二人の関係は、彼女の在校中から始まっていたという。
「勉強を教えてあげる」と、いかにも教師らしい口実で近づいた挙句、“手を出して”しまったのだ。
“少女だった”被害者も、すでに二十台半ば。大人の階段を上がった先で、関係の異常さや、もっといいオトコがいるという現実に気づくのも当たり前。
「好きな人が出来たから別れてほしい」
 その至極もっともな言葉で、校長先生はストーカーモードへと突入していった。
 校長室から送り続けたメールは「君の裸の写真を送る」とか、「人を殺すのは平気」だとか、理性のかけらも無いものばかり。
 あと数年で定年だった“聖職者”。彼が、尊敬の眼で見られることは、二度とない。
週刊文春08年3月20日号
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