多分駄文のおじさん日記

我輩は駄文を書くおじさんである。旅、音楽、MLB、株式投資、etc., 日々想いつくままに思いを巡らすのである。

NewZealandドライブ旅行(33) Dunedin Part-2

2005-02-20 12:22:12 | New Zealand
Dunedineと綴って、ダニーデン、と発音する。
何故こういう発音となるのか、理解できなかった。 どうもものの本によると、英国スコットランドの方言ケルト語で、スコットランドの首都エジンバラを意味している(ダン・エデン=エデンの城)ことから発祥している、ということだった。
確かに、街を歩き始めると、英国風の建物が教会やその他公共的建物だけでなく、一般民家などでもよく見られた。

或るサイトで知ったが、この人口12万人、NZ南島では第二の都市であるダニーデンは、北海道の小樽市と姉妹都市の関係にあるという。
ダニーデンがオタゴ半島にある都市で、オタルとオタゴ、と語呂が似ていること、また坂道の多い町、という共通点があるからかこのような関係にでもなったのか、と想像しているがどうだろうか。
実は、我輩、小樽に小学校低学年の時に少々居たことがあり、姉妹都市のことは後で知ったのだが、ダニーデンを歩いた時にふと感じた「懐かしさ」のような親しい感情を、後になって納得した次第であった。

街はなかなか良い雰囲気。
これまでどこにも感じられなかった「これだけのものが揃っていれば生活できる」という感覚がこの街に感じられた。と言って、都市独特の冷たい威圧感もなく、自然な感じの空気が良い。10分も歩くうちに良い気分になってきた。
「もしかしたら、こういう街なら老後の生活の場所に良いかもしれない....。」

街を歩く女性もなかなか美人でおしゃれのセンスも良い女性が結構目に付いた。
この国では、今まで羊しか見てなかったので、女性が綺麗に見えるのか?と自分自身に苦笑い!

NewZealandドライブ旅行(32) Dunedin

2005-02-20 12:19:38 | New Zealand
結局11時間近くは車の運転、という日を終えて就寝したが、道路沿いにあるモーテルゆえに、時にやかましい。深夜3時過ぎに外で大声・奇声を発する輩あり、眼を覚ます。
眠りは疲れにも拘わらずやや浅めだ。
15-20分ほど騒いでいたようだが、何だったのだろう。静かなる国New Zealandでもこういうことはあるのか、と妙に感心した。

朝は10時がモーテルのチェックアウトタイム。少し早めだ。
その前に宿を出て、1時間ほど街でも見て、その後Christchurchに向かうことにした。
チェックアウトで昨日の受付のおばさんに改めて御礼。
ついでにどこが街の見どころかを訪ねたところ、1時間しかないのであればOctagonまで歩き、あと駅舎を見るのが良いのでは、というアドバイスを受けた。

お礼を述べ、記念写真を撮らせてもらい出発。
車はモーテルの駐車場において置いて構わない、と最後までご親切。
このおばさんにも色々話をしているうちに、「学生か?」と言われてしまった。
40後半のおっさんが、New Zealandに来てこの科白, 3回目なり。
幾らか若作りしているが、何とも我が身の貫禄のなさを恥じ入る次第であった。


NewZealandドライブ旅行(31) 東へ東へ Part-2

2005-02-19 11:19:36 | New Zealand
交通量は極端に少なく、車をかなり飛ばして走らせる。
一車線での車の追い抜きも慣れてきた。
ゴア、クリントン、とアメリカの政治家の名前のついた町を次々と経由。
南島の西海岸から走ってきてもうそろそろ東海岸に着きそうだ。

New Zealandの地図を見ると、南島の東海岸の南にある大きな都市ダニーデン(Dunedin)あたりが今日の寝床となるか、と言う感じがしてきた。
陽がほぼ暮れ、もうそろそろ車を走らせるのも限界だ。今日は朝6時過ぎから、Millford Soundでの2時間半以外は殆ど車を走らせている、疲れたなあ。
9時を過ぎ、街に近づいてきた。道路もこれまでずっと一車線だったが、流石に2,3車線の大きな道路となり、町の明かりの濃さもはっきりして来た。
これまでにない広域に亘る大きな街のようだ。人のいないことに慣れてしまい、今度は久しぶりの都会に驚愕してしまった。道路は日本の首都高のような雰囲気になってきて交通量は夜にも拘わらず急増。運転にも緊張感増す。
これが地図上目指しているダニーデンという街なのか、どうも確信持てぬ気分で、違うのかな、という懸念持ちながら街の中心を目指す。

結果オーライではあったが、何とか2,30分のうちにはモーテルのある街並みにやって来た。
しかし、驚くべきことに見るところどのモーテルも全て空きなし、No Vacancyの看板ばかり。
いや、これは参った!もしかして全て駄目かもしれない、そうすると今晩は野宿か?
Te Anauからほぼ4時間走り続け、消耗。次の街まで行くのも体力的には辛い!その上腹も減ってきて、暗い街中、気分も暗い。

あたり一帯はどうも碁盤の目状の街となっているようで、モーテル街(日本のモーテルとはコンセプトが違います、念のため!)を車で何度も周遊し、空きのあるモーテルがないかと目を皿にして探す。

一軒だけVacancyの前にNoという明確な表示がついていないモーテルを見つけた。
もしやの期待で、突撃するしかない!
迎えてくれたフロントのおばさんは、「予約で一杯だが、9時までに来る筈の予約をした人が現れない。一人部屋だからあなたに提供しましょう。」とのこと。
おお、地獄に仏、とはこのことか。
もう部屋がどんなに悲惨でも(受付の雰囲気ではその懸念ありだった。)我慢するしかない。部屋はNZ85ドルと格安。

おばさんに案内してもらい部屋まで行く。
マアそんなに悪くも無い。少なくとも部屋は2部屋もあり、かなり広い。風呂がなく、シャワーのみだが、NZ標準なのだろう、こんなところでもちゃんと台所がついている。冷蔵庫の中にはゆで卵、パン、牛乳まで入っていた。兎に角、雨風をしのげる場所を確保できて、大きく安堵。
今日は、早朝から長時間のドライブ、Millford Soundのクルーズ、そしてまた長時間のドライブ、挙句の果てのお宿確保、と続き、なかなかドラマチックな一日であった。

安堵し、その後同じ通りのマクドナルドへ行って、夜食を買う。遂に此処でお世話になってしまった。
シャワーを浴び、食事取り、酷く疲れた。12時過ぎであった。


NewZealandドライブ旅行(30) 東へ東へ

2005-02-18 22:49:19 | New Zealand
陽は高いが時間は5時を回り、少し気分は焦り出す。
陽が沈まぬうちに出来るだけ走りたい。Christchurchに近づきたい。
道は来た道、北のQueenstown経由だとWindingすなわち曲がりくねっていて大変、東へ出るほうが平地が多く簡単だという。予想通りの話であったが東へ出る道がわからず20分ほど手間取り、やっとTe Anauの町を出たのが6時。兎に角東へ東へ。

行っても行っても手付かずの緑の自然が続く。主に牧場が圧倒的に多い。
驚くほど人家はない。少ない、ではなく、ない、のである。
数少ない町に遭遇しても、そこを30秒も走ると、すぐにまた人気のない自然の世界に戻ってしまう。
羊の放牧は見飽きるほどで、もう感嘆の声も出ない空気のような存在となってきたが、羊だけでなく、牛の放牧場も少なくない。また、何と鹿だけしかいない放牧場も何度か見かけた。
最初は意味が判らなかったが、こちらでは鹿も食肉用なのであろうか。

NewZealandドライブ旅行(29) Te Anau Part-2

2005-02-17 23:48:45 | New Zealand
寒い寒いMillford Soundは2時間のクルーズを終えるとすぐに引き揚げることにした。寒さゆえに感激も思い入れも何も持つことなく、日程をただ消化しただけ、という味気なさであった。気分を入れ替え、走れるだけ車を走らせ、出来るだけChristchurchに近づくのがこれからの最大目標。残念ながら、感傷的な気分を持つことなく、Millford Soundを去ることと成った。

来た道をまた戻る。峠やあの恐怖のトンネルを越え、ブナの森地帯を走りに走る。
結構のスピードで走った。ここはスピード違反の取締りなどはやっていないだろうなあ。
2時間強でTe Anauに到着。往路では、寄らずに過ぎたところであったがここでこの旅では2回目となるガソリン給油。
New Zealandはアメリカと違ってセルフではなく、スタンドの店員が給油をしてくれる。ついでに、どのように行けば効率的にChristchurchに近づけるかを尋ねる。若い女性店員さんから随分フランクに幾つかのサジェスチョンをもうらことが出来た。

時刻は5時近くとなっていたが、陽は高くかなり汗ばむ気候となってきた。
久しぶりに街を見たので、少し徘徊することにした。面白いものだが、NZどこへ行っても湖と小さな街の組み合わせが至る所にあり、皆同じように見えてしまう錯覚を持つ。

街と言っても極めてのどかで、湖のほとり近くにお土産屋や飲食店が少し並んでいる程度だ。
写真はNZ固有の鳥、タカへの像なり。
凶暴そうな鳥にも見えるが、何か一寸間抜けでユーモラスな感じさえする。

NZの鳥はあの有名なキーウイを含めて、概ね飛べない鳥が多い。そのため逆に脚が大変発達して逞しいようだ。このタカへは絶滅寸前まで追い込まれ、現在でも僅か200羽程度しか生存していないという。これだけ人が少なく、自然保護にも積極的と思われるNZでもこの惨状かと、聊か驚く。

NewZealandドライブ旅行(28) Millford Sound Part-3

2005-02-17 00:12:07 | New Zealand
年間降雨量6,000mmで、快晴の日は殆ど無い、と言われるMillford Soundであるが、快晴の日に当たったのは幸運と思ったのは束の間。むしろ突き刺す風の冷たさが思いのほかに厳しく、念願の湾岸ツアーも全くゆっくり楽しむような状況ではなかった。

2時間の周遊は、開始地点を出発して、時計回りに進み、湾を一旦出たところで折り返し、というコースである。
途中、滝のすぐ下まで行き水しぶきを浴びるほどになったり、またオットセイの生息地なども見ることが出来たが、どうも兎に角寒く、早く終わって丘に戻りたい、という気分だけであった。

流石に氷河、フィヨルドの気候は厳しい。のどかなぽかぽか旅を期待していたが、思わぬ厳しい自然の洗礼を受け、面食らった。こればかりは体験しなければ判らないのであるが、クルーズの旅よりはトレッキングでもするほうが良かったかとも思い始めたものの、後の祭りである。これも旅の本質か。

NewZealandドライブ旅行(27) Millford Sound Part-2

2005-02-16 00:06:05 | New Zealand
いよいよ乗船、2時間の湾内クルーズの旅に出る。
乗客は地元民なのかどうかは定かではないが、日本人は我輩唯一人であった。
いや東洋人という範疇でも外にそれらしき者はいない。世界どこへ行っても居る日本人がここでは我輩一人、というのは結構意外であった。
氷河に削られた三角の山々を見ながら船は進む。

大型客船であるが、何と室内に留まるものは殆ど居ない。
皆乗客は外のデッキに出ている。確かに、間近に豪放な景観を楽しむことができる。
しかし、かなり寒いのだ。天気は快晴なのだが、風が冷たく、肌を刺すようだ。
欧米人は皮下脂肪厚く全く動じていない。こちらは外では耐えられず、すごすごとほぼ無人の室内に入る。

写真中央にいるおじさんなどは、もう二の腕を出しており、もう驚きを通り越して呆れるしかない。実はこのオジサン、途中で流石に寒くなったのか、一時Gジャンをはおっておった。
こちらもそれを見て、ああ良かったなあ、やはりこのオジサンも人の子、寒かったのか、と妙に安心したのだが、僅か15分程度後には、このオジサン、またこのGジャンを脱いで、自慢の二の腕をむき出しにしておった。
何と逞しいことだ!というよりは、信じられな~い!脱帽!


続・ 補? ほほほ!

2005-02-16 00:03:29 | Weblog
昨日、証券アナリスト補、という資格を日本証券アナリスト協会が新設し、登録を募っている、という話を紹介したところ、本日、敬愛するS氏よりメールをもらった。
いや、アナリストだけでなく、公認会計士補、とか、不動産鑑定士補、とか「補」のつく資格を名刺に記載している輩は少なくないよ、ということだった。流石、財務のGMに就いているS氏だけあり、色々な業者も出入りしこの手のことは良くご存知なのだろうと敬服!
アナリスト補も、むしろ、会計士補、不動産鑑定士補、の流れに乗ってこしらえたのだろうかと想像させられる。

たしかに一寸調べてみると、各試験の最終次を合格する前の段階までパスしている人にこの「補」の字のついた称号を与えているケースがあるようで、驚いた。
何となく、称号をインフレートしているようでもあり、決して褒められた考え方だとは思えないのだが、それなりに頑張ったね、という慰め、また、最終段階まであと一歩、という励ましの意味もあるのであろうか。しかしどう考えても、潔さが感じ取れない。 
最近では、プロボクシングなども階級が増えているし、英語検定などは、準何級、と言う感じで試験レベルの数が増えているが、これなども普及というよりは、むしろ権威を自ら落としているようにも感じられる。何とも奇妙且つ安易なるトレンドが出来たものだ。

NewZealandドライブ旅行(26) Millford Sound

2005-02-14 23:40:34 | New Zealand
遂に来たぞ、Millford Sound!
氷河によって周囲の山が1000m以上に渡り垂直に近い角度で削り取られ海に落ち込んでいく、という壮大な景色は「世界遺産」にも指定されたニュージーランドの超有名スポットである。
この地は年間でも殆どの日が雨、と聞かされていたが、本日のお天気は快晴なり。
なかなかの幸運である。(船に乗ると、実はそうでもなかった....。)

船を待つ間、胸の時めきを押さえられず。今回の旅の最大のお楽しみなのである。
乗ったのは青色の大型船舶であった。 Bon Voyage!

補? ほほほ!

2005-02-14 23:13:22 | Weblog
金融機関、なかんづく、資産運用系会社、例えば信託銀行、投資顧問、投信会社などの方と名刺交換すると氏名の下に、「社団法人 日本証券アナリスト協会 検定会員」、英文面には、「CMA」と記したものを見たことがある方も多くいらっしゃるだろう。
これは証券アナリスト資格を所有することを意味する。

年に一度の「証券分析」「財務分析」「経済」の3教科で成る1次試験をパスすると、次の年には論述中心の2次試験がある。実務経験を含めてこれらの試験をパスするとアナリストの資格が与えられる仕組みと成っているが、なかなかの難関である。

我輩も実はこの資格にチャレンジしたことがある。
水道橋のTACに夜や土日通いながら、何とか1次の三科目をパスすることは出来たものの、2次はあまりの論述の量に充分書けず落第! 
9時半から昼休み1時間半を挟んで夕6時までの長丁場の試験であったが、膨大な問題量の前に、次々解いていかなければならない。短い時間にパッパと論述を展開させるには瞬発力、というか、考える前に手が動く、というような感覚が必要。それを約7時間継続出来るか?兎に角歳を取ると,筆の進みが遅い。家族との生活を犠牲にして死ぬほど勉強しても、聊か効果出すには辛いかと、以降2次試験挑戦は諦めておった。もう5,6年以上前のことである。そのうち転職もして、直接的に必要な資格でもなくなってきた次第である。

先日、自宅宛に来た証券アナリスト協会からの郵便物を見て、大笑い。
何と、1次試験をパスした人向けに、「検定会員補」という名前で資格称号を与えるとのこと。
ご丁寧なことに、英語でも「CCMA」(=Candidate for Chartered Member of SAA)ということで、いづれも、名刺にこの称号を記載しても良い、とのことらしい。2004年4月に開始して以来、700名を越す申し込みがあるとのこと。
この難関(そうでもない、という人も大勢おられることだろうが)で1次合格のみで終わっている人は少なからず居るとは思うが、それで称号もらって喜ぶのも志が低いだろうし、ましては、そのような中途半端な称号を喜んで名刺に記載する愚を断行する輩は居るのだろうか。

また、こんなことを考えるアナリスト協会も、むしろ情けないなあ。
ちなみに「職業行為基準講習」というのを5,000円払って参加する必要がある。更に、この称号を得るための登録料17,000円が必要だとさ。この22,000円欲しさのお話なのか、アナリスト協会も財政難なのかなあ。アナリストの職業倫理を問う前に、自らの倫理が問われるべきなのでは? 噴飯もののお話であった。

NewZealandドライブ旅行(25) トンネルを越えると...

2005-02-13 18:36:29 | New Zealand
恐怖のホーマー・トンネルを超えると、今度は急斜面が峠状になっている。
どうも極めて短かい距離で標高1,000mを一気に下る構造になっているようだ。
一難去って、また一難。
坂道をあたかもジェットコースターに乗っているように急降下。
ヘアピンカーブからまた下り坂、の繰り返しである。
これはこれで、違う恐怖感がある。
何とも恐ろしいドライブコースであった。
流石にバンジージャンプやら、スリルを楽しむのが好きな国民なのだろう。
景観を楽しむよりは、兎に角恐ろしい速度で坂道を下る緊張感が続き、我が掌にはうっすらと脂汗が...。

そして平地に辿り着いた頃には、何と目的地であるMillford Soundが急に顔を出すように迎えてくれた。
Queenstownから5時間半、とあったが5時間も掛からず到着、時刻は12時前であった。

大型観光バスが数台駐車場に見たが、大人気スポットにしてはここも思ったより人が少ない。
湾内クルーズの案内所も、船が出たばかりなのか、人は驚くほど少なくがらんとしている。
受付で尋ねたところ次の船までは1時間以上ある。早く着いてもあまり意味は無かったか。
マア、取り敢えず船の切符を購入し、クルーズに参加することにした。

NewZealandドライブ旅行(24) 恐怖のトンネル

2005-02-13 15:18:55 | Weblog
次第に道は高度を上げてくる。
風景は荒々しさを増し、もうここはのどかな羊の放牧場もない。
荒い岩肌が氷河の侵食の厳しさを感じさせる。

分水嶺を越え、更に上り続ける。
ほぼ最も標高の高い地点にあるのがホーマートンネル(Homer Tunnel)。標高1,000m弱のところにある。
New Zealandでは初めて遭遇したトンネルであった。(最初で最後、であった!)

このトンネル、1953年に18年の歳月を経て完成されたものだという。長さ1,219mというが、これが有る無いでは、随分Millford Soundへの道のりも異なることだったであろう。

何の心配も無くトンネルに突入したのだが、これがとんでもないトンネルであった。
日本のトンネルのようにこうこうと照明がつくのではなく、真っ暗なのである。
トンネルの岩壁が真っ黒で車のヘッドライトの光も吸収されて側面が見えない。当然センターラインもないし、道のどの辺を走っているかの感覚がないのである。もしかして、側面に衝突するのではないか、という恐怖心が大きくなる。幸い対向車が来てないが、対向車があれば一体どういうことになるのか、兎に角怖かった。スピードを落としてのへっぴり腰での運転を強いられた。
道は氷の解けたあとで路面が濡れており、また下り坂のようでもある。かなりの長い時間恐怖を味わった。帰りもこの灯りのない真っ暗なトンネルを通らねばならぬのか、と思ったら憂鬱になってしまった。大型観光バスなどは良くこんな所を通れるなあ。兎に角、恐ろしいトンネルであった。

NewZealandドライブ旅行(23) Mirror Lake

2005-02-13 12:39:06 | New Zealand
ティ・アナウを過ぎ94号線に乗ると、終点まで一直線の道のりとなる。
またひたすら走りに走る。だんだん森の風景が多くなってくる。

しばらく走ると左手に通り過ぎてしまうほどの小さな景勝地がある。
Mirror Lakeだ。
あまり一般のガイドブックには書かれていないが、ネットで見る個人の旅行記にはしばしば登場する隠れた有名地である。降りて様子を見に行く。

看板の地点から幾らか進むと木々の隙間から、その湖面が見えてくる。
名前に違わぬ名鏡ぶりがわかる。幾らかメタリックな感じの鏡であるが、山々や湖面の植物がそっくりと反射している姿は、お見事!

携帯買い替えたが....。

2005-02-13 12:05:13 | Weblog
携帯電話、ほとんど通話はしないのだが、2台持っている。
1台はNTTDoCoMo。 もう1台はAuでこちらは写真機能付き、こちら2週間程前にどこかで紛失したか、行方不明ナリ。風邪引き行方を追っていないが何処へ行ったのだろう。娘の写真を待ち受け画面にして、電話というよりはアルバムかわりに使っていたのだが。
DoCoMoのほうは使用歴も長いのだが、こちらはついに電池の寿命も尽きてきたようだ。電池を取り換えても3,4000円位はするというので、新機種を購入することにした。自宅近くの駅の下にある格安系携帯電話ショップへ出向く。

買い求めたのは, P900iという機種。
FOMAとMovaの違いもよう判らんが、取りあえず欲しい機能であったアプリが使えるということと、デザインで決定した。デザイン的に良いかと思っていたProsolidという超薄型モデル(有珠さ16.7㎜)はアプリ機能が使えない、とのことで断念。お値段は1万円一寸なり。
しかし、色んな機種が出回っており、判り辛いなあ。デザイン的には、さほど薄型が増えていない。むしろ厚めで多機能風のものが多いが、どうもターゲットが若年層狙いのようで、落ちついたデザインのものが少なく不満である。
それと余計な機能が付き過ぎていて、本当に欲しいものが選べない。つまらんソフトがついているのも迷惑なり。

家に帰り色々試してみたが、全般的な使い勝手の印象は良くない。
Auの方が色々な点で良いように思えた。
例えば、最初からメニュー画面がないので探すのが手間。写真撮影後の写真保存や待ち受け画面化が不便。メールの辞書機能は自分で登録するのみ(Auはここが非常に便利)、など主要機能の点で明かに不便さがあるようだ。前のモデルに比してどれだけ進歩しているかと楽しみにしていたが、がっかりした。DoCoMoがAuにシェア抜かれたのも納得だなあ。


★ 一部の皆様へ! ★
電話番号、Emailアドレスなどは前のものと同じです。


NewZealandドライブ旅行(22) Te Anau

2005-02-13 11:18:12 | New Zealand
Queenstownを出発して長いドライブの旅が始まった。
当初はワカティプ湖沿いを1時間ほど走り続ける。
その後は、360度一面開けた平野部をひたすら走り続ける。
対向車線も前にも後ろにも殆ど車の姿は見かけない。
時々前に車を見つけると片側一車線道路なのでずっと同じ車の後を走り続ける。
また、力づくで追い越したりすることもある。
兎に角走っても走ってもひたすら自然の中。勿論、のどかな羊の放し飼いもお約束のように散見された。

やがて遠くに雪を頭にした連峰が見えてくる。
約2時間で、ティ・アナウ(Te Anau)に到着。
ティ・アナウ、とは現地マオリの言葉で、「雨のように水がほとばしる洞窟」という意味だそうだ。その洞窟とは湖の対岸にある鍾乳洞のことらしく、そこに生息するツチボタルが観光客には大人気とある。時間があれば、というところだが、ここはパス!
街の中には入らず、ティ・アナウ湖でいったん小休憩するのみ。
湖と三角形に聳えるその背後の氷河山が何とも美しい。