もう一週間前ほどだったと記憶するが、或る夕刊紙の小さなコラムが目を引いた。
『趣味系資格に挑戦』というコラムで紹介されていた資格がこれ、
「旅行地理検定試験」なり。
副題に
<年間約8000人が受験。入門編の4級は合格率80%>とある。
何だ、8割が合格とは随分易しそうだな....。落とす試験ではなく、知識普及のための合格させる試験なのだろうな。主催は、旅行地理検定協会とか。初めて聞いた協会である。
とりあえず、サイトを覗いて見ることにした。
我輩、遠い昔の大学受験、社会は地理を選択しており、かなり得意でもあった。
希望校の合格も、この地理で得点を稼げた成果であると今でも思っておる。
こつこつ勉強すると知識も増えていき、まさに
「地理(塵)も積もれば山となる」(寒ッ~)の世界であった。
昔とったきねづかを...、と意気込んでサイトにアクセスしてみる。
試験は国内編と海外編の2つあり、いづれも1級から4級まで難易度別に4階級ある。
1級以外はインターネットでも受験できると言う。これは今風で面白いシステムだ。受験会場に行かなくて済むうえ、自宅で出来るのは手軽で良い。
4級の国内編をみると35分で70問の設定なので、一問30秒以内で解答しなければ間に合わない。答えを調べている暇などない、殆ど瞬間的に答えないと間に合わないようだ。
概ね国内編と海外編を比べると、個人的には海外編のほうが易しいように見える。
国内編は温泉地がらみの問題が多く、かなり良く勉強しないと分からない問題が多い。温泉通の方でも結構難儀だろう。常識テストのようにも当初は思ったが、意外と難しい。地理の知識と旅の経験が必要な、楽しめる面白い試験で、資格という悲壮感の匂いのあるものでもないのがいい。
残念ながら次回の試験は6月5日で申し込みは5月10日で終了しておった、残念!
6月の次は12月、と年2回のようだ。受かったからといって何のためにもならないであろうが、ボケ防止と知識昂揚、更には、旅行プランのアイデア蓄積、という趣味と実益兼ねたお勉強ができそうだ。
皆様
ちょっとお試しの試験問題、チャレンジしてみては如何か?
今回6月の試験はは通算で21回目の試験らしいが、過去6回からずっと受験して国内編・海外編いづれも1級を取得している地理の達人女性がこのサイトで紹介されていた。どの分野にもすきこそ物の上手なり、という達人が居るものだ。こういう話を見聞きすると、ちょっと燃えてくるなあ。