多分駄文のおじさん日記

我輩は駄文を書くおじさんである。旅、音楽、MLB、株式投資、etc., 日々想いつくままに思いを巡らすのである。

New Zealandドライブ旅行(19)-Millbrook Resort Part-III

2005-02-08 21:30:32 | New Zealand
このMillbrook Resort, 豊かな老後を過ごすのなら、こんなところが夢だなあ、と思いつつも、現実的には住宅を入手するにはどの位のものなのか。

幾らかお手頃な住宅も少しロケーションの悪いところにはあるようだ。日本の不動産物件でこのような場所に匹敵するところは数えるほどでそれに比べれば安価とは思えるが、一般にはNew Zealand の物件としては恐らく相当高騰している方であろうと想像する。大分日本人が相場を吊り上げているのではないかとも懸念する。
また、お値段の問題とは別に、あまりの静寂に、長いことここに居ることに耐えられることであろうか、刺激が余りにも少なさ過ぎるという心配も同時に湧いてくる。そのようなことを心配する必要の無いレベルの人間だけがこの地の静寂を本当に自分のものに出来るのであろう。

夜8時を過ぎ、やっと日没となる。そろそろこの地を去ることにした。
目的とする場所を充分見ることが出来、満足の思いでQueenstownの宿へ戻る。


XXXIX SUPERBOWL

2005-02-08 18:18:22 | Weblog
昨日月曜日も風邪が治らず、会社を休みほぼ一日床に伏せっていた。
このような日が3日続いている。
熱が急に上がったり、咳も出始めると止まらない。腰・背中のあたりが特に痛いが、何よりも体の力が入らず、真っ直ぐ普通に立ったり座ったりしているだけで苦痛なのだ。このように長きに渡って状況が改善しないのは初めてだ。

朝方NHKの衛星放送でSUPERBOWLがオンエアされていた。スタジアムの観客数は10万人という。
フットボールについてはファンではないが決勝戦ともいうべき試合の盛り上がりを見るのは楽しい。会場となるフロリダ州Jacksonvilleという町は観衆全てを収容するだけの施設もなく、豪華超大型客船を急遽何艘か呼び寄せそこをホテル代わりにしたという。また、多くの旅行客は、Jacksonvilleから何百キロも離れたところまで車を走らせてやっと宿泊地を見つけることができた、という話も出ていた。感覚的に良く分かるお話である。

兎に角このSUPERBOWLというのはもうアメリカの国民的行事と言って過言ではないのだろう。全米での視聴率は41%、8600万人以上がTVを見たという。個人的には、ルールを熟知していないので、その面白さを理解することが出来ないのが残念だ。素人目にはプレーの中断が余りに多く聊か興ざめである。
確かに、アメフトの戦略はさまざまで、高度に知的なゲームとも呼ばれている。フォーメーション等戦略をマニュアル化すれば簡単に電話帳一冊分がすぐに出来上がるほどその内容は複雑多岐に渡るものと聞く。ルールが理解できれば、その知的面白さと、肉弾相打つ格闘技的な迫力のコンビネーションは堪らないものになる筈であろうが。

NFLの2004年度王者を決める第39回SUPERBOWLは6日、New England Patriotsが Philadelphia Eaglesを下して、2年連続3度目のスーパーボウル制覇となった。第4クオーターまでは同点で競った好ゲームであったようだ。2004年度はMLBのBoston Redsox然り、このNFLのPatriots然り、ボストン地区の人々にとってはスポーツ大当たりの年だったようだ。

本日火曜日、まだ調子が悪いが堪えて会社へ行く。
9時から国際電話会議があるのでそれに参加。全員が電話線に集うまで雑談していたが、このSUPERBOWLの話題が出た。
元NYに長くいた東京の同僚女性が、米国本社の人間に「SUPERBOWLを見る際に、アメリカ人は平均幾らのコストを支払っているか?」というクイズを出した。
おそらく、ピザやポテトチップスをつまみながらコーラかバドワイザーでも飲んで、と言う程度であろうから、せいぜい20ドル程度か、というのが多くの答えであったが、その同僚女性が示した答えは「59ドル!」。 ちょっと高い、と思われたが、どうも飲食費に加えて、「賭け」の金額がここに含まれているということであった。なるほど、である。

その他面白い話題としては、このSUPERBOWLは米国東海岸時間では日曜夜だったが、ゲームが終わった途端に、その東京の同僚女性は米国の業務担当者何人かから立て続けにEmailを受け取ったという。米国本社の人間は皆会社から携帯用の小型電話を与えられており、そこから色々な連絡をしてくるのだが、日曜夜なのに、急にOFFからONに切り替わる、しかも、そんな人間が何人もいることを聞き恐れ入った。

そんな話を聞きながら、やはり体調悪く、11時にもならないうちに会社を失礼させてもらった。
兎に角早く治さねば。しかし、今回の病はほんとに嫌になるほど、しつこく、治らない。