多分駄文のおじさん日記

我輩は駄文を書くおじさんである。旅、音楽、MLB、株式投資、etc., 日々想いつくままに思いを巡らすのである。

団塊の世代

2005-02-28 23:49:47 | Weblog
本日10時過ぎに帰宅。
自分の部屋に着き、TVのスイッチを付けると丁度古舘伊知朗の報道ステーションが始まっていた。
また、ライブドアXフジテレビの本日の動きをやっていた。

世代別のライブドア支持率を世論調査したという。
その結果を見ると、何と支持率は20、30、40歳台は50%前後であったのだが、面白いことに50歳代の支持率が何と62%と断トツに高い。
何故か?

この世代は「団塊の世代」と呼ばれた人々を含み、第二次世界大戦後のベビーブームに生まれた世代。急に著しく人口が増えた世代である。
そして、この世代は旧秩序から新しい価値観を求めて脱皮しようとするエネルギーの強い世代であり、従ってホリエモンの自由闊達な発想のあり方には結構共感を持っているのではないか、という分析であった。

受験戦争が始まった最初の世代でもあり、また全共闘など学生運動でも名を馳せた世代でもある。確かに経済成長する日本の中、新しい価値観を求めようともがき苦しんだ世代でもある。そういった世代の人々、今や企業の重鎮?あるいは窓際、はたまた、既に企業の外? 色々あろうが、6割以上がこうした新風を歓迎している、というのは実に面白い。
逆に、20,30歳台が必ずしもホリエモンを支持していない、というのも奇妙に面白く、或る意味では、薄ら寒くもある。
逆に同世代としてみた場合、「新風」と期待する部分よりは、ホリエモンの言動にはもっと冷ややかに見る部分があるのだろうか。 

いや、今回の騒動のお陰で、極めて興味深い社会分析が幾つも出来、毎日が文字通り「ライブ劇場」である。