多分駄文のおじさん日記

我輩は駄文を書くおじさんである。旅、音楽、MLB、株式投資、etc., 日々想いつくままに思いを巡らすのである。

NewZealandドライブ旅行(20) Queenstown Part-III

2005-02-11 23:44:01 | New Zealand
Queenstownは人口14,000人程度の小都市である。
しかし、夜の繁華街は賑やかで華がある。
一人街を徘徊したが、飲食店、お土産屋のほか、カジノ、ジャズのライブハウス、洋品店、宝飾品店、またスポーツ関係の店も多く見られた。レストランも地元ニュージーランド料理の店を始め、シーフード、インド、イタリア、中華、日本料理もあるようだ。
湖ではあるが、岸際にある建物は港町の情緒を感じさせ、ちょっとした雰囲気がある。ボードウォーク(板の遊歩道)も、実にええ感じだ! 昼間もゆっくり歩きたい。

Hard Rock Cafe, 此処にもあった。おなじみの看板ににやつく。
店員と話をすると、New Zealandでの店舗は、何とこのQueenstownだけだという。
都市の規模としてはかなり小さいのだが、大都会であるAucklandやChristchurchを差し置いて、Queenstownのみに拠点を置いた、というのも何だか面白い。記念にプレーンのT-Shirtを一枚購入。

幾つかのギフトショップでは、久々に日本人客も良く見かけた。やはり年配層の方が少なくない。
また店員として日本人が居る店も幾つかあった。羊の国だけあり、毛糸で編んだセーターや帽子、手袋や、ホコリ落とし用の羊毛ブラシ棒のようなものが目に付いた。お土産買うのはまだまだ先だなあ!

食事はSea Food の店が良さそうか、と入りかけたが、丁度「地球の歩き方」を広げて相談している日本人カップル、(新婚さんか?)が店の前でずっとああでもないこうでもない、とやっているので、嫌気が差して、隣の中華料理に入った。
しかし、味は今ひとつ。客の入りも今ひとつのわけだ。やはり、Sea Foodの方が良かったか! 残念~ン!

どこか良いJazz Liveの店でもあるか、と思い食事後も若干ぶらぶらしたが、どうも見つからず早い朝に備えてひと坂登り、ホテルに戻った。


北朝鮮戦、その後

2005-02-11 17:07:17 | Weblog
北朝鮮戦が終わり、世の中も少し落ち着いてきたか。
ここ何日間かは風邪で勤務にも行けずにかなり長い時間自宅に居たが、TV番組は朝から晩までどのチャンネルも北朝鮮戦の話題で持ち切りの感があった。これが終わらずして他のこともゆっくり考えるような余裕もないような雰囲気であった。
今回最も脚光を浴びたのは在日のJリーガー二人だったような気がする。特に安英学選手は容姿も良く常に取材の中心に居たようだ。今回は彼のための試合であったようにも思われる。昨晩も古館伊知朗の「報道ステーション」に出演していた。今回の「陰の勝利者」は安選手、なのかもしれない。
こうした報道で、在日朝鮮人、というのは、殆どが韓国出身者かと思っていただのだが、北朝鮮出身者も存外に多いことを知る。これまでの拉致問題やらで、北出身者がマスコミに露出することが殆ど無かったことに強い不可解感を抱く。何故彼らは真実を語ろうとしないのか、何故祖国の為政者を批判しないのであろうか。彼らまで口をふさぐような管制が将軍様から敷かれているのであろうか。サッカーの時にのみ急に北出身の在日朝鮮人が多数マスコミに出てきたことに不信な気分を持つ。

さて、サッカーの戦評は様々であったようだ。
国内では、プロセスはともかく、勝ち点3を得たことの大きさがボトムラインにあったようだ。もう少し辛口の論調が多くても良いような気がする。特に、ジーコ監督の采配はいつもながらすっきりせずであった。
結果は順当だったとの判断であろうが、海外での取り扱いでは余り勝敗そのものはニュース価値がなかったようだ。米New York Timesでは、"No Problem"と見出しをつけ、ゲームは混乱無く終わったことを淡々と伝えているのみであった。FIFA2006の公式ページを覗いてみると、Asia Roundのコラムでは、韓国がクウエートを2-0で破ったことをトップで報じており、日本戦については、北朝鮮のGKのお陰で日本は勝った、と論じている。決勝点を挙げた大黒選手をガンバ大阪ではなく、柏レイソル所属、と書いてあるのはお粗末、情けない。
http://fifaworldcup.yahoo.com/06/en/050209/1/33ml.html

ところで、試合に負けたからなのであろうか、と思わせる位に絶妙なタイミングで北朝鮮が「核問題に関する6カ国協議への参加を中断」との声明を発表。
更に、「自衛のための核兵器製造」を宣言したという。
もう、殆ど冗談ではないか、というほどの話である。ブラックジョークでももうちょっと上手く言えよ、という感じである。
しかし人類の歴史では、サッカーの試合に負けて、相手国をを侵攻した、(エルサルバドルがホンジュラス)とか、国交断絶したとか、特にサッカーでは熱い中南米諸国では色々あるようだ。

色々と情報を辿っていくと、この核保有宣言は、サッカーが直接の原因と書いているものは流石に無く(そうであっても、そんなこと言える筈もなし、だが)、 第2期ブッシュ米政権が、北朝鮮を「圧政国家の前哨基地」と規定したことに対する腹いせ、恫喝である、というのがどうも真相のようだ。 しかし、日米ともにこの「核保有」という本来ならば真っ青になるべき話にも至って冷静な反応のみ。もう、再三の北朝鮮の恫喝にも、誰も相手にせず、といったところか。
サッカーの方では、「相手にせず」という試合が見れなかったのは残念であった。