心理学の本(仮題)

【職場に】心理学書編集研究会(略称:心編研)による臨床心理学・精神医学関連書籍のブックレヴュー【内緒♪】

フロイトか,フロイドか,いちはちじゅうのもくもっくか

2007-07-09 11:47:36 | 心理以外
ラララライ,ラララライってことで,どうもこんにちはpsy-pubです。

そして早くもサヨウナラしたくなってるのですが,そこはちょっと踏ん張ってみようか。

イキナリだけど,外国人名の読み方で困ったこと,一度ならずあるよな,うんあるある,論文書いてる分には原語で放置しとけば何とかなるとしても,いざ人と話す際に,チョピンがさーとか言っちゃったら,もうお里が知れちまうわけで,そうです,ワタクシ,ド田舎のド山のド中のド川のド流れるド自然のド中でド野生児よろしくドたくましくド育ちました! なんてまあ僕の話はいいんですけど,そして僕がいまだにclimbをクライムブと心の中で読んでいることは秘密ですけど,まあそれはさておけめくるめけ,レッツオノマトペ,これコミュニケーションの常識なんでありますね。


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ゆえに,これよ。ネイティブの発音はどうだとか,そういうことはさておいて,もう割り切ってドライに離婚調停まちがえた使用頻度でバッサリきってます。本書における「***」付を選択しておけば,バカでもウスラバカでもバカの大足でも最低限のexcuseすなわち「まあ諸説あるけど日本ではこれが一般的だし」というのが使えるし,正直オススメです。

個人的な感想では,「ネイティブ的に正しい」(といわれてそうな)のは,「**」が多いような感じ。無印は結構トンデモカオスってて良い感じですよ。

まあホントはこっからオモロネタを取り上げて言語遊戯的に展開するのが理想的なんですが,まあそんなの自己満足に過ぎないですから,割愛します。聞きたい人は個人的にメールください!(するか,ボケッ)。

もうひとつ問題なのが,百花繚乱百家争鳴のカタカナ人名の言語はなんなんだ,という逆の問題もあるわけで,困っちゃうね,フィッツジェラルドとかさ,あれ「ッツ」の部分はtsかtzかttsかttzかどれだったっけとか,デイヴィッド・コパフィールドとデイヴィッド・カッパーフィールドって同じつづりだっけとかさ,いろいろあるよな,うんあるある。


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ゆえに,これよ。よくよく考えると,カッパーフィールド問題はこれでは解決しないけれど,まあいいじゃないか,どうせ綴れないんだからさ! 普通,外国人名のカタカナ表記って,親切心からきてると思うのだけど,原語が示されてないと逆効果です。小粋なパーティージョークのつもりがセクハラ訴訟,みたいなね,まあ違うけどさ,座右にあると意外と便利なのよね,これが。

一方で,ネイティブの発音をなんとか日本語で正確に表記できないか,というのも古くて新しい問題でして,Neuronが昔は「ネウロン」だったのが今は「ニューロン」ですが,実は「ネウロン」のほうが近かったりしてさ,新しいのがいいとは限らんですが,そういや「ひらがなとカタカナ」混在で表現してた人もいたような気がしますが,ちょっと忘れちゃったけど,実はご存知この先生が,こういう本を出されております。


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これ結構笑えます。まあ結局思い切りのような気もしますけど。クラッピョーヘーン!

本当はこのテの本の歴史をオモシロ事例を取り上げながらやると面白いんでしょうけど,まあそれもただのジコマンか,聞きたい人は個人的にメールください!(……)。

著者の池谷先生といえば,いわずと知れたこの著書ですね。


海馬―脳は疲れない海馬―脳は疲れない
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HMの症例以来,記憶・認知関連の研究の中心にあり続けてるのが,そう飼葉もとい海馬(決まったー)。Hippocampus,なんとなく綴ってみたものの,これであってたかしら。

最新刊はこれ。

進化しすぎた脳進化しすぎた脳
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元ネタは,高校生向けの講義で,かなり一般的な内容になってます。とはいえ,週刊誌化一直線タイトル・インパクト主義の昨今の新書業界において,頑張ってるのが講談社ブルーバックスですね。

ま,なんとなく主観的には心理学関連に繋がったということにしておきたい気持ちが抑えきれないまま,今日はこんな感じでドロンしますよ……。

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