いやあどうもどうも。詳しくは(大して詳しくもないけど)前のエントリをご参照下さい。ネタニマジレス(・∀・)カコワルイ!!と言われたって,『psiko』の「日本ではじめてのサイコロジー・ジャーナル」というふれこみがどうも気になって,調べてみました。日本初のサイコロジー・ジャーナル。
こういうときに,役に立ちました,以前紹介した『通史 日本の心理学』が! サトウタツヤ先生ありがとう,良~い書籍です!
それでわかりました,日本初の心理学雑誌が。何と学会誌ではありませんでした。
心理学通俗講話
1909年(明治42年)に「心理学通俗講話会」が設立され,月1回,定期講和会(今でいう朝日カルチャーセンターの心理学講座みたいなもん)が開かれてましたそうです。そして,それを雑誌にしたものが,『心理学通俗講話』というわけ。まあ,MOOKといったほうが近いような気もしますが。
その後,「心理学通俗講話会」が「心理学研究会」(日本心理学会の前身)へと名前を変え,1912年(明治45年)『心理学通俗講話』を月刊化した,日本初の専門誌『心理研究』の創刊へと至るわけです。
以上の内容は,上記『通史 日本の心理学』に詳しいですから,興味のある方,是非ご一読あれ。
さて,前の記事でも書きましたが,少し前に復刻された『変態心理』という雑誌,これまた歴史の古い雑誌なのですが,「変態心理」とググると,こんなステキ!オモシロ!ワクワク!ページに遭遇しちゃいました。
高橋新太郎文庫
いやあ,これオモロイっすわ。以下,その目次を抜粋して紹介しまっする。
『変態心理』1巻4号より
観念は生物也
干支と易
迷信としての犯罪者の脱糞
児童の変態心理に就いて
樹木会談
人の心を狂はせたる植物
余の見たる鬼權
いやあイイですねえ。(・∀・)イイ!! ちなみに,余,って言ったって,余貴美子じゃないですよ(ワカットル)。他にも『緑陰茶話 人心の解剖』とか『脳』とか『教育上に応用したる催眠術』とか雑誌名からして,気になるタイトル目白押しです。なんか妄想が膨らんじゃいますねえ。あと面白かったのが,
『精神分析』5巻5号より
ナポレオンの性格
芭蕉の性格と幼年時代
夏目漱石の性格
千姫の精神分析
などなど,通俗的にとても面白そうであります。ちなみに前述『脳』の方が,現在のいわゆる「精神分析」に近い内容のような気がしました。
なお,この高橋新太郎先生の「高橋新太郎文庫」は,心理以外もたくさんの本・雑誌(カストリ雑誌とかも)がありますので,そういうのが好きな方には,堪らんものがあると思います。
ちゅうわけで,結論としては,「げに面白きは高橋新太郎文庫」ということで(本題とズレまくりだが気にすんな!),また来月お目にかかりましょう。
こういうときに,役に立ちました,以前紹介した『通史 日本の心理学』が! サトウタツヤ先生ありがとう,良~い書籍です!
それでわかりました,日本初の心理学雑誌が。何と学会誌ではありませんでした。
心理学通俗講話
1909年(明治42年)に「心理学通俗講話会」が設立され,月1回,定期講和会(今でいう朝日カルチャーセンターの心理学講座みたいなもん)が開かれてましたそうです。そして,それを雑誌にしたものが,『心理学通俗講話』というわけ。まあ,MOOKといったほうが近いような気もしますが。
その後,「心理学通俗講話会」が「心理学研究会」(日本心理学会の前身)へと名前を変え,1912年(明治45年)『心理学通俗講話』を月刊化した,日本初の専門誌『心理研究』の創刊へと至るわけです。
以上の内容は,上記『通史 日本の心理学』に詳しいですから,興味のある方,是非ご一読あれ。
さて,前の記事でも書きましたが,少し前に復刻された『変態心理』という雑誌,これまた歴史の古い雑誌なのですが,「変態心理」とググると,こんなステキ!オモシロ!ワクワク!ページに遭遇しちゃいました。
高橋新太郎文庫
いやあ,これオモロイっすわ。以下,その目次を抜粋して紹介しまっする。
『変態心理』1巻4号より
観念は生物也
干支と易
迷信としての犯罪者の脱糞
児童の変態心理に就いて
樹木会談
人の心を狂はせたる植物
余の見たる鬼權
いやあイイですねえ。(・∀・)イイ!! ちなみに,余,って言ったって,余貴美子じゃないですよ(ワカットル)。他にも『緑陰茶話 人心の解剖』とか『脳』とか『教育上に応用したる催眠術』とか雑誌名からして,気になるタイトル目白押しです。なんか妄想が膨らんじゃいますねえ。あと面白かったのが,
『精神分析』5巻5号より
ナポレオンの性格
芭蕉の性格と幼年時代
夏目漱石の性格
千姫の精神分析
などなど,通俗的にとても面白そうであります。ちなみに前述『脳』の方が,現在のいわゆる「精神分析」に近い内容のような気がしました。
なお,この高橋新太郎先生の「高橋新太郎文庫」は,心理以外もたくさんの本・雑誌(カストリ雑誌とかも)がありますので,そういうのが好きな方には,堪らんものがあると思います。
ちゅうわけで,結論としては,「げに面白きは高橋新太郎文庫」ということで(本題とズレまくりだが気にすんな!),また来月お目にかかりましょう。
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