Primula malacoides ~自然体~ 色と言葉の講師 松原香織のひとりごと

東京で色(パーソナルカラー)を軸にした印象アップコンサルティング、話し方教室、カラーセラピー等に携わっています

「珍しい」は、褒め言葉か

2014-11-06 09:16:21 | ビジネスセンスアップ

東京・自由が丘のパーソナルカラー、カラーセラピー、ビジネスセンスアップ、
話し方教室、Primula(プリムラ)代表、コンサルタント・講師の松原香織です。

「珍しい」はほめ言葉か?

私自身はこの言葉について、
あまりネガティブな使い方をしたことがありませんでした。
 

ですが、以前、NHK福島放送局で情報番組のキャスターをしていた時。

スタジオにいらしたゲストの方に対して、
「なかなかいない、貴重なという意味あいの中で」
「珍しいですね。」と言ったことがありました。

そのあとで、上司に、めちゃめちゃ怒られたのを覚えています。

「珍しい」は失礼だ!と。

その後、 月日は流れ、
TVでも有名なとある文化人の話し方やコミュニケーションの本を読んでいた時。

印象をアップさせるほめ言葉の例として

「珍しいですね。」

と書いてあったんです。

ちょっとびっくりでした。

それで、手持ちの辞書で調べたところ、

「珍しい」とは、めったに起こらない事柄に新しさを感じ、関心を示したり驚いたりした時に用いられる。
(小学館:使い方のわかる類語例解辞典) 

なるほど、確かにこの一文だけではポジティブにもネガティブにもとれなくはないです。

一方、こちらの語源由来辞典によりますと、
もともとは賞賛するところの「愛づ=めづ」から賞賛の意味が込められており、
好感を示す表現だったようですが、時が流れ、良い意味でも悪い意味でも使われるようになったそうです。 
http://gogen-allguide.com/me/mezurashii.html

なるほど~元上司も、本の内容も一理あるんですね。

そうすると、受け取り手の心の持ちよう次第。

相手がどう感じるかを考えて使うほうがいいと感じました。

 

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東京・自由が丘

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