ほろほろほろ。

今日のメインイベントは、夕飯に焼き鳥店へ行くことだった。
娘の友人の家の、評判のいい焼き鳥店が里にある。
そこの美味ダレは、今のところダントツで一番うまい。
ネギマを１０本は食べてやるぞと、意気込んで行ったら、
日曜祝日は休みだった。
うなだれる私を見て、
娘が「ドンマイ」と云ってくれた。

その後、まだ一度も行ったことのないお食事処の暖簾をくぐった。
ツナサラダ、娘はネギトロ丼、私はアナゴ天丼を食べた。
どれもすごく美味しくて、
一時間以上時間をかけてゆっくり味わう。
最後にソフトクリームを食べながら、
紙に絵を描いてはしゃいだ。
「帰ったら、今日は遅くまで絵を描いて遊ぼうよ！」
と、娘が珍しく誘ってくれた。
明日は、学校の代休、私も合わせて休みをとった。
これが最後だと、
妹らとランチに行く予定だ。

妹たちがいなくなったら、という話も少しした。
生活が大変になることも、
娘は判ってくれていた。
「一か月一万円生活だね！」と云って笑った。

私も、今日は満月なのに、気分が穏やかだった。
妹たちは朝から八王子に物件探しに行っていて留守だった。

食べているときはどしゃ降りだった雨も、
帰る頃にはあがっていた。
こんな幸せが、ずっと続くといいのにな。

懐かしの地へ。

子供たちが弁当持ちで部活だったので、
いつも通り五時起床。
作り終わった頃妹が起きてきたが、
ヘッドホンで音楽聞いていたので、
聞こえたけど、無視して作業に没頭していた。

それから二時間くらいまた休んで、現場へ。

あー、イライラするなあ…と、胸騒ぎもおさまらず、
よくよく考えたら、明日、満月だった。
暴れたくなるのも、叫びたくなるのも、
みんな月の所為にしてしまおう。

部活から戻った娘と、久しぶりにふたりで晩ご飯だった。
妹は仕事。姪は友人の家で食べてくるとかで。
なんか、ほっかりしながらご飯食べてた。
「姪っ子ちゃんがいなくなったら、毎日見たい番組が見れるね」と私が云った。
「特に見たい番組もないけどね」と娘。
ドラマもバラエティー番組も見ないものね。
唯一、私と観るのは、世界不思議発見とNKくらいかな。
シロクマカフェ面白かったのに終わったし。
ときめくアニメは深夜にやっていて終わった後だし。

「母さん、こんなふうに、静かに暮らしたいな」

思わず、つぶやいてしまった。

その後、娘が学校で覚えてきた、グーグルアースで、
埼玉のおかーさんの住む団地、
娘の従妹の団地、
私が暮らしていた吉野梅郷とか探してみた。
「今のPCはこんなこともできるのか」とびっくりして、
昔住んでいた広島の盆地も。
馬洗川…国道、…田んぼのなか、…古びた鉄道。
記憶があいまいになっている。
娘はもう一度行きたいと云う。
私も、三島の海岸に行きたい。
白い入り江。温泉。懐かしい。
それから、カメラの現場とか見て、
「ぎゃあああ！　専務の車が止まってる～！！」と、きゃっきゃとはしゃいだ。
「わが社は営業しているか？」とズームで見たら、
観光バス止まってるし、…なんか、派手なシャツ着てるおやじがいるよ～！！
「この横にいる地味な服のひと、母さん！？」
「ぎゃああああ！　最悪～！！」
と、また騒ぐ。

久し振りに、娘と腹をかかえて笑った。

食べさせることは…

昨日から、頭痛がおさまらない。
左眼奥が、えぐられるように痛い。
熱計ったら、３７度後半。ビミョー。
先日の草むしりか？
暑くもなかったけれど、汗はもうすっごくかいてた。
水分補給はしかっりしたのに。
家の中、涼しいから、熱中症ってことはないと思う。
でも、家の中のことで、
色々不愉快なことばかり続き、
血圧は上がったかも知れない。
とにかく、朝は起きて子供らに食べさせ、
また寝る。
夕方起きて、夕飯の準備して、
また寝る。
明日は朝早くお弁当作り。
私も土、日は仕事入っているので、
どんな状況であろうと、出勤せねば。
働け…働け…働け…と言い聞かせる。

働いて、ちゃんとしたご飯が食べたい。



の

止まらない時間。

どうしても、時間を止めたくなってしまう。

〔カメラ〕

雨も落ちずに、売れ行きも良かった。
やっぱり、忙しくても、私は働いているほうがいい。

〔草とり〕

帰って休む間もなく、草むしり。
バケツ５個分の雑草をとり、滝汗。



藪のように見えるが、
これでも、父が集めてきた山草の生える中庭である。



咲き遅れたピンクのバラが、
高い位置で咲きだした。
手が届かない。

嵐のあとに。

頭痛で一日眠っていた。

雨の音が、心地良く。

夕方、きれいな夕焼けに、空が染まる。