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2020年はパワリフ・ベンチ大会出ません

改正臓器移植法

2010年08月10日 | Weblog
夕方のニュースでやっていた改正臓器移植法施行後初の脳死判定による臓器提供。改正前までは本人が画像のドナーカードを所持していて尚かつ、親族が提供に対して異議を唱えない場合など制約が多く、臓器移植しか方法がない重病患者が順番待ちの列に並んでいても間に合いそうもなく、手術の場を海外に求めていたケースが多い。改正された主な点は、本人がドナーカードを持っていなくても、提供の意思を生前に書面に残していたり、言葉で伝えていたりしていて親族が同意すれば提供が可能となる事。また病院側から「提供してくれませんか?」と依頼があった時に親族が同意すれば提供が可能となる事、など…。キリスト教信徒が多い海外では臓器提供にそれほど強い拒否感は無いみたいだけど(死んだら神様の元に行くからとか)、仏教徒の日本では五体満足で送ってあげたいという風習が根強く残ってあり、本人が希望していても親族が拒否するケースも多かったみたいだ。例えば角膜提供などは「目が見えなくなれば三途の川を渡れない」とかね。このタイミングで、こういう法律が改正されていた事を知ると「まだまだお前は生きなさい」という運命を少しは感じてしまう。

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