世の中、自分にとって心地よい場所・人生の転機だった存在や場所は、あるべき所に当然のようにいつまでも有り続けて欲しいと願っているし、まさかある日突然に消滅してしまうなんて考えてもみたくないし、そういう場面に直面したら果たしてその現実から目を背けずにいられるだろうか?。当時の医師から「もう助けられません」と告知されてから早9年、何とか普通に暮らせるようになってから5年半。再び「検査結果の下落に歯止めがかかりません、残念ですが…」そのまま何も出来ないままチェックメイトは迎えたくなかった事と、人間の奇跡に賭けてみようと思い…それがトレーニングを始めたきっかけを与えてくれた歴史あるジム。ビルダーが幅を利かせている中、会長はマイナーであるパワーリフティングの練習にも理解を示して頂き、それをきっかけに少数派でも脈々と続けられる貴重な場所を提供していてくれた。そんなバックボーンがあったので安心して各自の目標別練習メニューを渡してたまにフォームチェックするだけでもみんな少しずつ階段を昇って行けていた。自分の周りの環境も所沢が閉鎖されたり、木曜柔術が休みになったり、師匠と離れ離れになったり良い方向に…とは言えない。変わってなさそうで、少しずつ動いているんだろう。もしかしたら止める事より継続の方が難しいのかもしれない。
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