長い長い

土日は一般外来が無いので比較的病院内は閑散としている。職員数もまたしかり。病棟から売店へ通じる白い廊下。とてつもなく長く感じる。でも救急外来は朝未明から夜更けまで大繁盛。よく途切れなく次から次へと運ばれてくる。なのに処置済み患者の知人らしき人が携帯で「今から連れて帰る。入院程って重症じゃない」などぶつぶつ言ってた。やはり入院って余程じゃないと通院で済ませるようだ。心なしか、この土日で何人も退院した患者がいて病棟内のベッドにも空きが目立ってきた。これから年末年始を迎えるに当たってベッドを確保しようとしているのか？職員の負担を減らすシフトなのかわかんないけど、ベテランナースのスーサンに聞いてみたら「年末年始？関係無いよ。今は空いててもすぐに埋まるからさ」どんなもんかお手並み拝見。そんな自分の体調は？というと昼から一気に下り坂転げ落ちるように下腹部が張り出して夕方、マツモトナースに泣きを入れた。やはり自力で腹水取れる程、回復していない。点滴も取れるような気配も無く、未だに水分のみで流動食に移行する気配も無い。退院が見えてこないけど、こればかりはね。夜にベッドの上で熱いタオル
で体を拭きながら、情けない腹周りを揉んでみた。なんか自分の腹じゃないぶよってる感触…我ながら腹が立ってきた。おあとがよろしいようで…