Stay Gold・鍼灸整復一花院・ 若杉昌司

鍼灸整復を生業として、食べること・歩くこと・生きることを大事にしている自由人

躓かない歩き方:足の太陽経筋 続 第二節

2017-04-15 07:23:41 | 東洋医学
  8.『上りて脊(脊椎)を挟み項に上る』

経筋・経脈の「経」には
縦糸・経線(縦方向)・経由(~を経(へ)る)という意味がある

「~を経る」を「~に結ぶ」と表現しているのは
筋肉を単一のものとしてではなく
お互いに結びあって機能していることを
運動学的に伝えたかったからではないだろうか

足の太陽経筋は
ここまで第5趾外側→外踝→膝窩→臀→脊と結んできた
どんどんと上へ上へと結んできた

「直立二足歩行」を保持するには
筋肉はどの様に作用するべきなのか
解くカギは「抗重力筋」で間違いないだろう

             『黄帝内経「霊枢」經筋 第十三 第二節』

次回は、躓かない歩き方:足の太陽経筋 第二節後半をお伝えします。
公益社団法人 大阪府鍼灸師会 スポーツ鍼灸プロジェクトチーム 若杉昌司
東洋医学ランキングへ 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿