Potter's Diary

私の生活諸々と陶芸作品の紹介(ヒューストンより)

バルセロナ その2

2010-09-07 | 旅行


2日目の早朝、娘の一人がボストンに帰りました。そして、この日、私たちはレンタカーでバルセロナから車で2時間くらいのところにあるというBesaluという街に行く予定でした。ところが、ホテルにやってきたレンタカーは新しいホンダのシビックなのですが、なんとオートマティック車ではなく、スティックシフトのマニュアル車ではありませんか!!これにはさすがの夫もびっくり。「こんなの学生の時以来だよ~」と言いながらも運転席へ。今回国際免許証を持ってきたのは夫だけだったのです。ホテルの前の道から「いざ出発!」と思ったら、即エンスト。え~、Besaluに今日中にたどりつけるのかなぁ~、と不安に思いながら、なんとか道路に出て、なんとか出発。ところがナビがない!!ホテルでもらってきた地図で私がなんとかナビしながらようやく高速道路に出て、一安心。でもねぇ、国が違えば道路標識も違うのです。乗り換えの道の案内は当然でているものだと思ったら、出てないのです。あっという間に行き過ぎて、気がつけばフランス国境まであとわずか_。「わぁ~、フランスに行けるんだぁ」と言いながらUターン。しかたなく最後の切り札でIPhone登場。海外のローミングは極力避けていたんだけれど、こうなったら仕方ありません。IPhoneで娘にナビをしてもらってようやく目的地のBesaluに到着しました。


Besaluの街はまるで中世の時代にタイムスリップしたような、そこだけが昔のままのたたずまいを残している街です。でもそこにフツーに人々が暮らしているからびっくり。馬に乗ったよろいを着た中世の騎士がそのへんの角から現れてもおかしくないような、映画のセットのような街なのです。


見る分には素敵ですが、住むにはいろいろと不便もあるのだろうなぁ、と想像しますが、見ていると、古さをうまく利用して、美しく暮らしている様子。暮らし方が上手なんだなぁ。


手作りイベリコ豚のハムやソーセージ、うさぎの肉などを売っている肉屋さん。

この橋が13世紀くらいからこの街を外界から守ってきた砦のような存在のようです。この橋を渡ったすぐのところに素敵なレストランを発見。

川にせりだしたテラスの上、大きな木が木陰を作っていて、とても涼やか。お料理もとてもおいしくて、もう一度訪れてみたいステキなレストランでした。


帰りもどうしたものやらバルセロナへの道を通り越して西へ西へと_。再び娘にIPhoneでナビをしてもらってなんとか帰ってきました。いやぁ、IPhoneってやっぱりすぐれものです。


バルセロナ

2010-09-07 | 旅行

アムステルダムを後にして親子4人(娘のボーイフレンドは、一足先にアムステルダムからボストンに帰っていきました)、バルセロナに向かいました。バルセロナでは、日本から来た友人夫妻と合流してさらににぎやかなたびになりました。
初めてのスペイン、初めてのバルセロナ。まずは乗り降り自由なツアーバスに乗って街の北側をひとまわり。
 

ヨーロッパの街は、ほんとうにどこの街もしっかりと歴史を背負っていて美しい。バルセロナの街は、そんな美しい歴史的なたたずまいの多い景色の中に、ガウディの不思議な建物が不思議にマッチしてしまっている街でした。
 
 
ガウディの作品ーガルシア通りにあるカサ・ミラ(左)とカサ・バトリョ(右)



ガルシア通りには、こんな素敵な街灯がならんでいました。

スペイン風におそ~い昼食を食べて、午後はグエル公園へ。



もともと住宅街を作ろうと、ガウディがパブリックスペースの建設を手がけたそうなのですが、住宅がまったく売れなくて、モデルハウスをガウディ自身が買い取って住んだのだそうです。結局住宅地にはならずに、こうして公園になっていますが、これが住宅街だとしたら....なかなか不思議な世界だったことでしょう。
  
不思議な道がゴルゴダの丘の方へ行く途中にあります。


街の市場を想定して作られた広場なのだそう... いやぁ、ガウディってスゴイ!!