最新のポン付けLEDバルブ「F5c」が届いたので色々検証していきます。
概要(原文をグーグル先生で翻訳したまま掲載)
F5CLEDヘッドライトh7h8 h9 h11 H16 5202 9005 9006利点:
明るい:6000Kの白色光を発し、ハロゲンの5倍の光を発します。
信頼性:新しいLEDヘッドライトソースで最高かつ貴重です。 太陽の光のように、暖かく、はっきりと。
より強力:アルミニウム合金材料は、LEDチップの冷却、強力で耐久性、バランス、および迅速な熱放散を維持します。
シンプル:プラグアンドプレイ。
安定性:点灯後の安定した性能を備えた高高温ルーメン。
効率的な熱放散:熱放散を効果的に減らし、光効率を高めます。
F3とかF5の進化版かと思いきや、CN360の製品では無いようです。
大雑把な概要ですが、なんせ情報が少ない・・・
では独自のレビューをご覧ください。
※北海道北部は既に積雪状態で、写真が寒々しいので閲覧注意?
安定化電源で点灯時、11.6V 4.8Aなので55W位とかなりな消費電力ですが本体は超コンパクト。
P9、P10と比べると一目瞭然・・・てか、心細くなるほど放熱フィンが貧弱。
ちなみにP9とP10の記事は→久々にポン付けLEDバルブ! P9と新P9の比較検証
↓基板の両サイドにヒートパイプが配されており、更に結構な風量の冷却ファンのおかげで10分連続点灯で熱ダレは余り無いようです。
机上試験 連続点灯時の照度変化
点灯時18Klux→2分後16Klux→4分後15Kluxまで減少した後は変わらない感じ
開始時4.8Aは殆ど変わらず。
素子は、最近の中華ポン付けでは良く見る、通称「G-XP」のように見えます。
大よそ2.2㎜×7㎜程有り、F2の1.6㎜×5㎜位と比べるとかなり大きい発光面積…
以前から有るP9と同じ位です。
今回から照度計による計測が出来るようになったので、以下に数値と画像を載せておきます。
壁ドン比べ(F2とF5c)距離は5m
それぞれの照射パターン↓(12m離れた位置、カメラはMモードで固定)
F2
中心照度(lux)
F5c
中心照度(lux)
F2と比べ、素子の発光面積がほぼ倍なので照射パターンが御覧の通り大味。
残念ながらハイビームとしては及第点っすかね~
おそらく20m~で測定すると、F2の中心照度の方が高くなるでしょう。
そうなる理屈はリフレクターの設計がハロゲン基準で行われているという事に尽きます。
フィラメントの幅と長さをほぼ再現しているF2のLED発光部とその倍大きいF5c。
Hiビームは遠くに光を飛ばすのがキモなので、あまりパターンが広がらないのが理想的ですが、F2はその点だけで言えば最優秀かな?
光源がF2の倍大きいF5cは、距離が離れると照らす範囲も等倍で広くなるので、手前がブワ~と明るく遠くはそうでもない感じです。
それでも、広範囲を強烈に照らす感じは結構好きかも・・・
凶暴な爆光バルブ()なので、H4とかH11フォグでは対向車に迷惑掛けるでしょうね~
うちの車はLoがプロ目HIDですが、Hiでこの明るさに慣れてしまうとLoにした途端、明るさの落差が大きすぎてチョッと危ないです。
恒例?のサーマル画像
※点灯10分後
P10に比べるとレギュレーター箱の温度がかなり高めかな?
※おまけ
P9の壁ドン貼っときます。
うえに貼ったF5cのパターンと全く同じに見えますね・・・
素子の大きさや基板の厚み、台座から素子までの距離などが同じだとこうなりますね。