ぽせいどんの今日の一枚

写真とかCGとかを気ままに + DIY

Maldives Bandos island 1993年 その11

2021-07-24 12:00:24 | 写真 海

       六本目 ハウスリーフ ダイビングスクール ライトサイド

 ハウスリーフでのダイビングの良さのひとつは、自分自身でスケージュールを立てられることだろう。

 午後四時。水面休息時間を充分とって本日の二本目である。
 ※水面休息時間 ダイビングを終えてから次にダイビングするまで陸で過ごした【体に溜まった窒素を排出した】時間。
  ダイビング用語にはしばしば理解に苦しむ表現がある。
  例えば水没。カメラのハウジングの中に水が入ると水没と言う者が多数。水中カメラは水没させて使用する物と思うが?。

 セッティング。タンクのOリングはやはり満足な物は無い。
 昼食時にポケットに忍ばせた茹で卵をY子のBCに仕舞った。 

 エントリー。ツバメウオ(出会わなかったが)を求めてハウスリーフを右に行くことにした。
 水深10m。水平移動。E君とM美が先行。
 私はカメラがあるので常に遅れがちである。Y子は私の少し上を泳いでいる。


 ゴマモンガラだ、やはり凶暴な顔つきをしている。手招きでY子を呼んだ。
 指さした。分かったと言うようにOKサイン。
 私は手でY子のウェットを引きちぎるような動作をした、
 首をかしげている。水中での医師の疎通はやはり難しい。

 六本目ともなるとY子にも周囲に気を配る余裕が出てきた。
 岩陰に潜むハナミノカサゴを見つけて私に知らせるまでになった。
 中性浮力もどうにか取れている。そろそろビギナー卒業か・・・・・・?
 合流。E君が指さす方を視た。
 カスミアジ(見出し画像)が十匹ほど群れて海底を突いている。
 回遊している姿は何度も視ているがこんなケースは初めてだ。
 何かを攻撃しているようにも見えた。
 近寄った。ネクサスを構えて撮影。更に近寄るとカスミアジの群れは離れて行った。
 穴。覗き込んだ。タコ!。かなり大きい。三人を手招き。
 それぞれが順に覗き込んで確認。穴の奥では撮影は不可能。折れた枝珊瑚で突いてみた。
 穴の奥でタコが蠢く。よく視ると二匹いた。
 不純?異性交遊の真っ最中にカスミアジに襲われたのだコイツらは。
 すると私は救いの神か。いや、通りがかりの熱血オジサンと言うところか。
 私はそう野暮ではない。穴から離れた。

 水深15m。中層に巨大な群れ。透明度が悪く何か判別不明。ネクサスを構えてゆっくりと近寄った。
 距離5m。体色は黄。白色の四本のストライプ。
 ヨスジフエダイの大群だった。数枚を撮影。ヨスジの群れが我々の周りを回遊し始めた。黄色の花吹雪だ。
 ズームリングを廻す。最広角の24mmに設定。



 三人を手招き。ヨスジの群れの中で撮影。M美はVサイン。この習慣はそろそろ廃れて欲しい。
 Y子が手を伸ばしてきた。ネクサスを渡す。私に向けた。手間取っている。
 閃光。一応シャッターは切れたが・・・・?


 
 何とか写っていました。Photoshopのパワーをだいぶ使いましたが。

 Y子を手招き。BCのポケットに手を突っ込んで茹で卵を取り出した。
 E君に一つ、Y子に一つ渡した。
 E君は卵を割ってヨスジの前に突き出した。卵と一緒に指も噛まれている。グローブ無し(セッティング時に忘れてきた)では危険だぞ。

 ウツボが岩穴から顔を出していた。茹で卵を顔の前に突き出した。全く興味を示さない。
 視線!。振り返ると体長1mほどの魚。大きな目が私を見つめている。オレンジスポッテッドエンペラーだ。


 オレンジ色の鰭が特徴的である。茹で卵を投げた。一呑みである。
 ネクサスを構えて撮影。閃光。際立った反応は示さない。瞼の無い大きな目玉は眩しさを感じないのか?。

 E君が寄って来た。残圧チェック。まだ全員充分にエアが残っていた。
 潜水時間三十分。踵を返してエントリー地点に向かう。オレンジスポッテッドエンペラーが私の周りに纏わりついている。
 味をしめたようだ、だが茹で卵はもう残ってはいない。


 ※オレンジスポッテッドエンペラー 体型からフエダイ、あるいはフエフキダイの一種だと思われる。
 土産物屋の図鑑にはオレンジ・スポッテッド・エンペラーとあったので本文ではそのまま使用することにした。
 帰国後、写真と魚類図鑑とを比較した。フエフキダイ科のアマクチビに酷似していた。
 (エンペラーと言う名称は普通フエフキダイ科の魚につけられている)
 ただ図鑑は水中で撮られたものではなく死魚の写真である。水中で視た印象と色あいはだいぶ異なる。図鑑にはこの種のケースは多い。

 気が付いた時には直ぐ傍にいた。全身像は撮れなかった。

 ダイビングを終えてから夕食までにはまだだいぶ時間があった。
 陽も充分高い。水に漬かっているだけの文字通りの海水浴をした。

 樹上を蝙蝠が舞っている。フルーツバットなら食用になるのだがそれらしきものはテーブルにはのらなかった。 
 この島にはまだ自然が充分に残っていた。
 早朝の砂浜にはスナガニの類が横歩きをしていた。
 私の住む町の浜でも二十年前には多量に生息していたのだが。
 そう言えば最近はトンボもチョウもあまり視なくなったな。

 つ づ く

 



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