大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

土曜学童劇場Ⅲ・初めての相撲

2011年06月20日 | 児童デイサービス
 劇場ⅢはYoくんの初めての相撲です。報告すると「信じられない」とうい感じでしたので写真でどうぞ。

 朝、「この頃、食べるのが早くて、我慢できないんですわ。」ということでしたが、一度だけお弁当のところへ行ってからはずっと12時前のお弁当の時間まで何も要求しませんでした…。

 来るなり、お絵描きが始まりますが、ず~っと描いていると満足して気持ちも落ち着き、周りの遊びにも目がいくのでしょうか。
 相撲していると、チラチラッと視線が相撲の方へ行きます。この写真は彼が相撲に参戦する直前のもの。「Yoくん、一緒にすもうしよう!」と誘うと「はい」と返事して手をつなぎました。唐黷髑Oに、彼を吊ってぐるぐる回してからドテンとこけたのでした。

 先入観で見たり、「パニック」になったらどうしよう「そっとしとこう」というようなはれ物に触るかのごとき見守り的対応ではなく、この「チラチラ」を見逃さないようにして、積極的に声かけをしたいものです。


 この日、一度だけパニックになったのは、お弁当の時に熱いお茶がほしくて、一杯飲んでお弁当も終わったので「もうおしまい」と言った時でした。
 この減り具合が見えるペットボトルに熱いお茶を入れて、「なくなったらおしまいね」と言って差し出しました。一気飲みしようとするので「ストップ、少しずつね」と言うと何回かに分けて飲んでいました。ちゃんとご馳走さんをして、切り替えてご機嫌になりました。


 ということで、午後はこのように滑り台の上にあがって棚の中を探索活動。熱いお茶の時以外、にこにこの多いご機嫌な一日でした。




土曜学童劇場Ⅱすもう大会

2011年06月20日 | 児童デイサービス
 戦力外通告を受けたおっちゃんは相撲大会スタッフ主役の座をMaくんに譲りました。
 そして、この日の相撲大会の盛り上げ役はこの二人。MaちゃんとHiくんです。





 結構見物人も盛り上がっている中で、Haくんに注目されているとも知らず、一人絵本に夢中になっているのは高校生ヤンボラのTくん。彼は将棋クラブだから今度、将棋を用意して勝負しよう。どなたか、もう使わなくなった将棋と将棋盤をお持ちではないですか?ついでに碁石と碁盤も欲しいなぁ…。バザー物品で出てこないかな?


 このYoくん笑顔については劇場Ⅲをお楽しみに。


 Kaくんも加わり、3人がかりでMaくんに勝負。受けるMaくんも演技がうまくなってきました。それにしても体力勝負です。

 Yuくんはまだ相撲になれていない様子。最初はみんなこの押したり引いたりの駆け引きが難しい。だから少し引いていたのかな?しかし、この体格だから押し相撲になると強いだろうな。


土曜学童劇場Ⅰねずみばあさん編

2011年06月20日 | 児童デイサービス
 よう振りまんなぁ!
 ぽぽろのアジサイも大喜びで満開。

 こちら、我が家のアジサイ。



 久しぶりに通しで入った土曜学童。
 朝のミーティングでその日の盛りだくさんなプログラムを聞きながら、「今日のあそびのスタッフ側主役はMaくんだから邪魔したらあかんで」と自分に言い聞かせながら「周辺参加」組に関わっていった。

 ところがいつもは「周辺参加」組のRiちゃんが「ねずみばあさんグッズ」を私の鼻先に突き出したものだから事態は一変。
 「ねずみばあさん」はちゃんとプログラムに入っていたのですが、「視覚支援」などと言いながら今日のプログラムはどこにも書いてありません。
 Riちゃんはどうして知ったのだろうか?それとも、めずらしくやる気満々でプレールームにいる私に対する彼女のリクエスト?!そうに違いない!と勝手に思いこんだのでした。
 もうRiちゃんに頼まれたら音楽ぬき(ピアニストがいない)でもやらないわけにはいきません。
 土曜学童劇場Ⅰ「ねずみばあさん」編の始まりです。

 ところがところが肝心の写真がない!!!私がカメラマンなら、いつも廊下あたりで「周辺参加」しているRiちゃんが「ねずみばあさん」のかぶり物を突き出して「ねずみばあさん」と言って催促するところをパチリ。パラバルーンの中に入って一緒に「ふっふっふ…ほっほっほ」とやっているところをパチリ。ねずみばあさんが子どもたちにカラーボールなどをぶつけられてやられてしまう場面で、一人だけ最後までボコボコにねずみばあさんを打ちのめすRiちゃんの豹変ぶりをパチリとやるのだが、カメラを構えながらあそびの主役はつとまらないから残念無念。


 それに、久~しぶりに主役になったRiくんもパチリと撮って欲しかったなぁ…。「ねずみばあさん」が始まった頃にカゴの中に玩具を入れて登場。「おれを挑発してくれ!」と言わんばかりの表情が見え見えなのだ。少しばかり肉のつきすぎたお尻をねずみばあさんが指でツンツン!腕を振りかざして反撃してくるものの顔は笑っています。次にカラーボールを投げつけてやるとこれまたボールで反撃。しつこく10回くらいボールを投げて挑発したかな?とうとうRiくんはすべり台の上から降りてきてボールを突き上げながらねずみばあさんを追いかけます。彼のことを「ちょっと肉がつきすぎ」なんて言ったけど、それは私のことでした…。小回りをきかせてグルグル回る彼の早いこと!10回も回ったら目が回りバタンキュー。そこをめがけて一斉に子どもたちがコウゲキしてきます。

 探したら写っていました。この右端がRiくん。真ん中がRiちゃん。そして、これはスクープだぁ!左端で腕を振り上げているのはYoくんではないですか!「ねずみばあさん」デビューでしたね。よくぞMaくん、誘ってくれたもんや!おっちゃんは演技に夢中で見えていませんでした。土曜学童劇場Ⅲはこの日のご機嫌Yoくんですよ。


 久しぶりにおっちゃんの靴下に穴が開いていました。(ねずみばあさんをやるときには絶対に靴下をはきかえないといけない。よそ行き用の靴下のままだったので、また叱られるわ~!)


 というわけで劇場Ⅰの主役はこちら。Riちゃんです。
 次の劇場Ⅱは久々の相撲大会。この「相撲グッズ」もRiちゃんが用意してくれたのでした。 



 気持ちがのってくると、こんなあそびもできるのですよ。
 相手は棚の上のTaちゃん。箱の中にはカラーボールがいっぱいあります。Taちゃんが下でバットを持って構えるRiちゃんに次から次へとバッティングマシンのようにボールを投げてくれます。力強いRiちゃんの振りでした。ちなみにキャッチャーは私。3人のあそびです。こんな風に、この日はプレールームでいっぱい遊べて楽しかったね。


 この日はともすれば「周辺参加」で終わってしまいがちな子どもたちがちょっとしたひょうしにあそびの中心にいたというお話。次の劇場Ⅱをお楽しみに。