大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

ママへのプレゼント

2011年04月18日 | 児童デイサービス
先週の水曜日のRiちゃんです。好きな人の力はすごい!!と、またまた実感した日であります。この日は、スタッフUがFくん、Kちゃんとコーナンで買い物をしてきてくれていた、キラキラをつかって、メダルをづくりをしました。和室前から、プレイルームになかなか、入れなかったRiちゃんも、このキラキラには、我慢できず、しかも、「ママに」と言いながら、入ってきて、メダルづくりをしていました。これも、大好きなママにプレゼントするというRiちゃんの、想いがあったからですね。


このところ、Suちゃんは、来るたびに、自分のしたいことを持ってぽぽろに来てくれています。電車ごっこで、スタッフが入って他の友達をまきこんで遊んだりしていましたが、今では、毎回、少しづつ違ったイメージがあるようで、Suちゃんワールドを繰り広げています。時には、最近、また放出のぽぽろにも来てくれるようになった、Yuくんも仲間入りして遊んでいます。この日のテーマは、「難波パークス」でしたね。

この日、行った公園で、地域の子供たちが、「これがあったから、水がいっぱいだった」と私のところまで言ってきてくれました。子供たちはすでに、手を入れてたくさん砂をすくい
あげてくれており「あと、もうすこしやねん。」と一生懸命に、聡怩オていました。きっと先週「また、詰まってるわ。聡怩ノ来ないと。」と一人ごとを言っていた私の声を聞いていたんだな。と、思い笑ってしまいました。でも、これまた、うれしいことであります。ありがとうね。子供たち!!





子供たちの「がんばり」

2011年04月18日 | 児童デイサービス
学年がかわり、新しいクラス、学校はどうでしょうか。環境の変化、身体の変化のある時、それは大人も同じことですが、子供たちは、ワクワク感と同時に、緊張感も必要以上に感じてしまう時です。今日も、私の腕の中で、泣きじゃくる子供が二人いました。一生懸命頑張ってるんだなと、本当に感じた一日です。

今日は、ぽぽろ3年選手のバイトMが、遊びのリーダーをしてくれました。ぽぽろでは、私の先輩で、いつも、子供たちの行動、言葉に真剣に向き合い、私たちスタッフにも、疑問を投げかけてくれます。前年度でぽぽろを去る予定だったMのことを、スタッツフUから「心の杖のMがいなくなったらどうするんだ!」と半ば本気で心配され、「しっかりしなさい!自立しなさい!」とは言われてはいませんが、心の声が聞こえていました。そのくらい、Mの存在はぽぽろのスタッフとして大きな存在です。


最近の土曜日は、「歌ドン」から始まり「バスにのって」「パラバルーン」後は子供たちのリクエストの遊びをとりいれて、「歌ドン」で終わる。子供たちや、スタッフも見通しが立てやすいように遊びを展開しています。
 「歌ドン」ではYoくんが、楽器をみんなに配るのが、役割のようになってきています。Yuちゃんは、今日とても来た時から、いい笑顔を見せてくれ、最近関わりの多いバイトのUさんをみると、本当にうれしそうに、ピョンピョンと飛びお跳ねていました。Uさんによると、「歌ドン」ノリノリだったそうですね。うれしいなぁ。


 「すもう」では、Y0くん、Hiくんが、積極的参加。その後ろで赤いマントを魔オながらMaちゃんが、Hiくんたちの加勢に仲間入りしていました。
Kちゃんは、何度も「すもう」の様子をみにくるのに、Mでは勝ち目がないと思ったのか、ボラのYoさんが何度も誘ってくれたのですが、挑戦ならずでした。




                           その時間、Fくんは、バイトFくんと公園でラッキーとラッキーのおじちゃんと待ち合わせをし、お散歩タイムでした。 


ラッキーのおじちゃんも忙しく、「土曜日なら散歩できるよ。」と言って下さっていました。
「平日は会えない」でも「土曜日には会える」ことをFくんには伝えてはいます。癒し犬ラッキーに会えないのは淋しいですが・・

お昼は、スタッフOがKくんと一緒にご飯を食べていました。スムーズに食べれたようです。その時の写真がないのが残念です。
 それと、午後から公園に行った様子も。最近、公園は気候も暖かくなり、地域の子供たちで一杯です。バイトFくんが、ミーティングで室内遊びみたいに、「外でもみんなで遊べることをかんがえたら良いですね。」と提案してくれていたようです。
  

マットをいただきました

2011年04月17日 | 児童デイサービス
今、産休でお休みしているkさんからも、ブログみてます。とのエールがあったにもかかわらず、更新できずにいました。すいません。
ぽぽろにきている子供たちの様子を、ご家族の方と帰り間際に少しお話したりしますが、やはりブログの写真からみていただくと、リアルに様子を感じていただけるのではないかと思いますので、その様子を少しでもお届けしたいと思っています。

 今回、スタッフUがインフルエンザに唐黷髑O、昨年度秋よりぽぽろに来ていただいているI先生とI先生が働いておられた視覚特別支援学校へ、セーフティマットをいただけるというので取りに行って来ました。(ありがとうございます。)
 金曜日は、子供たちを待って、この「巨大パズル」を組み立てて!と、子供たちにお願いしてみたところ、ひき終わらないうちに、マット運動の時間になっていました。その気持ちわかるなぁ。





 インターネットの検索をしたくて事務所の中に入ってくる子供たちもいたりと、Uがプレイルームでも、子供たちが使えるようにしてくれました。前回、私は留守でしたが、順番に自分の検索したいものを探し、良い、子供たち同士のコミュニケーションツールになっていたようです。今回、子供たちが帰ってからのミーティングでは、それぞれが、動画にはまってしまい、「それもどうかなと思った。」とのバイトTaさんからの意見もありました。使い方、考えさせられます。


追伸;インターネットはどこでやろうが中身と使い方を考えたいものです。プレールームでみることが出来るようにした一番の理由は事務所のパソコンは大切な個人情報も入っておりスタッフ以外は使用禁止にしていること、必要があって特定の子どもに見せることが増えて他の子どもに説明がつかなくなったりドンドン使いだしている(中にはキーボードをバンバン叩いたりコードを抜いたりする子がいる)こと、例えば性のテキストで複数の子どもたちへの支援をしようと思っても事務所ではできないこと、同じく一人こもらせる(独り占め)のではなくオープンにしてみんなで交流させたいこと等が理由でした。毎日出しているわけではなく、こちらの必要や子どもの要求に応じて時々出すようにしているんだよね。その内にTaさんがぽぽろのパソコンを使うときのルールを子どもたちみんなと一緒に考えてくれるものと楽しみにしています。(補足でした。ぽぽろ番)


ついにダウン

2011年04月17日 | 児童デイサービス
 ブログが更新できなくてすみません。

 インフルエンザ(B型)の熱がようやくおさまり、6度台(平熱5度台なので今回の8度台の熱はきつかった!)に下がったところです。おかしいと感じたのが木曜日で、家では「食べるだけが取り柄」と言われている私ですが、お弁当も喉を通らないので午後から子どもたちが来る前にリタイア。金・土と最悪でしたが、初めて見て初めてのんだ「タミフル」が効いてきたようです。もっとも、タミフルは発症後48時間以内の一刻も早い服用が推奨らしいですが、まさかのインフルエンザ(念のために金曜日に受診)に対応が少し遅れたようです。季節はずれと思いきや今、小学校などでは流行っているそうで、ぽぽろの利用者の中でも先週罹患した子どもさんもあったようです。インフルエンザが広がらなければいいのですが…。

 春休みと年度替わりなどで何かと忙しく、ちょっと無理をしたところにインフルエンザが忍び込んだようです。この一年間は風邪も引かずにほとんど「皆勤賞」でしたので、ワーカホリックへの警告と受けとめてお休みをもらいました。
 「鉄人28号」の前で撮った写真(姿)がお恥ずかしい。「鉄人」(昔は何度か言われたことがある)も返上して還暦を迎える年にふさわしく「哲人」めざしてボチボチいきたいものです。といいながら、「月曜までおとなしくしておきなさい!」と言われながら、こっそりパソコンをあけてブログに向かっている…もう一つの「病気」は沈静化しそうにありません。


 さて、ブログの方ですが、スタッフの投稿も止まったようです…。
 以下の下書き投稿は投稿者知らずです。


 13日、Hちゃんがたくさん紙飛行機を作りました☆
 明日飛ばしっこできるかな?!
 

 14日の様子です。
 自転車に乗ったYuちゃん。公園からの帰り道です。
 



 これだけの画像と文章から何を読み取るか、う~ん、とても難しい!でも、子どもの動作や表情がリアルに出ていて想像力をかき立てるとてもいい写真です。

 Hちゃんはこの「ごっこあそびテント」がずっと気に入っているようで、来るとすぐに出してきて組み立てています。以前はプレールーム全面を使っていましたが、何回かのバトルを経て今では遠慮して(折り合いをつけて)一角にかためて作るように変わってきました。キー!という奇声も聞かれなくなりました。
 それなのに、この日はすさまじいバトルがありました。休み明け、新年度ということもあって、毎年のことながら子どもたちはこの時期少しストレスがたまっているようです。友だちがちょっとしたことでテントをひっくり返したり、勝手に位置を変えたりすることが許せません。真剣にお口で反撃してくるHちゃんの反応が「楽しく」て、男の子が二人挑発行為を繰り返します。ものすごい声でののしりあいがエスカレートしていき、ボルテージも上がっていきます。壁を二つ隔てた相談室に引っ越した私のイヤマフをした耳にもキンキンと響いてきます。耐えきれなくなってプレールームにかけ込むと、スタッフたちもどうしたらいいか分からなくて呆然と立ちすくんでいる様子です。事務所や廊下に避難している子らもいます。
 読者の皆さんはご存じでしょうが、こんな時は「叱責」「説得」など通じるわけがありません。とりあえずどちらかが姿を消す以外に方法はありません。グッと抱きかかえて「静養室」に連れ込みクールダウン。つまり、子どもたちが「もうダメ、助けて!自分では止められない!誰か止めて!」と叫んでいる姿なのです。しばらくしてプレールームの空気がゆるみ、避難している事務所にも及び、ぽぽろに「平和」がもどってきました。
 先日はある子に久しぶりに「氷枕」も使ってクールダウンをしました。その時に私も額に氷を当てて「おっちゃんも頭冷やすわ。カッカきて怒ってexplosionゴメンな。」と言うと、その子は「うん、いいよ」とフッと肩の力を抜き一発でクールダウンしたものです。
 フッと肩の力を抜ける瞬間をつくる、子どもがフッとする時の瞬間をよみとるというのは、その場にいると実際にはとても難しいものなんですよね。

 今日のブログのテーマは「ついにダウン」、そして発熱にはこれしかありません。それこそ氷枕で「クールダウン」、回復へ(ぽぽろ番でした)


14日の卒後の学ぶ場・専攻科を考える集い実行委員会にご参加を!

2011年04月12日 | 専攻科・学ぶ作業所
 行ってきました!!4月9日(土)『鉄人28号』が復興の象徴として立つ新長田駅へ。
 Daちゃんもお母さんのブログに載せてもらっていました。あれです。
 同行の「つくる会」事務局長のHiさんに撮ってもらいました。

 商店街の方も胸を張っておっしゃったように、再建された長田の街とその象徴である「鉄人28号」に目を見張りながら、あのときの様子を思い浮かべこの日のめざす会場に向かいました。


 阪神・淡路大震災の時には救援活動で元町の神戸市立盲学校に震災3日目からお世話になりました。出勤する途上の六甲から燃えている神戸の街を見た教頭先生がその時のことを泣きながら夜通し話されたのを思い出します。

 私たちは近畿の障害児学校の教職員組合で運動場をお借りしてテントを張り、私が籍を置いていた学校から不要になったプロパン用の給食用大なべ2台を持ち込み、トン汁などを学校周辺の皆さんにお配りしたり、周囲のお年寄りの家を訪問しました。近畿の養護学校(今は特別支援学校)の先生方が続々と駆けつけ長田区の避難所は真っ先に回りました。

 避難所には障害のある子どもたちはほとんど見当たらなくて、軒並み訪問したらご近所の方々や民生委員さんから「あの唐黷ゥけた家の中で避難生活を送っておられます」「あのワゴン車の中で家族と避難されています」「大阪の親戚をたよって行かれました」というような話を聞きました。救援物資を届けながら、困っておられることや要求を行政に届ける活動をしました。
 確か最初の土日には200人の教職員が駆けつけ、一気に避難所を回りました。地元の教職員は家族と自らの学校・子どもたちと地域住民を守るために奔走しており、彼らに頼ることなどできません。そこでの救援活動のまとめ役をしていた私は団塊の世代に随分助けられました。
 
 今回、何年ぶりでしょう?会場で当時、神戸市立盲学校教員で兵庫の障害児学校の教職員組合の委員長をしていたwa先生に出会い、当時のことを語り合いました。
 彼は今年3月に退職。
 そして、Ka先生は先輩教員と一緒に立ち上げた株式会社(WAPコーャ戟[ション)で「エコールKOBE」という福祉事業型「専攻科」(障害者自立訓練(生活訓練)事業)を4月1日からスタートさせ「学園長」に。彼も今年3月退職。私は現役を続けていたら来年が退職でした。ほぼ同世代です。
 みんな元気やなぁ!!この団塊の世代と私たち少し下の世代のパワーはあの時同様に健在というか、むしろパワーアップして感じられました。大阪の退職組(特に男性)も頑張らねば…。そう言えば、お一人男性でSi氏が加わって下さったことはまことに心強い!超有名バイオリニストと同姓同名のSeさんも退職組に加わりました。よろしくね。


 さて、事業・「エコールKOBE」を利用される卒業生の皆さんは「学生」として紹介されていました。
 一人ひとりのこれからの学生生活への決意も、東日本大震災で被災された方々へのメッセージも歌も本当に素晴らしかった。装飾も学生たちの手作りです。学生が主人公の開所式で、みなさん生き生きとされていたのがとても印象に残りました。


 さて、ぽぽろスクエアの方は震災の影響で資材の値上がりと資材の調達困難に直面していますが、建設業者は私たちの期待にこたえるために頑張っているので少し時間が欲しいということになっています。結論は今月末まで。また、予定していた街頭募金運動などもとりやめることにしました。しかし、どんなことになろうとも来年度までに立ち上げることは不動の方針です。和歌山から兵庫へ、そして大阪のスタートは点から線へ、線から面への広がりを示すものです。
 あさって14日は卒後の学ぶ場・専攻科を考えるつどい実行委員会です。案内はこちら。明光ワークスの見学会も決まりました。(申し込み受付中です)
 同じくあさっての晩は堺(松原)に学ぶ作業所をつくる会事務局会議です。
 パンフもほぼ出来
上がり、先ずは特別支援学校訪問、事業の案内活動が始まります。
 頑張りましょう。