大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

今晩の深夜放送

2009年05月30日 | ノンジャンル
 以前、5月2日の深夜に「テレメンタリー」という番組でアスペルガー症候群の子どもでぽぽろにも関わりのあるKくんとその周辺の問題がとりあげられました。その前後にこのブログでもとりあげました。
 ABCの記者さんから今度は今日の深夜に1時間もののドキュメンタリー番組をやると紹介がありました。5月30日(土)25時半~ABCテレビで放映です。新聞によると「アスペルガーに生まれて 苦闘する子どもたちの世界」と書いてあります。
 番組については28日の読売新聞夕刊と昨日の朝日新聞夕刊でとりあげられたそうです。
 今度の番組はどんな風にできあがっているのでしょうか。それにしても深夜1時半…ムムム。見てねー。

 あっ、こんな時間。今から出勤です。

 スタッフのKさんがこの間の写真をためているのですが、書く暇がありません。学童をしながら児童デイに向けての諸準備、地域子育て連続講座や実践講座、支援センターとの子育て支援教室などの講座、相談や実践支援などの契約事業…など実務と実践に忙殺されています。ブログも書けません。ゴメンなさい。

 そうだ。6月21日の自閉症講座の大阪市教育委員会の後援がやっとおりました。大阪市内の先生方の申込が少ないです。まだ、定員に余裕がありますので、お申し込みをお待ちしています。6月からの北河内家族連続講座は定員30人に対して申込がもう20人を越えました。10月から始まる南河内講座は府教委の後援申請を出しました。吹田講座はこれからでしょうか。10周年記念講座も決まり後援申請をこれからやります。泉南と高石の相談支援事業所との連携による各6回ずつの学習会の日程もほぼ決まりました…。堺市のおおはまはこれからです。追々、ホームぺージにアップします。乞うご期待!


土曜・親子療育教室

2009年05月28日 | 児童デイサービス
報告が遅れました・・・

土曜日のつながり遊び教室には、
見学者も含めて、7組の親子が参加。
(新型インフルエンザの影響で2組欠席でした)

新年度がスタートしてからは2回目のつながり遊び教室です。



1度目は名前を呼ばれても、返事をしたがらなかったYくん。

遠くの方で「何が始まるの??」というような感じでした。

(輪の中に入れなくても「見る参加」をしながら、少しずつ自分なりの参加をしていました。)

今回は、「はい!!」と返事をして、名前カードをホワイトボードに貼りました。

Yくんだけではなく、初めての事は誰でも不安ですし、
緊張するし、何をしていいかわからず戸惑います。

また輪の外に出て!!とか、参加しないで!!ではなく、
子どもの内にある思い(やってみようかな?出来るかな?どうしようかな・・・)に気づいてあげてほしいと思います。

そして、2回目なんだから参加できて当たり前ではなく、
参加しているか参加していないか?で判断するのでもなく、
どのように参加しているのか、しようとしているのかを見てほしいなと思っています。

2度、3度と繰り返し繰り返し参加していくうちに、
見通しが持てる、それから安心感、期待を持ち、少しでも自信がつけば
やってみようという意欲が沸きます。


ぽぽろでは、無理やり輪の中に入れることはしませんが、入らなくてもいいよというわけではありません。
子どもが自ら入れるような工夫、声鰍ッなど心がけています。

ベテランのTくんも同様でした。

ボールプールを自分の居場所としながら、こちらの方をずっと気にして、

肝心な場面ではしっかり参加しましたsmile

子どもたちにとっての居場所や逃げ場はすごく大事だなーと感じます。

(見る参加、居場所のことは5/25のブログにも書いてありますので、もう一度読んでみてくださいねsymbol7



写真はdownこれ1枚しか撮れませんでしたhi

口を閉じて発音(パ行やマ行など)するのが苦手な子の為のストロー遊びです。

ストローを吹くことで、自然と口が閉じます。


ストローを吹いて、ストロー袋を飛ばして遊びます。

はじめはバイキンマンのボードを狙って吹き
当たると「アイタタター」とバイキンマンが逃げるという感じでやりますが(ボードはまんぼーくらぶさんが作ってくださいました。いつもありがとうございますwink

慣れてきた頃に、カレーパンマン登場です。

カレーパンマンの口の中に狙いを定めてストローを吹きます。

なかなかの人気で、行列が出来ます。

遊びの中で楽しみながら、力がついていくといいなあと思っています。

このほかにも、手遊びうた、あいうえお体操、ミルクせんべいをペロペロと舐めて穴を開けるbikkuriなどなどもありますが、詳しくはまた・・・

2回目のYちゃんも、初めてのYくんも楽しそうに、
Mちゃんは、かわいらしくあいうえお体操をしていました。



懇談の時間には、お母さん方からたくさんの質問や感想が出ました。

つながりあそび教室リーダーの言語聴覚士Kさんより、言葉について具体的なアドバイスがありました。

(続きを読まれる方は 右下の「続きを読む」をクリックしてください。)






言葉が少ない子は、まずは耳に残りやすく言いやすい擬態語や擬音語などから(「ジャブジャブ」「ワンワン」など)

ジャブジャブなどと言えるようになったら
「ジャブジャブじゃなくて、洗うでしょ!!」などと決して否定せずに「ジャブジャブ洗おうねー」と付け加えてあげる。
そう言ってあげることで、ジャブジャブって洗うことなんだとつながり、言葉へと・・・

子ども自身が楽しい、嬉しい、おいしいなどと感じている時に
傍で言ってあげる事が基本です。


「楽しいなと感じているなと思う時には、なるべく声を鰍ッていますが、焦らずゆっくりでいいんですよね」というお母さんの感想。

アドバイスを受けた事を素直に受け止めてくださり、
そして成果ばかりに気を向けずに、子どもの気持ちをしっかりと考えてあげているなーと感心しましたclap

他にもお悩みがありましたが、長くなりましたので、
また次回に・・・bye




アーティストたち

2009年05月26日 | ノンジャンル
 今日の午後は豊中の「きらら福祉会」さんの経営される「ワークセンターとよなか」という作業所へスタッフのSさんと「実践支援事業」でおじゃましました。

 ぽぽろヤンボラのTさんが通われているところです。彼はなかまの代表委員会(kirasymbol3kira会)委員で、いわばまとめ役?その彼とコンビを組んで委員をされているMさんの作品です。製作中の様子はこちらのブログへ。今度、「はじめのいっぽ展」をされるそうです。このチラシには彼のこんなメッセージが添えられていました「本当の気持ちってなかなか分からない。偽りかなって思うこともある。だから描くのかな?」

 私とぽぽろスタッフのSさんは前回の訪問時、彼が出展される最後の作品の仕上げに丁度立ち会わせていただきました。描く前から線や配色がイメージされているそうで、おしゃべりしながら手を止めることなく描いていかれる姿にも驚嘆しました。
 展示中に是非とも鑑賞させて欲しいと思っています。
 この時に「ャXトカードにしたらどうですか?」と声をかけると、「ボクはもうけることなんか考えていません。子どもたちのために寄付をしたい!」とおっしゃいましたが、これがきっかけになってャXトカードにもなるそうです。


 ヤンボラのTさんの緻密な阪急バスの絵はぽぽろにも飾ってあります。今度、ワークセンターとよなかで描かれた絵を包装紙に使いたいという話が出ました。これも楽しみです。
 Mさんの作品展の会場(彼らの陶訣?iを販売する場にもなる)はヤンボラのTさんが飛び込み(営業活動)で開拓されたとか。ぽぽろでのヤンボラの経験とも重なって彼の活躍が見えてきます。

 このような社会とつながった手応えのある活動を大いに展開されようとしている実践の行く末に注目したいです。今日の話し合いのキーワードは「自己肯定感」と「手応えのある活動」だったような気がします。
 
 これだけではありません。更に、アーティストたちが登場します。これはOさんの粘土の作品です。おしいかな、完成するとすぐにつぶして作業を完結されるとかで、作品が残っていないそうです。

 ぽぽろにもたくさんのアーティストたちがいます。
 彼らの横でワークセンターとよなかのアーティストたちが並行して絵を描いたり、粘土をこねたりされる姿を目の当たりにしたら、ぽぽろのちびっ子アーティストたちは大いに刺激されるだろうなぁと思った。


 若いバラの花はイキイキしていて元気です。限りなく赤に近い赤色が綺麗です。去年は一年中咲き乱れていた年季のいったピンクのバラは盛りを過ぎて色あせてきました。我が家の唯一の自慢といえばこのバラの花。5月は出勤時が楽しみです。今年はアジサイが咲きそうなので、6月も楽しみです。
 ぽぽろの花壇も植え替えられ、何が出てくるのか、(気がついたら季節が通り過ぎていたという生活の)私にとってはこれも楽しみです。


 今日は午前中に支援学校を退職されたMさんにお会いしました。北河内の子どもたちにはなじみの「先生」。夏のボランティアにも来ていただいていましたが、ぽぽろのことをちゃんと説明するのは初めてでした。少し先になりそうですが、週に2~3回ならお手伝いいただけるという返事に大感激。心強い限りです。平均年齢も少し下がりました。宜しくお願いします。


ぽぽろバザー実行委員会

2009年05月26日 | 行事予定
スタッフSさんより

 5月25日(月)第一回バザー実行委員会を開きました。7人ものお母さんが早くから集まってくださってとても心強く思いました。和やかな雰囲気で、いろいろアイデアが出されました。しかし準備は?当日は?と具体的な話になると子どもをどうするかがネックになり、二転三転しましたが・・・。
 出来るだけお金をかけず、お試しにまずやってみようということで、
7月19日(日
開催と決まりました。
 最初にやるべき自己紹介を忘れていたら、私が席をはずしているうちに自主的にやってくださっていたり、進んで仕事を引き受けてくださったり、ぽぽろを利用されているお母さんは頼りになるし、頼もしいなと思った半日でした。
 あと2ヶ月足らずで本番です。商品持込、準備、当日のお手伝いなど、多くの方のご協力をお願いします。


       symbol2ぽぽろバザーのお知らせsymbol2

目的  ●ぽぽろの財政活動として
     位置づけ、一定の収益を
     得ること。

     ●ぽぽろのことをたくさんの方
     に広め、協力してもらうこと。

     ●みんなでワイワイガヤガヤ
     楽しく活動すること。

 日時    7月19日(日)      
       AM10:00~PM3:00


 場所    ぽぽろ

 対象商品  古着(子ども用)   
         おもちゃ 
         食器タオル 
         石鹸 洗剤       
         下着(新品)
         文房具
         小物
         バッグ 
         絵本 
         手作り品


バザースタッフの子どもさんの保育をする予定ですので、皆様 ご協力お願いいたします。smile

水曜学童

2009年05月25日 | 児童デイサービス
 先週の学童保育です。報告が遅くなりました。

 Sくんは水曜日の学童に来はじめて3日目かな?徐々に自分を出せるようになってきたでしょうか。
 去年来た時には同級生のYちゃんがぽぽろの先輩ですので、なにやらずいぶんと威張って乱暴なことばをかけていたように記憶しています。Sくんは何か尻に敷かれているという感じで…。あまりやり込めると来たくなるのになぁと心配しておりました。
 この日はMくんが千度使ったあとだったので、スケーターの取り合いになることもなく遊びだしました。

 私は前回のことをしっかり覚えていたYちゃんから伴奏を頼まれました。実は小学校の教員免許をとるのに必須だった音楽の授業で丸暗記で覚えた2~3曲でいつもごまかしてきました。流暢に弾くと「うまーい!」となるのですが、ばれないうちにやめるのです。でも、Yちゃんはそうはいきません。音楽の教科書を広げて我々の年代が知らない曲を次々と求めます。まいったなぁ。
 Yちゃんの得意な曲は私でも弾ける『はるの小川』です。強弱をつけてかなりそれらしく聞こえていたから、盛大な拍手をもらいました。

 MちゃんはHさんとドミノ。両手をひざに置いて待っているところがえらい!ウズウズしながらもよくがまんしたね。

 Sくんがやろうと言って始めた縄跳びです。易しい「大波小波」から始めたのですが最初につまづきすぐにリタイア。Yちゃんを意識してよけいに引っ込み思案になったようです。
 最初の頃のYちゃんもそうでした。この日は足に引っかかろうが、くぐったら○!何度もやっていましたよ。
 「うらべさんも とんで」に応えて縄をまわすのも上手でした。合わせて跳ぶほうはしんどかったぁ。

 Sくんにも何か一つ「ワクワクドキドキ楽しめたよ。また来たいなぁ!」と思ってもらえることを提供しなければと思って、上手にのっているスケーターに着目。私がわざと下手くそにやって見本を見せました。急すぎるので低くしました。

 Sくんがその気になって挑戦。「失敗」したけど落ち込まずに再挑戦。えらい!

 坂を更に低く、幅を広くすると大成功!もう、がぜんやる気になって何度もやっていました。たまたまやってきたスタッフのHさんのお孫さんもやりたそうに見ていました。