大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

マッキーさんお疲れさま!

2010年03月28日 | ノンジャンル
 マッキーことぽぽろスタッフのMさん、まんぼーくらぶでの2年間、ありがとうございました。ぽぽろからの「派遣労働」をお一人でやっていただきました。ぽぽろの土曜日学童保育と重なり、私は結局一度も行けずじまいでした。
 毎週きちんと「教材研究」をされていました。先週の火曜日もぽぽろのあちこちから素材や廃材を集めては「持っていきますがいいですか?」と律儀に聞いていらっしゃいました。私も少しは見習わなければと思いました。
 最後のとりくみは以下のブログに詳しいです。
 東大阪市のまんぼーくらぶの皆さん、ありがとうございました。
 まんぼーの皆さんも経験を重ねられ、ホントに心強い子育て応援団として存在感が増していますね。活動もどんどん広がっていますよね。これからも宜しくお願いします。
 それにしても、ぽぽろでのMさんの役割は大きかったので、これからが大変です。原則的な方がおられなくなるとたががゆるんでしまいます。奈良県で新しい居場所と発達支援の場を築いてください。
 にこにこ生活
 まんぼー生活


綿菓子効果!

2010年03月25日 | 児童デイサービス
 朝の記事の続きです。ひとつ前の記事も読んでね。
「オイオイ、朝から綿菓子かよ!?」
 バイトのSくんがグラニュー糖を買ってくるなり、待ちきれないKoちゃんと少し仕切りたいK兄ちゃん、今日は何でもやりたがり屋のHuくん、仕鰍ッ人のスタッフKが綿菓子機を囲んで下駄箱の横でスイッチを入れました。すぐにMoちゃんが「フン、何それ?せーへん!」てな感じでジリジリと近寄ってきて、いつの間にかかぶりつき。そこへ、今日のハイライト、Kちゃんが登場!

 Kちゃんはおやつ・弁当等食べるとき以外はなかなか集団の輪の中に入ってはきません。ましてや、自分から入ってきて積極的に作業をすることは珍しいことです。
 夏休みの水遊びも2階の窓から「見る参加」で始まり、1階のタライに入るのに1カ月かかりました。




 正面から「おいで」とプレッシャーをかけると引いてしまうデリケートなKちゃんを上手に誘ってくれたのがバイトのShaくん。ちょっとずつちょっとずつすり寄りながら昨日いい関係になっていました。大好きな綿菓子ということもあったのでしょうか。彼の誘いに乗って輪の中に入るや積極的に綿菓子を作りだしました。
 いつの間にか割り込んできたMoくんがKちゃんのを2回も横取りするや、「何だこいつ!」てな顔で怒り、身体を斜めにして防戦しながら最後まで座り込んで食べまくっておりました。

 終わった後の反省会でも、Siくんからも「片付けの時に僕もにじり寄りながらカラーボールを渡すと、エイってボールプールに投げてくれました」とあり、スタッフKとの関係が中心でしたが、少しずつ地を出し始めたKちゃんの関係の広がりをみんなで確認できました。



 おっちゃんは今日も実践に入りました。本日は日中一時支援事業なので午後2時で終了です。午後はザザぶりの雨。物足りない思いで帰ることのないように目いっぱい遊んでやりました。

 午後3時過ぎからは32歳の方と父、姉の3人の方の飛び込みの相談が3時間。今朝「どうしても!!」と懇願され、予定がありましたがよう断れませんでした。しかし、今日は話が大いに盛り上がって終わりました。(本当は「もう何とかしてくれ!!!」という家族ぐるみの困った相談でしたが…)ヤングボランティア&ヤングクラスの取り組みがあるからこそリアルに確信を持って語れるようになった青年期の相談。つくづく学ぶ作業所づくり、専攻科づくりの大切さ・必要さを再認識するこの頃です。
 帰り際に残っていたヤングたちを紹介するとこれまた本人はもとよりお姉さんとも意気投合していました。また、ヤンクラメンバーが一人増えるかもしれません。


春休みだぁ~

2010年03月25日 | ノンジャンル
 言うまでもなく、今日から春休みですね。
 雨だぁ~。午後からは晴れてほしいなぁ。
 今日はKoちゃんが朝から「ザラメ」と言ってきました。しっかり覚えているようです。綿菓子づくりをします。前回利用の帰りに玩具の綿菓子用の機械を目ざとく発見したKoちゃん。今日は来るなり事務所に飛び込んできました。

 昨日の修了式はどうだったかな?来所した子どもたちは久しぶりに荒れていました。学校で何かあったのかな?学年最後の日だったから、いっぱいいっぱいほめてもらったかな?新学年に期待をつなげたかな?

 さて、学校は人事異動の時期を迎えます。

 最近の相談の中には「来年度の担任さんがどんな人か?誰か?とても不安です」というものが少なからずあります。昔と違って今は基本的に1年で担任替えをするようです。特に、発達障害の子どもの親御さんにとっては気になるところです。「今年はしんどいところを受け止めてもらえ、大らかで大目に見てもらえたのでよかった」「漢字のはねが逆さまになっていると毎回きっちり指摘され、直されています。本人はそれが嫌なようです。」「その気になったらできるのだから頑張ってやれと言われ反発しています」…等など。複数担任ではないので、毎日面と向かい合う子どもたちにとっては担任さんとの相性はとても大事な点ですよね。私は、親御さんとの相性も大事だけど、子どもたちのことを理解して受け止めていただける先生の配置は、学校(管理職と教師集団)の大切な課題だと思っています。

 退職や人事異動はもうほぼ決まっているようです。ぽぽろにも新しい職員とともに、退職者も来ていただけます。
 今月末を持って「退職」する職員、退職ボランティアスタッフもいます。

 31日にはぽぽろの不登校「居場所」づくり・無認可の学童保育・親子療育教室時代から関わり、ヤンボラ・ヤンクラを経てパート職員として児童デイサービスの立ち上げにも参加してくれたスタッフTさんが退職して、堺市にあります社会福祉法人コスモスの非常勤職員として働くことになりました。31日はTさんのお別れ会です。

 約3年間関わっていただいたボランティアスタッフのMさんは住んでおられる奈良県でぽぽろと同じような相談支援の事業を奥様と始められます。東大阪市の「まんぼーくらぶ」さんにはおなじみのマッキ―。理科の先生をされていたので、とてもユニークなとりくみをしていただきました。

 もうお一人は堺市のある法人さんから研修で時々来ていただいていたOさん。堺の法人で今年4月から児童デイサービスを開始されます。Oさんは立ち上げに大きく貢献されました。ぽぽろのあそびグッズも堺市で大活躍しました。

 一応、この3人の方が離れられますが、Tさんはヤンクラには参加していただけるかな?体を労わりながら「卒後の学ぶ場・専攻科を考える会」の会長として頑張ってください。いよいよ青年のとりくみは正念場を迎えます。31日は終了後にTさんを囲んでヤングたちによる焼肉屋パーティだそうです。スタッフのSさんが「お金払うから私も入れて!」と懇願していました。元ヤングたちも大歓迎だそうです。
 ぽぽろの職員の歓送迎会はおそらく20人を超えると思うので会場確保も大変。来年度のスタッフは職員、アルバイト、ボランティアを含めると総勢35人くらいでしょうか?

 皆さんには大変お世話になりました。
 一番忙しい春休みですが、残り少ない日々を大切に関わっていきたいと思います。


 追伸:27日(土)午前は今年最後のスタッフのMさんによる「音楽あそび」です。お楽しみに。

春だ春だ春だ…♪

2010年03月21日 | 児童デイサービス
 今日は黄砂の影響でえらい視界が遮られてうっとうしい日です。
 久しぶりの休日で、久しぶりのブログ更新です。これから春休み・新年度にかけて、1年で一番忙しい時期を迎えます。またブログが止まるかもしれません…。
 30日は新人研修でお休みをもらいます。この間、児童デイサービスを始めて一気に新人職員が増えましたし、新年度から更に新規採用も含めて大幅に増えます。
 法人やぽぽろの歴史や特徴などをどう伝え継承していくか?ぽぽろの場合には理念ばかりではなく療育や放課後活動の実践の継承もあります。その中心は今日のブログのテーマである子ども観、障害や発達に対する見方の共有、更には障害者問題を社会的な問題として科学的にとらえて解決をめざすという立場の理解と共有などだと思います。
 

 さて、昨日はものすごい突風に砂ぼこりでしたね。
 
 公園ではHaくんがほっぺにバチバチ当たる砂に「痛いやんかぁー!」と八つ当たりしていました。



 Yoくんは目を細めたしかめっ面で風に立ち向かいながら自転車を漕ぎました。

 じっと様子を見ていたボランティアスタッフのOさんが「右回りも覚えよう!」とさっそく自転車を右に傾け覚えさせました。発進もすっかり覚えてノリノリのYoくんは風にも砂にも負けずこぎ続け、至福の1時間を過ごしました。

 Taくんが両手ですくい上げる砂が煙のように舞い上がります。



 この日はぽぽろの(勝手に決めた?成りゆきでこうなった?)「水遊び解禁日」となりました。この光景を見ながら♪「春だ 春だ 春だ 仲間の春だ…」という歌がパッと出てくるほど、全身に春を感じて遊びました。


 砂は早々に切り上げて水遊びに興じるTaくん。以前は砂がメイン、今は水に興味が移っているようです。この「至福の時間(世界)」の意義については、ブログを書き始めた頃に何度も書いてきました。

 朝、お母さんから親指の「指吸いをやめさせたいので、やっているときにはもう一方の親指でもむようにさせてください」というお願いがありました。「指吸い」を無理矢理止めてもきっと他のところに出てきますよと伝えるとお母さんもそれは納得されているようで、だから「みっともないので指揉みならOK」ということのようです。では「どんなときに指吸いをしますか?」と聞くと「暇を持てあましているときとか何かイヤなときとか…」という話。「そうですよねぇ。楽しいことをいっぱいしているときはしないですよねぇ。暇なときなどは気持ちも外に向かわないで自分の身体に向いちゃうんですよねぇ。もっと遊びたい!楽しいことに手指も使いたいというムズムズしている様子、サインですよねぇ…」というような会話をして別れました。
 お母さんのお迎えよりは少し早目に引き上げて、きれいさっぱりしてお母さんに引き会わせたいと思えば思うほど、今日の彼は「もう公園はおしまいにしてぽぽろに帰ろうね」と言ってもすべり台のてっぺんでイヤだぁー!とばかりに泣き叫びます。結局、予想通りお迎えのお母さんの方がぽぽろに着かれる時間が早く、泥んこ・びしょ濡れ姿の彼を見てhi「もう、ここまでやらせてもらえるのはここだけやで!hanadiお母さんなら絶対に許せへんで!!ここは甘いから!!」と着替えさせながらおっしゃいました。「そうやなぁ。いっぱい遊べてよかったなぁ…。お母さん、Taちゃんストレスたまっていません?」「そんなことはないと思います。学校でもいっぱい遊んでいます。」「フ~ン、そうですかぁ。」で終わってしまい、私の中では納得できないものが残ってしまいました。お母さんも、怒って厳しくしつければいいとは決して思ってはおられないご様子。お母さんとはゆっくり子育ての話をしてみたいと思いました。
 この日も彼は手指の操作を促す訓練のようなことをする「塾」に行ったんだろうか?ひょっとして彼が公園で見せた終わりたくないという泣き叫ぶ原因・気持ちはこのアトの約束にあったのかもしれない…。
 そして、特別支援学級で過ごす時間が短い大阪市内の学校でホントに30分でも1時間でも砂や水で遊ぶ時間をもらっているのだろうか?そんな彼の興味・関心の高い世界に付き合ってくれる先生の体制があるのだろうか?
 彼の「指吸い」の背景やその行為の裏側にあるホントのねがい、彼の発達にとってとても値打ちのある遊びの世界に思いをはせながら、もう少し毎週1回でも彼がぽぽろに来れたらいいのになぁって思ったしだいです。


 それにしてもこの「子どもに甘い!」という言葉は他でも聞いたことがあります。ある事業所で「ぽぽろは甘い。異なる対応をすると一番困るのは子どもです。どちらかに決めて下さい!」と言われて悩み抜いた末にぽぽろとは障害福祉サービスの契約を解除され「自由契約」に切り替えられた方がおられました。そこの事業所では嫌いな食べ物を調査して、それを食べられるようにする指導をしたりされているようです。こういった生活や子どもの必要と切り離したところでの「訓練」的な内容のとりくみを短時間されている児童デイサービスの事業所が増えてきているようです。ちなみに、その子は行きたくないと主張し、自宅のカレンダーの予定日に書いてあるその事業所の名前を消して上に「ぽぽろ」と書いているそうです。

 悩ましいところですよね。短期の訓練によって「○○が改善されます」「○○ができるようになります」「○○をしなくなります」といわれればそちらのほうが分かりやすいですもんね。はっきり言って私たちスタッフはかなりな経験や事例をもっているので、やらせることは簡単だよねといつも言っています。しかし、そんな「指導」がたとえ目に見える形で「できる」ようになったとしても、目に見えない子どもたちの心に大きな影を落とし、社会生活を送る上で大事な「みんなと一緒に自分でできる力」を奪ってしまいかねないということもよく知っています。「子どもたちの心に寄り添う」「子どもたちの葛藤を大切に」「子どもたちが自分で分かってコントロールできるように」などという取り組みはとても「かったるい」し時間がかかります。でも、障害のある方たちのライフステージに沿った支援にかかわる法人・事業所であるからこそ、そこから見えてくる子どもたちに大切な経験や力を育む指導・支援にこだわっていきたいと思っています。

 どこが分岐かと言えば、子どもや障害、発達の見方が違うということなのではないかと思います。


 話を元に戻します。


この日はMaちゃん家からいただいた凧を揚げるつもりで勇んで公園に来た子どもたちはガッカリ。風のせいにしたいところですが、どうにも糸がからまったり糸の長さの調整が悪くてバランスがとれず、凧は舞い上がりもせず肩すかしでした。ゴメンね。


 Sちゃんが風に負けないくらいの大声で「うらべのウンコは…、オチンチンは…」と挑発してきます。それに、少し遠慮しながらお兄ちゃんKくんも合唱に加わります。もう公園中に響き渡っています。Haくんも最後に参加し三羽ガラスになりました!
 もう吹き出しそうになりながらも、また追いかけたい衝動にかられながらも挑発に乗らないように私はMaちゃんと砂場で黙々とお山づくりに励みました。しかし、絶妙な言い回しに赤面しそうになったのは私だけだったのでしょうか?
 挑発に乗ってくれそうもない私の様子に、やがて彼らはあきらめて沈没(沈黙)。


 このアトはすべり台に泥んこをぬたくって「ペンキ塗り」に興じていました。暇にならんように色んな遊びを考え出す彼らに脱帽です。後始末もきれいに出来るようになって欲しいです!!(すべり台の泥を落とすための水洗いとタオル拭きも大変でした)


 大東市で日中一時支援事業を開始される予定の事業所さんから担当の方が3日間、研修で来られました。今日は最終日でしたが療育や相談が続き、話す間もない忙しさでごめんなさい。スタッフのKを中心にそちらとこちらの子どもたちの様子を交流できて私たちも参考になりました。ぽぽろでは「手話」「身ぶり・手ぶり」「発声」「表情」でよくしゃべるMちゃんとの会話を楽しんでください。


 しかし、午後の公園では、風だけだととても心地よく、風がやむと半袖1枚でも汗ばむほどの陽気でしたね。私はこの春の風が大好きです。


 この頃、もう帽子は欠かせなくなり、寒いときも暑いときも帽子がトレードマークとなりました。(私事ですが先日、結婚の記念に何かプレゼントしたいという息子夫婦にも「地味でカッコイイ帽子を!」ねだりました。)

 今日も、Haくんは時々友だちと遊んでいますが私に「まとわりついて」います。来所するなり、顔を見るやニッコリ安心です。以前、私がいない日に探し回るHaくんにスタッフのKoが私の写真を見せるとウェーンと泣いたそうです。それをみたボランティアスタッフのKaさんが思わずもらい泣きし、スタッフのKoは申し訳なかったけどそれを見ておかしくて笑ってしまったとか。
 この写真にあるブランコの場面の直後の話。Geくんが私の帽子をとってわざと飛ばしました。そしたら、いつの間にかSちゃんが帽子に砂を一杯に入れ、容器として使っているではありませんか。仕方なく、帽子なしで遊んでいると、Haくんがピタッとひっついてきて私をグルグルと回し始めました。そして、やはり下方からナナメ60度に私の頭を見上げているではないですか。帽子がなくなってきっと私の頭が光り出したからでしょう。私はやっぱりこの光ぐあいを見ているのではないかと思っているのですが、スタッフの中では見解が分かれているのです。グルグルグルグル回すので目が回りそうですが、しばらく彼の「こだわり」に付き合ってあげましょう。これが1年も続くことはないでしょう。
 (彼が私の前から見上げてくれたら絶対に「後光がさしているんやで!」と言えるのになぁ…。)



 今日は午前中はゴム遊びやゴムとび、ネズミばあさん、トロッコ遊びなどを楽しみました。写真がなくてごめんなさい。
 でも、雨が続いたからか、ストレスもたまりみんな外で遊びたかったようです。それに、今日は部屋の中がムンムンするほど暑かった。「お弁当が終わったらどこに行く?」に言葉で返せる子は「こうえん」としっかり返事し、返せない子はウンウンとうなずいていました。
 わたしも手が足りなかったので、今日は学童に参加して久しぶりにストレスを発散することが出来ました。「今日は絶対にビールは飲まない!」と決めていましたが、暑い日にはビールがのどごし一番!不調気味の身体もすっかりよくなりました。 


Oくんの思いに学ぶ

2010年03月14日 | ヤンボラ・ヤンクラ
木曜日の専攻科を考えるつどいでオープンカレッジの事を発表をしてくれたOくん。その後のしゃべり場も含め、色々考えたみたいです。その思いを詩にしてくれました。
本人の許可も得たので、ご紹介したいと思います。


アイデンティティ

僕たちはどれほどのものを
奪われて来たのか?

もがき苦しむことは
アイデンティティを確立するため。

僕は問い続けるだろう 
ここに立っている意義を

自己という存在を求める自分
壊した自分を作る自分

まだ君の素顔は痛むかい?

人は自分という生き方を探し求める旅人 
さあ旅立つときさ、浮ュはないさ

小さな壁などぶち壊して
次のことを始めよう

僕たちは同じ星に生まれたジェネレーション 
街に溢れる使い古しのレボリューション

見せ物の希望はいらない 

本当の自分を知ったなら
僕たちが必要なのは片道切符さ
トラベラーズチェックじゃないさ
 
揺れ動く世界に適応できない現状
見ないふりならこのまま
目をつぶるならそのまま 

ただ過ぎゆく毎日を見送る自分
大人の支配を恐れる自分
そびえたつ壁におののく自分

これからは一歩ずつ
自分の足で歩いていこう
一歩ずつでいいさ

これからの時代
変えていくのは僕らの世代

今こそ旅立ちの時さ

自分自身と決別し
一歩ずつ歩いていこう

長い道のりだが
明けない夜はないのさ 
戦いを終えた僕達は 
また新しいことを探し、 
探し始めるでしょう。

そんな僕らには
ただ穏やかな風が吹いている



いかがでしたか?私はある意味素直にこうやって表現できるOくんが、とても素晴らしいなと思うし、羨ましいなと思います。

初めて会った時からよく喋るし、またある時は首からハーモニカぶら下げて電車に乗って来たりしたので『これまた賑やかで面白い青年が来たなぁ』という思いしかなかったのですが(ごめんなさいね)、最近は本当に同一人物かぁquestion2っていうほどギャップがあり驚いてばかりいます。
Oくんが言った言葉で思わず納得させられる、ハッと気付かされる時があります。
でもどちらのOくんであっても、『自分の思いを言う』という部分は変わっていません。それにしっかりとした意志を持っている青年だと思います。彼ならいつか“カウボーイ”の夢を叶えるかも知れませんね。

どういう形であれ、自分の思いを伝えるって本当に大事ですよね。私もOくんを見習い、自分の気持ちを大事にして生きていけたらいいなase2なんて思っています。

Oくんのその自己表現力と、強い意志を、今度から学ぶ作業所・専攻科作りに役立ててもらえたらいいなと思います。きっと大きな力になるに違いありません。自分達のためにもお互い頑張ろうね、広報さんgood