大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

誕生日おめでとう

2013年04月30日 | 児童デイサービス
なかなかブログが更新できなくてすみません。

先週土曜日の誕生日会の様子をアップします。

この日の主役は高校二年生のMちゃん。
4月に入ってから、誕生日会で何を食べたいか、スタッフと相談していました。
待ち遠しかったこの日は、朝早くから来所。
クレープの準備を前日から準備してくれたバイトのKさんに質問されて、とってもうれしそうでした!


周りの子どもたちもクレープを上手にまいて、おいしそうに食べていました。


誕生日の歌を、ヤンボラNさんがピアノで弾いてくれました。


となりに座るKちゃんも高校二年生。二人でよく「いっしょに住みたいね」との話で盛り上がっています。
Kちゃんの後ろのFくんはKちゃんが大好き。最近「女の子を守る!」という気持ちが強くなっています。お兄さんになってきましたね。


バイトのHにもたれかかって遊ぶMくん。ボールころがしがいつもより続いて、喜んでました。
 

この日は、一か月ぶりにFくんが来てくれました!
朝の段階で、子どももスタッフも大喜び。午前中は何人もの子どもを巻き込んで、久しぶりにお店屋さんごっこができました。
院生で忙しくされてますが、時々遊びにきてくださいね!


Fくんの妹さんのHさんは4月から幼稚園の先生で、三歳児クラスを担任されているそうです。この方にも昨年度は大変お世話になりました。


Kさんも3月でバイト卒業された方です。いつも思いっきり楽しんでいた様子を思い出します。HさんもKさんもいつでもふらっと遊びにきてくださいね!


(無題)

2013年04月21日 | ノンジャンル
 ご無沙汰しています。「ぽぽろ番」です。

 先週の金曜日はスタッフ会議と親子療育教室で放出のぽぽろに出かけました。
 今年度から新しい職員が「ぽぽろ」「ぽぽろ大東」「ぽぽスク」で合計6人増えました。新職員の紹介は「ぽぽろだより」次号でお知らせします。

 親子療育教室は「鉄板」の「ねずみばあさん」が子どもたちには大人気。「何してあそぶ?」と聞いて帰ってくる答えは「ねずすみばあさん」です。年には勝てませんが、膝や手(親指)の痛さなど忘れてしまう「至福のひと時」を過ごすことができました。
 最近、何故に「ねずみばあさん」が子どもたちに喜ばれるのかが深く理解できました。何のことはない、それは私の「多動」のなせる技、それに尽きます。
 誰かが「多動」に「多動」で巻き込まれると「多動」が助長されるのではないのですか?との質問があって、「なるほど、そんな危惧もあるのか?」と感心しましたが、ご安心を。確かに子どもたちの胸の中にも私と同じ「多動のあそび虫」が宿っているのでしょう。「ねずみばあさん」のグルグル駆けっこに共鳴して、すぐに一人残らず全員の渦が出来上がります。しかし、「ねずみばあさん」が「止まれ」と言うとピタッと止まります。「反対まわり!」「ゆっくり歩け」「後ろ向きで歩け」「カエルになってジャンプ」「トンネルだぁ」の鰍ッ声や動作に合わせてちゃんと子どもたちは身体をコントロールしているのですよ。「止まれ!」のときなど、2~3歩歩いて止まる子、次の動きが待てないで身体をユラユラする子、「ねずみばあさん」の顔を見つめて次のことばをまだかまだかと待つ子、もうメッチャかわいくていじらしい!「多動」だとか「粗暴」だとか「落ち着きがない」と言われている子どもらが、ちゃんと回りの動きを見たりことばを聞いて自分の体や動きをコントロールしているのですよね。私はもう子どもらの憧れだぁ…。
 このことについては改めて書きたいなと思っています。
 しかし、グルグル回るともう息切れがする!もう限界か?!


 さて、卒後の学びの場・専攻科を実現させる運動も少しずつ広がりを見せています。

 4月13日(土)は東大阪市の卒後の学びの場・専攻科を実現する会による第1回「中高生のつどい」でした。子どもたちや家族、関係者など25人が参加しました。子どもたちは“自己紹介ゲーム”やたこ焼き(たこ焼き器を使ったホットケーキづくり)づくりに興じました。東大阪市では社会福祉法人ひびきさんのご協力で学びの場づくりが少しずつ進んでいます。

 4月27日には学習のつどいが計画されています。私の「講演」が計画されていますが、スライドをたくさん使った授業など実践のとりくみの部分はぽぽろスクエア主任のSが行ないます。是非、たくさんの方に来ていただき、ぽぽスクの実際の姿を見て聞いて子どもたちの青年期と卒後の学びについてご一緒に考えていただければ幸いです。
 「実現する会」の皆さん、できるだけ早期に夢を形にするために頑張りましょうね。



 こちらは、岸和田の障害児・者を守る会のとりくみです。
 5月14日に卒後の学びの場づくりの発祥の地・和歌山の小畑先生をお呼びして講演会を計画されています。特に、障害の中度・重度といわれている青年も含めて卒後の青年期の学びの機会の保障がいかに大切かについてお話いただくそうです。もし、例えば「生活介護」事業を活用した障害の重い方の卒後の学びの場が実現すれば全国でも初めてのことでもあり、実践的にも運動的にも画期的なことです。さっそく、来年度は卒業予定の方もあっていろいろと工夫をしながらすすめていかれるようです。
 こちらも、頑張りましょうね。



 そして、こちらは私が事務局を担当している大阪の「実現する会」の講演会です。
 6月22日(土)に滋賀大学の白石恵理子先生を招いて講演会をします。
 申し込みはぽぽろスクエアです。保育もしますので、たくさんの方に来ていただきたいと思います。




 さて、そのぽぽスクの最新の実践報告(「仲間たちの夢を乗せて飛べフリスビー!」)はこちらブログ「ぽぽろスクエア」をご覧ください。