大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

興奮冷めやらぬ一日

2011年07月31日 | ノンジャンル
全障研オープニングでの「スリラー」本番が無事終わりました。
 スャbトライトを浴びながら、舞台の上で楽しく踊る子供たちに感動をしました。子供たちも、スタッフにとっても、楽しい思い出となりました。

 今回、Tは、かなりの緊張でした。子供たちの体調のこと、お天気のこと。なんといっても電車で乗り換えての、移動です。ぽぽろ放出から、歩いてJR放出まで行き、駅までもスタッフと手をつなぎ、さっそうと歩くSaちゃんの姿や、koちゃんの体調を思いやるMoちゃんの姿がありました。それぞれのペースで、放出駅に着いたものの、電車へは、みんなで無事乗ることができました。Uのブログにあったように電車の中でもドラマがありました。それも、一つの楽しい思い出です。スタッフにとってかな?

全員集合!!で写真をパチリ!

練習時は、まず加わっていなかった、Koちゃんも、さすが本番では、踊っていました。

これが、ウハ、ウハのKaくんと、一緒に踊るUさんです。

映したタイミングが悪かった、Moちゃんしっかり踊っていました。
        
カメラを向けると、すかさずピースでメ[ズをとるYuちゃん。前列で堂々と踊っていました。



実のところ、本番の写真がありません。
 本番Geくんと客席にまで乱入し、一緒に踊っていました。にこにこと踊るGeくんに客席でみておられた方々も、歓声をあげられ、それにこたえてか、「みんなー!!」と叫んでいたGeくん。気付くとそのとなりで、怪しげなマスクをしたヤンクラのOくん。「おとなのかたは、ご遠慮ください。」と止められていました。

スリラーのあとは、鳴子を持っての「どっこいしょ」にも参加しました。
子供たちも、スタッフも、グループを超えて、100人あまりの参加者が一体となって楽しんだオープニングとなりました。

解散場所に行くと、Kaちゃんのお母さん、弟くん、Hiちゃんは、ご家族ですでに待っておられました。わが子の様子をそれぞれのスタッフから聞かれうれしそうにされている様子に、「参加してよかったー!」と実感しました。

 ボランティアで来てくださったトンボ作業所のKさん、Tさん、Iさん、Kさん、ぽぽろボランティアTくん、ありがとうございました。
 この日、スタッフは、ャスクのTシャツを着ての参加をしようということで、バイトの方々も快く、購入して下さり、お揃いのTシャツで目立ち?ました。
 無事、楽しく子供たちが終えられたオープニングダンス、こういった皆さまのご協力あってのものだと思っています。本当にお疲れ様でした。

 
追伸 本番の写真かビデオなんとか入手し、ご家族の方にお見せしたいです!
   そして、Mo先生が、子供たちのために持って来て下さった鳴子。いくつか行方不明   なってしまいました。想定内とはいわれましたが、戻ってきますように。すいませ    ん。
 
 


僕の目から見たKちゃん

2011年07月31日 | 児童デイサービス
 少し古いけど、Kちゃんのレメ[ト補強してくれるバイトのOくんからの報告です。いつも新鮮な視点からの報告ありがとう。


 16日のけいちゃんの様子

16日Kちゃんがミニカーを手に遊ぶ姿が見られました。正直、ビックリしました。

もともとミニカーで遊ぼうとしていた相手はM君でした。
畳の部屋にM君が一人で居たので、興味を持ちそうな楽しい遊びがないかと考え、その際にミニカーを思いつきました。しかし、M君は全く興味を持ってくれませんでした。

すると…Kちゃんが興味をもったのか、畳の部屋の前のフローリングの場所までやって来ました。

Kちゃんは背中を押したりして遊ぶことが大好きです。
なので最初はミニカーを目的として来たとは思っていませんでした。
すると、Kちゃんがミニカーを目で追いかけ、さらにはミニカーを手に取り投げるのではなく、しっかりと走らせました。


それがさらに続き、広い廊下にでて走らせました。

廊下に出ると広い分距離があると遊びが続かないのではと思い試す思いで移動しました。
その廊下でもしっかりとミニカーを追いかけ遊んでいました。

自分自身ついつい夢中になり、ミニカーの「シャー♪といった音」や「真っ直ぐにすすんだ心地よさ」を楽しんでいました。


しかし途中でミニカーを走らすのを止め投げはじめました。
具体的になぜ投げたのかわかりません。Kちゃん自身、うまく走らせなかったから投げたのか、いろんな人と関わりたかったのかいろいろあると思います。

そこで投げるのが危ないと感じた私は、次に広いホールに移り「投げたら危ないよ。走らせようね」と声をかけました。

声をかけると、また走らせて遊ぶ事ができ、結局お迎えがくるまで遊んでいました。


とても楽しい一時でした。





全障研レメ[トも全開!

2011年07月30日 | 児童デイサービス
 スタッフは全障研大会二日目の分科会でレメ[ト発表をします。放出と大東から学童の取り組みを一本ずつ、そしてヤング「学ぶ作業所」のとりくみが一本。みんな緊張しています。私ぽぽろ番は要員・会場案内係です。みんな!頑張ってなぁ~!

 発表に先立つ木曜日、レメ[ターであるスタッフのHiさんと奈良教育大学の学生(アルバイト)さん二人と私とで、わずか15分のレメ[ト報告の中で何をどのように報告するか、分担も含めて話し合いをしました。
 レメ[トの事例はKちゃんとのとりくみです。写真の報告も含めてお母さんの了解も得ました。

 取り組みの方向性として

 ①Kちゃんの発達へのねがいを明らかにする。
 ●Kちゃんの発達へのねがいは広がりつつある第二者・大人との関係においては「やりとりあそび」を楽しめるようになること。
 ●お友だちの中でも、「押して楽しむ」からお友だちの中で並行して楽しい遊びを共有できるようになること。
 「一次元形成期」(「~だ~だ」)の世界にあるKちゃんとの遊びの中で「一次元可逆操作」(「~だはない~だ」)の世界の獲得を支援する。

 ②どんなとりくみをするのか?
 ●一方的、一方向的な「押して楽しむ」という「あそび」に変化・抵抗を加え、かくれんぼ遊びや、逆の押されたり追いかけられたりして楽しめるようにはたらきかける。
 ●どうしても直接的な関係の遊びになってしまう遊びの中に玩具や遊具、楽しめる素材など物を入れ・物を介して遊べるようにする。
 ●「友達を押したりする姿が見られない楽しい遊び(プール)を友だちと共有できるように、並行した遊びややりとりのある遊びへと発展させる。

 この日は生協の行事があってプールができませんでした。そこで、プールをプレールームに上げると、Riちゃんがネズミばあさん着ぐるみを持ってきて私に催促したもんだから、もうプールをひっくり返して「ネズミばあさんごっこ」の始まり始まり。

 その延長線上でKちゃんとの感動的なやり取りあそびが展開しました。
 プールではお友だちに対して手が出る(背中を押すこと)こともなく、「1,2のドボン」とか、トランャ潟唐フようにビニールプールのふちに座ってはねるあそびに夢中になっている様子が見られました。
 そこで、昨日の話し合いの結論、「プールの中でお友だちも巻き込んで平行遊びややり取りあそびを楽しませよう」を思い出しました。
 まずは私が引っ張られ、押されてドボン。その私を「よいこらしょ」と引っ張りあげます。「押すのではなく、引っ張る」(~ではない~だ)

 今度は押して楽しむKちゃんを反対に「押されて自らドボンとやって楽しむ」Kちゃんに。(~ではない~だ)

 楽しくてしょうがありません。

 この日、二人の大きなお友だちがKちゃんに押されて楽しむ役をやってくれました。その一人がYuくん。彼もドボンと飛び込みます。それに続いて「次はKちゃん!」と誘われてドボン。

 次はHiさんとの「やりとりあそび」です。



 「それ~、プールの中に隠れろ~」「プールの中に飛び込んで逃げろ~!」と言います。
 この日のもう一人の「押され役」を引き受けてくれたSくん。隠れたプールをKちゃんが持ち上げます。このときばかりは感動的でした。なぜなら、相手の姿が隠れると追い鰍ッ回していたKちゃんはとたんに興味を失い、隠れた場所から逃げ去っていたからです。(例えば、ただ押されるだけでなく曲がり角に隠れるとか、傘の中に隠れて探させるという遊びなどをしてきましたが、なかなか続きませんでした。)こうしたあそびの積み重ねと、楽しくてたまらないこの日の気持ちがプールを持ち上げさせたのでしょう。

 プールの中に飛び込んだS君に対しても、自ら入っていって引っ張って外に出そうとするKちゃんがいました。

 テントの中のSくんも見失うことなく発見して、入り口を探し出し、中に入っていっていました。

 そんなSくんにお弁当の時間にソワソワして食べなくなって立ちだしたKちゃんの前に座ってもらいました。すると、さすがです。Kちゃんがまた食べだし、完食しました。



 隠れたYuくんとのやり取りです。




 圧巻はこれからです。
 水がなくてもビニールプールでトランャ潟唐ェできます。



 これまた昨日の話し合いを思い出し、「これだ」とばかりに他のお友だちも誘います。
 皆で立てた「仮説」の通りに取り組みが進むなんて、本当に感激です。
 Kちゃんは平行あそびから、皆で跳びあいっこするやりとりあそびに発展したのでした。



 もう後方から押すKちゃんの姿は見られませんでした。
 お友だちも、こんなKちゃんの姿に安心してあそんでいました。


スリラー全開

2011年07月30日 | 児童デイサービス
 今日から全障研大会です。速報的に紹介します。(詳しくはTさんからの報告に乞うご期待!)
 子どもたちは初日の全体会でスリラーを踊りました。

 JR放出駅から出発。

 Riくんはぽぽろに着くなりいつものようにおもちゃ箱から好きな玩具をあしらって別室へ。そこでいきなり、「Riくん、今から電車乗ってお出かけだよ」と言われたもんだから、納得・承知できるはずがありません。そこへこの日のリーダーのTさんから「先に行きますからね」と無情の声。
 そこで、ボランティアで参加していただいた茨木市のとんぼ福祉会のKさん(Riくんがよく遊んでもらい、大好きな方)と私ですったもんだして結局、このどでかい「心の杖」を持参することに。こっちは真剣でしたが、Riの横について「心の杖」係をする私の姿に爆笑。

 Riくんは電車がすきなんだなぁ。 

 リハーサル前のHちゃん。少し疲れて放心気味。電車の中で、Riくんとの玩具の取り合いバトルがあったものの、うまくクールダウンしながら参加していました。

 リハーサルのSaちゃんはまだ舞台の上でとんぼのTさんと楽しく踊っていました。本番は一人客席まで走り込んで会場から拍手をもらっていました。実はタイガースのユニフォームに身を包んだGeちゃんもハゲカツラをかぶって踊り、本番では最前列で愛嬌を振りまいていました。会場案内係の支援学校の先生にも会って、「何でここにおんねん?!」と無視していました。後ろ姿で写っているYuちゃんは同じく学校の先生に会って嬉しそうでした。





 舞台は百数十名の参加者の熱気でムンムンでした。
 私は、車椅子から降ろしたKくんを後方から介護し一緒に踊りまくりました。ウハウハのKくんでした。本番の写真はTさんのショットに期待しましょう。
 
 詳しくは、リーダーのTさんから報告があると思います。

 

 とりあえず、リハーサルが終わってホッとして思い思いの場所に座り込んでリラックス。
 実はこの場所でお弁当を食べたのですが、他の学童のグループは何となく緊張しながら一つ所に固まって食べておりましたが、ぽぽろの面々は気に入った場所をめいめいがてんでバラバラに選んで食べていました。「ぽぽろらしいなぁ」と言っていました。

 追いかけっこをするKちゃんとアルバイトスタッフのMくん。

 全体会の様子。会場がいっぱいで3階まであがりました。


次回子育て支援教室は交流会

2011年07月28日 | 子育て教室・家族講座
 8月のつるみ・ぽぽろ・たんぽぽ「子そだて支援教室」は「親子交流会~つくってあそぼう!~」です。どなたでも参加できます。
 今回は子どもたちも一緒に親子で団子づくりです。
 団子の粉をこねて、丸めて、湯がいて、黄粉やあんこをつけて、かき氷をのっけて・・・。
クッキーの型抜きをしてオーブンで焼いて…。
 作りながら、食べながらワイワイガヤガヤ交流します。待ってま~す。

日  時:2011年8月26日(金)  午後3時~5時(児童デイ終了後)
場  所:大阪発達支援センターぽぽろ(鶴見区今津北1≠P1≠R2)
     JR「放出」駅下車徒歩12分
参加費用:材料費 一人300円
持ち物:水筒・タオル
申込締切:8月19日(金)
申し込み・お問い合わせはぽぽろ(06≠U9694≠O703)まで。