今日は「地球交響曲第6番」を見てきました。
自然や動物のドキュメンタリーが好きで、一作目から全部見ている
好きなシリーズ。
「地球の声が聞こえますか?」という呼びかけから始まったこのシリーズ。
今回は音がテーマ。5人の人物が登場します。
クジラの鳴き声ーその声は、耳で聞くと言うより、体の奥から響いてきて、
涙を流す人もいるといいます。
私は録音された鳴き声しかまだ聞いたことがないのですが、
それでも何か心の深〜いところに響いてきます。
一度は是非生のクジラの唄を体感したい、そう思って10数年。
そのきっかけとなったのが、ロジャーペイン博士の著書
「クジラたちの唄」でした。
このロジャー・ペイン博士も出演しています。
クジラは、人間には聞こえない低周波から高周波までの声を発して、
遥か彼方の個体同士ともコミュニケーションをとります。
そして、その声にはちゃんとフレーズがあって曲になっているのです。
そしてこの映画の中で、彼はこう言っています。
「鯨たちは唄で世界と触れあってきた。人間は手を器用に使って
技術文明を生み出し、自然を思うがままに変えてきた。しかし、
私達の未来には破滅が見え、彼らの行き方には永遠が見えます。
だから今こそ、鯨や野生動物、そしてガイアの仕組みから大切な物を
学ぶ必要があるのです。」と。
改めてクジラの唄に魅せられ、自然を見習った行き方をしなきゃ
いけないな、と心引き締まり、心に響いた映画でした