昨日は、薬膳Salonのお料理教室に行ってきました。
今回のテーマは「使える生薬」
“生薬”には、●漢方薬の治療に使われるもの。
●薬膳茶や薬酒に利用出来るもの。
●食材として使える“食薬”があります。
『薬膳』では、全ての食材に効能があると考えられています。
●効能が高く
“生薬”に分類されるもの。
●効能は高くはないけど、食べやすく日々の食事に取り入れやすいもの。
五性…体を冷やすか温めるかの度合い
寒←涼←平
→温→熱
五味…酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味(かんみ(塩辛み))に分け、
それぞれ体にどのように作用するか。
帰経…体のどの臓腑や経絡に作用するか。
この3つの要素を鑑みて、効果的に美味しい薬膳料理を作れるといいですね
ということで、今回のお料理
●まず、飲むお薬 No.1・
五味子茶
「五味」をもつという
「五味子」…
収れん作用に優れ、ビタミンCの含有量も高いので、
咳、風邪予防、美肌にも効果的
色もきれい
ほどよい酸味が、体をシャキと元気にしてくれる感じ
日本では手に入らないのが残念
●飲むお薬 No.2
高麗人参とごぼうのポタージュ
生命力の大元である『元気』を最も補う力が高く、血水も補ってくれる
高麗人参
贅沢に生の高麗人参が入ったポタージュは、癖もなくて、
ごぼうの風味と共に優しい味
滋養たっぷり、体に染み渡ります
●薬膳春餅
権威整腸作用の高い
小茴香(フェンネル)、大茴香(八角)、生姜、にんにく、陳皮など、
生薬たっぷりの薬膳味噌。
風味が良くて、お野菜たっぷり頂けちゃいます
●
ぶりの照り焼き 大根ステーキ添え(上)
気血を補い、血の巡りをよくしてくれる
ぶり
オイスターソースと発酵バターの風味が効いて、煮汁で大根も美味しく頂けます
●薬膳ごはん(左下)
気血を補い、むくみを解消し、頭痛やめまいを鎮める
黒豆、
潤いを与え、血を補ってくれる
黒ごま
潤いを与え、滋養強壮によい
黄精(ナルコユリノ根茎)etc.
色々な食感とナッティな風味が噛むごとに美味しい
●杏仁豆腐 イチゴのコンフィチュール添え
肺や腸を潤し、咳を抑え、便秘にも効果的な
杏仁
甘さ控えめ、濃厚な杏仁の風味に、イチゴの甘味がちょうど良い~
普段の食卓にも、取り入れられる“生薬”をチョコチョコッと
して、
美味しく
元気になれる
薬膳を目指したいですね
●●● アロマテラピー&リフレクソロジー POLE POLE ●●●