昨日は、薬膳Salonのお料理教室に行ってきました。
今回のテーマは「薬膳的アンチ・エイジング」
人は誰でも年を取ります。
“加齢”はどんな人にも平等ですが、“老化現象”は、人それぞれ。
なるべく穏やかに、この“老化現象”を迎えたい物ですよね
五臓の中では、生命力の源である
腎が最も関わりがあります。
腎が弱まると
足腰が弱る、腰痛、物忘れ、めまい、耳鳴り、耳が遠くなる、
頻尿、失禁、髪のコシ、ツヤがなくなる、脱毛、白髪
といった現象が出てきます。
腎を養うには、
肝を元気
に保ってあげる事が大切
肝が元気だと
腎を補ってくれます。
そして、
腎もまた
肝も補ってくれるのです。
肝を養うには→血を補ってくれる食材を摂る。
肝の妨げになるストレスを溜めない。気の流れをよくする食材を摂る。
適度な運動で、気血の流れをよくする。
そして、
肺と
脾が元気であれば、
腎にエネルギーチャージ出来る
肺を元気に…深い呼吸で少し汗をかく程度の運動(ヨガや気功)も必要。→肌もツヤツヤに。
脾(胃腸)を元気に保つ。
ということで、今回のお料理は
一足早いおせちのように奇麗な
薬膳八寸。
●血を補ってくれる
黒豆(左下)
血の巡りを良くしてくれる
黒糖も入って、控えめの優しい甘さ
●血や気を補ってくれる
イワシ(田作り)(下真ん中)
血を補う
ナツメエキスや血の巡りを良くしくれる
黒酢で、
さっぱり目で食べやすい。
●肺を潤してくれる
百合根と気血水を補ってくれる
大和芋のプチまんじゅう(中段真ん中)
見た目もキュート
クリームチーズの酷と百合根の甘みがいい感じ
●厚揚げの薬膳醤油焼き 松の実あん添え(右上)
体を温めてくれる
フェンネルや
八角の風味の効いた醤油と、
体に潤いを与えてくれる
松の実で、厚揚げも立派な一品に。
●なま湯葉のあんかけ(左上)
血を補い、お肌に潤いを与えてくれるなま
湯葉。
ショウガの効いたあんで、ほっこり
●薬膳な鶏の治部煮(左)
気を補ってくれる
鶏肉、椎茸、生麩
血を補ってくれる
人参、ほうれん草
気を巡らせてくれる
大根
柔らかい鶏肉と、色んなお出汁を含んだあんが美味しい
●黒い食材でアンチエイジングご飯(右)
黒い食材は、腎を元気にしてくれます。
黒豆、血を補ってくれる
黒米入り。
型抜きして、キレイにトッピングされているとおしゃれですね~
●スペアリブの黒酢ソース
血を補い、体を潤してくれる
豚肉
血の巡りをよくしてくれる
黒酢と
黒砂糖入りのソース。
ガッツリ系に見えますが
ゆでてさっぱり
柔らかいスペアリブ。
黒酢ソースが濃過ぎず旨味があって美味しい
これから何かと飲んだり食べたりする機会が多い季節。
素敵な盛りつけも参考に取り入れて、
体に優しいお正月を迎えたいですね~