ぽれぽれ日記

大泉学園にあるアロマテラピー・かっさサロン
「POLEPOLE」のセラピストによる、
ゆるーい日記(たまーに更新)

「薬膳salon の料理教室・体を温める食薬講座」

2017-02-23 | 薬膳
昨日は「薬膳salon の料理教室・体を温める食薬講」に行ってきました。

寒い季節は、体を温める料理が恋しくなります。
でも、特にミドルエイジからは温め過ぎには要注意

温めすぎるとほてり。汗をかいて、潤いを失ってしまう
       “気”を消耗して、だるくなる という事も。
           
薬膳のポイントは、

温める食材→体調に応じて、量を調節。
(特に効果の高い食材(桂皮など)は、少量ずつ様子を見る)
+潤いを与えてくれる食材+気の巡りを良くしてくれる食材を摂る。


ということで、今日のメニューは




●春の山菜の土佐酢添え+豆腐干すと人参、パクチーのネギ油和え

 苦みのある山菜も歯ごたえよく、体が目覚める〜
 中国食材の豆腐干すの食感もしっかり。
 体を温めるネギ油、
 気の巡りを良くしてくれる香菜の風味も効いていて、爽やか



 
先生が6時間もコトコト煮込んで作ってくださった、鶏の骨のスープ。

は、体を温めてくれる食材。
そして、鶏の骨のスープは、生命の源=腎を補ってくれるスペシャルなスープ

2種類のお鍋で。

●黒ごま入りイカ団子鍋(写真下)
 
 気血を補ってくれるイカ黒ごまをプラス。
 
 黒ごまのプチプチ食感、気と潤いを与えてくれる大和芋も入ってふんわりイカ団子が美味しい
 澄んだ鶏骨スープ一番だし+和風だしはあっさりしながら、体に染み入ります。


●鶏のニラつくね鍋(写真上)

 にら…身体を温め、気血の巡りをよくしてくれる。
    スタミナをつけ、古血を取り除いてくれる作用もあります。

  定番の鶏のつくね、ニラも加えると温活度
  ちょっと白濁した鶏骨スープ2番だしは全くしつこくなくて、深〜い味わい



それぞれのお鍋に具材をプラス。

●あっさり一番だしには、生麩としいたけ(写真下)

●二番だしには、マリネした鶏もも肉ときのこ(写真上)

それぞれの具材の味が加わって、スープの味も更においしく
鶏肉もにんにく、しょうが、陳皮、ネギなどで一晩マリネしておくと、
味もしっかりして温活度ですね〜。



そして、お鍋の〆は、ラーメンで。

気の巡りを良くしてくれるセリ、ニラを薬念(ヤンニョム)で和えたセンジョリ。
体を温めるキムチをトッピング。

深〜い味わいになったスープに、キムチの味、センジョリの風味も加わって、
ラーメンも薬膳度



●ショウガ、シナモン入りなつめ茶

 胃腸を整え、気血を補ってくれるなつめ
 一晩漬けてしっかり煮だしているので、なつめのエキスがしっかり出ていてて、美味しい〜

 ★種に精神を安定させてくれる作用があるので、種も一緒に煮だしましょう

 ショウガ、シナモン、黒糖も加わって、温め度

 シナモン…パウダーや桂枝よりも、桂皮は温める力がとても強いので、
  ほてりやのぼせのある人、妊産婦さんは要注意

スペシャルなお鍋で、滋養たっぷり。身体も潤ってに。
お家で鶏骨スープはちょっとハードルが高いだけに
手間ひまかけて作って下さり、ご馳走さまでした


まだ、もう少し寒い季節が続きますが、

温め+潤い+気の巡りを浴してくれる食材をバランスよくとって、
気持ちよく春を迎えたいですね〜


 

●●● アロマテラピー&リフレクソロジーサロン  POLE POLE ●●●
 
コメント
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