かくれて咲く花

~凛として~

針。

2013-11-14 20:10:00 | Weblog


「すっかり寒くなりましたねえ」というのがこの頃のあいさつの第一声。寒がりの私は、どのタイミングで寒さレベルに合わせて逐次コートを投入していくか思案している。いまくらいなら、通常はハーフコートを着てもいいくらいだけど、今年はまだ出してない。日中外出するときは、ストールを羽織って出るとちょっと寒いですが、まだコートは着ない。これから続く寒さの長さを考えると、もうちょっと待ちたい気分なので。

お願いしていたお洋服をクリーニング屋さんに取りに行くと、「寒くなりましたねえ」「春と秋がほとんどなかったですよねえ」とごあいさつ。うちの近所のスーパーやクリーニング屋さんは、あんまりマニュアル的じゃなくて、パートの人たちは顔なじみになると結構話しかけてくれる(私も話しかける方ですが)。前も「あら、ここほつれかけてますね。お直し代取られるのもなんだから、私がやっておきますから」とスカートを直してくれたり。昨日も「寒いから、サービスしちゃいます。内緒で」とスタンプを多めに押してくれた。こういう人のぬくもりがあるから、気に入ってこの街にずっと住んでいる。

でもやっぱり東京で住んでいるというだけで、いかに身体に結構な負担ががかかっているかを年々感じます。ちょうど九州とアメリカにそれぞれ移り住んだお友達が東京に来ていて、特にアメリカから一時帰国したHさんは、東京の街の「重たさ」、このストレスに対応するためのメンテナンス費用について共感してくれた(これ、税金控除とかしてもらえないでしょうか・・・)。ちなみに私は毎月1回マッサージ、この5月から週1回針に通っているのですが、たぶん地方に住んでいればこんなの必要ないだろうなあと常々思います。課題の免疫力をなんとかアップさせたくて通い始めた針は本当に素晴らしく、人にすすめて回っているのですが、免疫力その他はまだまだ時間をかけて治療する必要があるとはいえ、長年悩まされていた腰痛がいつのまにか消え、しかもお肌がキレイになるという副作用(?)がうれしい。これまでは「えー針を身体に刺すなんて・・・」と、絶対考えられなかったのですが、いつも間違いのない人を紹介してくれるご夫妻が「いろいろマッサージや整体をためしたけど、針がいちばんいいという結論にたどりついた」と断言されるので、教えてもらって勇気を出して行ってみようと思い、歯医者さんで歯を抜かれる前のような緊張感を漂わせつつ「先生、針は痛いですか?(心の声:痛いのなら帰りたいです)」とたずねると、先生はやさしく「痛くないですよ」と。思いきっておまかせすると、ほんとに痛くなかったのでびっくりして安心して、いまや針を打ってもらいながらスヤスヤ寝ているほど。ただ時々チクっと響くところがあって、あとで「ここが痛かったです」というと、その都度「ああ、このツボですね」と人体図(お人形さん)を見せてくれながら、その理由を教えてくれる。だいたいが「ストレス」だったりするのですが

ストレスというのは、だいたいが職場環境からくるものですが、東京で暮らすストレスは東京と地方の両方に住んだことがないと分かってもらえないかもしれませんが、のびのびとしていたい私にとっては、人が多すぎる東京はそこに身を置いているだけで窮屈なのです。私の身体は本当に正直で、疲れきって駆け込むと針の先生は「今週はなにかあったんですか?」と先生はしっかり見抜いておられる。月1マッサージの先生も、もう2年近くかかっていると、カルテでちゃんと体調を管理してくれているので、夏は冷たいものを摂りすぎないように、冬は身体を冷やさないように等々いろいろアドバイスくださり、ただ「もっと寝てください!!!!!」といつも口酸っぱく言われていても、これだけはなかなか実行できていない。理想は就寝23時、起床6時ですが(→お肌のゴールデンタイム:22~2時)、実態は就寝だいたい1時過ぎ、飲みに行ったりすると2時3時、そして起床は6時すぎという感じです。せめて週1回は12時には寝る日をつくりたいです

あしたは朝会議で早いけど、夕方は針!またしばし東京離れて、どこか出かけたいなあ。それがいちばん、元気になれるかも…