かくれて咲く花

~凛として~

The Queen of Triple Axel

2010-03-01 17:55:23 | Weblog


バンクーバー・オリンピック閉幕
真央ちゃんとアイスホッケーくらいかな見るのはと思っていた通り、ほとんど真央ちゃんしか見ていないですが、先週から泣きっぱなしのため、なんだかすごくオリンピックを見たような気になっています。しかしアイスホッケーの決勝戦くらい地上波でやらんかい!!BSでもいいから、早朝の生中継だけじゃなく再放送してよ~~~と絶叫したいくらいアイスホッケーは、1ピリオド20分という、ちょうど集中力が維持できる長さで、あのスピードでぶつかりあい殴り合う氷上の格闘技感、しかもあんな小さいパックをコントロールする神業といい、最高にexcitingで大好きなので、もっと見たかったなあ。カナダvsアメリカの決勝戦は、ペンギンズのFWに最後やられてカナダに負けたということは、PA西部住人にとっては複雑かもしれない。「うお~~負けた~~~しかしあれはウチの選手や~~」と

余談はさておき、フィギュアのエキシビションは楽しかった高橋選手のしっとり感ある演技も余韻があってよかったですが、プルシェンコ選手が実力桁違い感が出ていて(地力という意味で)、楽しめました。現行の採点システムに危機感を抱いて復帰し、ブランクがあったにもかかわらず余裕でビョーンと4回転跳んでしまうという男気に打たれていたのに加え、かなりお茶目な一面があることを知り、すっかりファンになってしまいました男子フィギュアは、なんかquestionableな人が多い気がして(偏見はいけませんが)あんまり関心がなかったのですが、彼のおかげでこれからは男女とも見なきゃと思わせてくれました!

今回のフィギュアではこの記事にあるように、“gold with a flawless but less challenging technical programme”について、単なる真央ちゃんファンであった私も熱くなるほどでしたが、エキシビションを見ると、ゆっくり滑れば優雅で表現力があることになるんか?とかいろいろ素人目にも思うところもあり、プルシェンコと真央ちゃんがやっぱり「本来は」金メダルの実力のように思えました。真央ちゃんの扇子を使った演技もとても可愛らしく、ピンクと黒の衣装もよく似合って、大人っぽい感じでよかったジャンプも軽やかで、そしてのびやかなスパイラルはため息が出るほどやわらかく美しく、ステップもスピンも本当に素晴らしい。うう、真央ちゃんは本当に最高だ!!とまた泣いていたのでしたなんでこんなに私は泣いているんだろうというくらい、真央ちゃんの演技を見ては泣いているのですが、何回見ても魂に響くんですあまりに感動して、着メロを仮面舞踏会にしてしまいましたですよ

エキシビションで、真央ちゃん登場のとき“The queen of the triple axel”と紹介されていて、本当にうれしかった。「トリプルアクセルのマオ」として、歴史にも、人々の心にものこる演技をする選手とみんなが認めているということだと思います。フリーを終えた後のインタビューも、歴史にのこる美しい涙だったと思う。パーフェクトな演技ができなかった悔しさ、というのに私は本当に胸打たれました。自分はあれだけ日々完璧を求めて仕事をしているか、と胸に問うて、本当に恥ずかしくなります。最後に詰めが甘いのは、「8割9割できてればいい」という甘えがないかと。あの真摯な姿勢は本当に尊敬します。エアロもファイティングも、自分に負けない、完璧を目指そうと、真央ちゃんの演技を見た後は、さらに気合いが違っているのでありました。

真央ちゃん本当にたくさんの感動と、そして魂に「熱伝導」を頂きありがとうこのあとすぐ世界選手権があるなんてうれしいし、そして次のソチオリンピックへ出場したいと明言されたことも、本当にうれしいです。真央ちゃんのことばどおり、次は「自然に金メダル」だと思います私にとって、そして多くの人にとって、真央ちゃんは世界一素敵なフィギュアスケーター、そしてアスリートです。世界選手権では、完璧な鐘を鳴らすことができますように体調に気をつけて、「トリプルアクセルの女王」が新しいジャンプを身につけ、これからもますます進化&活躍されることを心より期待&応援しています