かくれて咲く花

~凛として~

忍者めし

2009-07-01 14:28:51 | Weblog


気が付けば今日から7月!
なんやらかんやらでバタバタバタとしているうちに、すっかり間があいてしまいました。でもおかげさまで風邪は治って、元気です

風邪やらなにやらで2週間フィットネスをさぼり、半身浴もしてなかったら、あっというまにプラス2キロ。こりゃいかん!!!と、気合い入れなおしてます。半身浴で汗を流しながら読書というのが至福の時間なんですが、昨今の空前の忍者ブーム(極めて局地的=私だけですが)、まだまだ続いてます。池波正太郎の『忍びの風』1~3を読破。続いて同じく池波作品『忍びの女』に入りました。これはいきなり戦国武将をハニートラップにかけるとこから始まります。古今東西、やっぱり女忍びの籠絡作戦はこれですよ。勉強になります?

池波作品といえばおいしそうなごはんの描写なのですが、戦国で忍びときたら、移動中はゆっくりごはんを食べている暇もない。で、丸い粒みたいなのをひとくちパクっと食べると、これで1日くらいは平気で飛びまわれるというすぐれものを調合して持ち歩いてたんだそうです。そんなものにわくわくしてるもんだから、この「忍者めし」見つけたときはときめきましたですね


「現代忍者たちの小腹満たし」


というキャッチも、忍者好きにはたまらんです。マンゴー味は、いまうわさの宮崎県知事が忍者になっておるようです。小腹がすくたび、ほかのいろんなお菓子に手を出して、まだこの現代忍者めしを試してないのですが、デスクワーク時よりも出張のときとかの方が臨場感があってよさそうですね。

留学時代、「ニンジャはどこに行けば会えるのか?」とアメリカ人によく聞かれましたが、最初は「もう今はいないよ」と答えていたのですが、ある時期からは「日本列島のまんなかあたりの、イガとコウガとよばれる場所にいる」「でも彼らは普段はかくれてるから、必ず会えるとは限らない」とか言って遊んでました。「日本軍が強かったのもニンジャの子孫だからだ」とか、すごく適当なことも言ったりしてました。私と話したアメリカ人が、いまだに忍者がいると思ってくれてるといいなあ。その後インターネットで調べて、「あいつウソついてたな」とか思われてないといいのですが。ま、実際に忍者屋敷とかあるわけだし、ウソついたわけじゃないですよね

昨今いわれている「歴女」とはまた違うんですが、忍者になるための弟子入りは、どこにすればいいのか?などと、真剣に考えている私はアホです。廊下の向こう側に敵が見えた時、甲賀忍びなら「飛苦無(とびくない)」で一発やのになあとか、世が世なら、こっそりお茶にでも毒盛れば済む話ですのになあとか、そういう話に乗ってくれる人材が多い環境も悪いのでしょう。まあ、昔の武将や忍者みたいに命かけてるわけじゃないですしね。公家タイプが多いんでしょうか(?)。

とはいえ私はあんまり走るのが早くないので、第一戦の忍びには不向きかもしれない。町娘に扮して、お団子屋さんなんかで奉行所の人たちやかわら版記者なんかにお茶出して、談笑しながら諜報活動をするとか、そんなのがいいな。あれ?でもよく考えると、いまの仕事って、これに近いといえなくもない・・・かも???


☆そういえば『こいつら100%伝説』というマンガは歴史的におもしろかったですね。あれもよく考えれば忍者ものでした。