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AFPが中華人民共和国の国営通信社CNSのニュースを紹介していた。『54基目の衛星打ち上げ、北斗測位網の完成まであとわずか 中国』と言う。中国版GPSは30基の人工衛星で構成されると言うが、発射された残りの24機の人口衛星はどうしたのだろうか? 中国は着々と大国の道を進んでいるが、まだまだと言う感がする。
【3月11日 CNS】中国・衛星誘導システム管理弁公室によると、3月9日午後7時55分、西昌XiChang衛星発射センターから長征3号乙型運搬ロケットを使い、北斗Beido測位システムの54基目となる測位衛星の打ち上げに成功した。衛星は順調に予定の軌道に乗り、今後、測位網に入りサービスを開始する予定。
北斗測位システムの構築は、北斗1号、2号、3号システムの3段階を経る計画となっている。現在、北斗1号の4基の試験衛星は全て退役し、北斗2号の1基目の衛星から起算すると、これまでに54基を打ち上げており、完成まであとわずかとなった。
北斗3号世界測位システムは、24基の中円地球軌道、3基の地球静止軌道と3基の傾斜地球同期軌道の合わせて30基の衛星から構成される。今回の衛星は29基目、地球静止軌道のものとしては2基目となる。衛星補強システム、短文通信、精密測位などのサービスにおいて重要な役割を担う予定。
中国は5月、最後の1基となる地球静止軌道衛星を打ち上げ、北斗3号システムは完成することになる。(c)CNS/JCM/AFPBB News
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